emitanの心にうつりゆくもの

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ハル ~総合商社の女~ 第6話

2019-11-26 16:44:41 | 2019秋ドラマ
第6話 「緊急告白…10年前の謎!? 人気ブランド攻防 2人のママが選ぶ道」

先週は実家に行っていて、リアルタイムでは観ていたものの、ブログを書く時間がなかなか無く・・・。
第5話、とても面白くて、和田と海原の仲を疑う経営企画部のみんなの様子をクスクス笑いながら観ていたので、いつか時間のある時に書ければ・・・と思っています
(実家の家族の体調不良がまだ続いているので、しばらく不定期更新になります

さて、今回はアパレルブランドの話。
私は、ハイブランドの服は手は出せないのですが、気に入った「ハイ」ではないブランドの店はあって、
でも、そのお店は私の住んでいる市からは数年前に撤退し、札幌駅近くのデパートからも撤退し、札幌大通公園近くのデパートのお店はまだあるけど・・・ということがあって、今は時々通販サイトで購入しているんです・・・
ということで、けっこう思い当たる話題が入っていたので、とても興味深く観ていました。

アパレルブランド「ファンソフィー」は、15年前に五木商事が株を50%買い取って子会社に。
その頃は富裕層の奥様方にとても人気があったが、最近は一時期の勢いがないという国内ハイブランド。
五木商事の重役会議で売却案件とされ、海原晴(中谷美紀)も、
「確かこれはに厳しい数字ですね。でも、数字だけでは見えないものもありますから、まずはファンソフィーに出向いて会社を知り、経営方針を知った上で検討してもよいかと」と話し、
部員・矢島智明(渡辺邦斗)も「数字だけで判断するより、ここまで頑張ってきた子会社ですから、何か再建の可能性を探るくらいなことはしてもいいんじゃないですか?」「切るだけなら、うちの部署じゃなくても出来ますしね」と発言をしてくれて、
実質的経営者である副社長・久保田英里子(国仲涼子)と面談することに。

矢島も、晴がただの無鉄砲な社員ではないというのが分かって、商社マンとして冷静な発言をするようになっていますね
あとは、カレーマイスター藤尾勝之(山中崇)が、まだまだ保守的な考えでいますが、これから変わるのかどうか??


久保田は、
「このファーの部分にデザインのこだわりがあるんです。
 私たちはプライドを持って商品を生み出しています。
 安易に素材やデザインを変えることは出来ません。
 それにそれは、ファンソフィーを長く愛してくださっているお客様への裏切りにもなりますから」
ということで、ファーや生地の品質を下げることに同意せず、リストラやセカンドラインによる新規開拓も受け入れがたいと

そこで晴が提案したのが、五木商事の系列の通販会社が出している通販サイト内にハイブランド部門を作って、ファンソフィーの商品を出すこと
しかし問題は、利益を生み出すまでに最低でも3年ほど時間がかかるのと、初期投資がかかること。
3年は赤字覚悟になるが、五木商事としては3年の赤字損失を補填することは出来ない、と。
そして、「ポリシーを曲げ、コストカットをし、このまま五木商事の子会社でいるか」と「五木商事の庇護を離れて、リスクを背負って勝負に出るか」の二者択一を迫ることに

新しく通販サイトを立ち上げるというのも、大変なのですね。
そうですよね、やっぱり宣伝をしないとサイトの存在すら知られないですし、通販のメリットがなければ客は定着しないですし・・・


晴は、五木商事からファンソフィーに出向している上原麻美(黒川智花)から、久保田がシングルマザーであることを聞いて、久保田からの回答を待たずに「株は売却するしかないと思います」と会議で提案し、株の売却を決定
その旨を久保田に話すと、売却は了承するが、一つだけお願いとして、通販サイトのプランがほしい、このプランに賭けてみたい、と。
久保田が「ポリシーは曲げないんですもの。リスクは承知の上です」と話すと、
晴は「ありがとうございます。もし五木商事が株を売却したとしても、あなたなら新しいビジネスにトライしてくれるだろう、そう信じていました。だから私は、思い切って売却という判断を下すことが出来たんです」
と喜び、自身の身の上話をすることに。

「別れた夫と私ね、同じ会社の海外支社で一緒に働いてたの。
 そこで結婚して、息子が生まれてすぐに夫婦揃って日本へ帰国の辞令が出てね。
 てっきり二人で社勤務って思ってたのよ。
 そしたら会社の慣例で、夫婦揃っての本社勤務はできないって言われて。
 当然って感じで夫は本社に、私は系列会社への出向を命じられた。
 私も怒ったわよ、女性の社会進出とか言いながら、やっぱり女が犠牲になるのか、そんなのおかしいって。
 そんな時にアメリカから仕事の誘いがあって、思い悩んだ末に夫とは離婚して、息子を連れてアメリカへ渡ったの。
 息子のことを考えたら、離婚しないで家族3人一緒に暮らすべきだったのかもしれない。
 でも、私は自分が納得できる生き方がしたかった。
 だから、息子のためより自分の人生を選んだ。
 別れた夫は、私のエゴだと思っているかもしれない。
 10歳になった息子も、母親のことをそう思ってるかもしれない。
 でも、私は後悔していない。
 だって、自分の人生を選んだことを後悔なんてしたら、息子にも別れてくれた夫にも今までの自分にも申し訳ないでしょう?
 だから、自分の選んだ道を信じて、堂々と歩き続けるんです、誇りを持って」

晴と経営企画部長・和田寿史(藤木直人)の間には、そういうことがあったのですね。。。
夫婦で一緒の建物では働けないという慣例は、私の知っている会社でも聞いたことが
ホント、女性は働き続けるには考えることが多すぎますよね・・・。
そして、どんな結論を出しても正解はないというか・・・。
晴のように「自分の選んだ道を信じて、堂々と歩き続けるんです、誇りを持って」と信じ続けるしかないのかも。


そんなこんなでファンソフィーのことは解決したものの、社内でも和田と晴との交際疑惑はまだ続いているため、
信頼する部下に無用な心配をさせるのは良くないなって思い、夫婦だったことを部内で打ち明けることに
12年前からの2年間夫婦だったが、10年前に五木を辞め、離婚してアメリカに行ったこと、そして再び五木商事に帰ってくるまで和田と同じ部署になるとは思ってもいなかったことを打ち明けると、
川上周平(加治将樹)が「知らなかったこととはいえ、中途半端な噂を流してスミマセンでした。全部話してくださって、ありがとうございます」と言ってくれて・・・
川上も、キチンと謝ってくれるなんて、素晴らしい!
これで部内のギクシャクはなくなるのでしょうか!?

でもでも、和田は副社長兼経営企画本部長・高山雄一郎(奥田瑛二)に呼び出されて、
「お前、実は社長派なんじゃないのか?和田、何を企んでる?お前なぁ、俺を騙せると思うなよ」
と脅されて、久々の副社長登場!(笑)
和田と副社長は、これから対決することになるのでしょうか??


和田の中の人ファンとしては、今までに比べるとあまり和田の出番が無くて少し残念でしたが
部内のみんなを集めて、窓側に立って、両手を前で組んで、緊張した面持ちで過去の結婚歴を話す和田部長を観ている時は、一緒に胃がキューッとなる思いで緊張してしまいました
あとは、ひさしぶりに国仲涼子ちゃんを観て、「やっぱり素敵女子・優華さんだな~!(byホタルノヒカリ)」と、同じ女性ながらも見惚れてしまいました

こういう真面目なお仕事ドラマ、大好きです!
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話
※公式HP(こちら

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