emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

まだ結婚できない男 最終話

2019-12-25 16:19:19 | 2019秋ドラマ
最終話(第10話) 「幸せになりたくて悪いか!!」

最終回の日、実家にいたので観ることができず、
先週帰ってから観たのですが、色々な雑務があってブログを書く時間がなく・・・

13年ぶりに桑野信介(阿部寛)に会うことができて、一部のキャストはそのままで、この3か月は とても楽しく観させてもらいました!
そして、今回も結婚できず・・・!?
匂わせで終わりましたね~。


最終回は、熟年離婚をしようとしている夫婦の裁判を巡って、桑野と弁護士・吉山まどか(吉田羊)が対決していましたね。
桑野が「異議あり!」と言ったら、
裁判官に「証人に異議申し立ての権利はありません」と言われたシーンには、爆笑してしまいましたwww

桑野が木村(伊藤正之)のために設計した家・・・
「日常生活で使う場所が全てリビングから5歩で直、行ける設計になっています」
「この家全体が、いかに快適に一人暮らしをするか、その一点に集中した設計になってるんですよ」
すごいな!
でも、私も今、以前に住んでいたアパートよりも狭いアパートに住んでいるのですが、なかなか機能的になり、狭い家でもアリだよな~と思っていたところだったので、結構頷きながら食い入るように観ていました(笑)

インテリアが趣味の奥さんに気を遣って、鉄道模型を走らせるのを我慢していたご主人。
「『人は必ず誰かと一緒に暮らしたいに決まっている』そんな固定観念が、女と一緒に暮らすはずだなどという邪推を生んだんですよ!」
と桑野が言い放つと、まどか先生は取り乱し、
「…ダンナさんは好きな模型の趣味を我慢して寂しかったでしょう。
 でも、奥さんだって寂しかったんですよ。
 一人でも寂しいのに、一緒にいてもっと寂しいなんて、そんなの…。
 お互いがほんの少しでも心を開いて、相手の立場に立てば…」
と しどろもどろに・・・。

でも、そんなまどかの言葉が気になり、設計を根本的に見直す桑野。
裁判官から和解を促されていると聞いて、まどかに新しい設計図を見せて
「二人がやり直す気になってもいいように、二人で新しい暮らしを始めるための、そんな家にしてみました」
と、夫婦に提案するようお願い。
「人生100年、一人で平気な人はそれでいいんですがね、あなたがあんまり一人じゃ寂しいとか一人じゃ死ぬとか言うもんだからさ。まぁ、とにかくそういうことです」
なんて取り繕っていましたが。

すると、夫婦は訴えを取り下げ、離婚を取りやめてやり直すことに
まどか先生は「家って、すごい力があるものなんですね。あと、こんなことも言ってました。私と桑野さんのケンカ?を見て、自分たち夫婦はちゃんとケンカしてなかったんだなって思ったって」と話していましたが・・・。
ケンカをしなかったせいで、裁判費用で出費が多くかかってしまいましたね


さてさて・・・
田中有希江(稲森いずみ)は桑野のことを好意的に観ていると思っていたのですが、
「私と桑野さんがいい感じに見えるのは、私があの人に合わせてるだけ。好きでやってる訳じゃないから。私だってホントはあんなメンドクサイ人、嫌よ」とは!
先日の桑野とのもんじゃ焼きが楽しかったと言ったのは嘘で、まどか先生を焚きつけてみただけとは!!
さすがコーヒー店のオーナーだけあって、裏の顔が分からなさすぎ!(まぁ、それは演出上のことかもしれないのでアレですが 笑)

有希江はまどか先生を後押しして、
「桑野さんとあんなにちゃんとケンカできる人、あなたしかいない。ケンカするってことは、ちゃんと向き合ってるってことだから」
と言うので、まどかは長野の母親の元に行くことを桑野に相談したところ、桑野は動揺
「もしかして行かないでほしいって誰かが言ってくれたら・・・ふふふふふっ!そんな感じです!」と言ってまどか先生は明るく別れますが・・・

しばらく経ち、桑野は まどか先生を呼び出して、長野に帰るのはどうなのか?と切々と語り出し、
「そういう訳で、長野に帰るのは止めた方がいいってことです。あなたがいないとつまらないし、寂しくなるので。まぁお母さんのことありますから無理にとは言いませんけど・・・」
と話したら、
まどか先生は「嬉しいもんですね」と泣き出し、「仕方ないですね、帰るの止めます!」と言うと、
桑野は笑って喜ぶものの、さっき大事なところで噛んでしまったからと言い直したいと言い出して!?
「次も泣いたらいいじゃないですか!」と言ってまどか先生を怒らせて、
まどか先生が「変な人!」と言い放って帰ってしまうと、桑野は「なんで?」と訳が分からない様子・・・

桑野は、まどか先生に好意は持っているけど、恋心はまだそれほどでも・・・ということなのでしょうか?
単純に女心を分かっていないというのは分かるのですが、
言い直そうとしたのは照れ隠し?それともただの天然??
そこら辺が私には少し分からず

しばらく経って、「いい加減仲直りしませんか?」とまどか先生が切り出して冷戦は終了し、
二人は以前のような関係に?
それとも先に進んだのかしら!?
匂わせで終わりましたね~

まぁ、私は桑野は結婚しない方がいいと思っていたので(相手になる女性が大変!)、匂わせで終わったことには文句はないのですが、
終盤の長野に帰るのを止めるシーンがよく分からなくて、そこだけモヤモヤしました


でも、全体を通しての感想としては、
クセのある桑野を久しぶりに観ることができて、とても憎たらしいけど愛らしさもある絶妙な嫌らしさを阿部寛さんが見事に再現してくれていて、毎週とても楽しかったです!
建築についても、人生100年を考えた設計や、お一人様で生きるために考えなくてはならないことなど、昨今の社会情勢も盛り込まれていて、勉強になりました。
13年後ではなく、5年後とかそんなスパンで、また桑野に会いたいです!!

見応えのあるドラマを再びありがとうございました!!
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話&第8話 第9話
公式HP(こちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハル ~総合商社の女~ 最終話 | トップ | Athlete Beat #287 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。