最終話(第11話) 「災害の果ての医療」
西多摩地区を震源とした大地震により大規模な土砂崩れが発生し、有栖川総合病院にDMATの緊急派遣要請が来る。
院長・伊勢崎勝一(國村隼)は、身内が奥多摩にいる内科医・八雲響(大倉忠義)には冷静な判断が出来ないとして出動を認めないが、外科医・小曽根達也(佐藤二朗)らが間に入って、出動を認めてもらう。
奥多摩では、響の幼なじみで看護師・吉岡凜(加藤あい)が近所の女の子・朱音(久家心)と朱音の母と一緒に土砂崩れに巻き込まれており、響の妹・春子(瀧本美織)と祖父・八雲雷蔵(左とん平)は避難所にいて無事だった。
響が雷蔵の自宅付近で凛の名前を叫び続けていると、土砂の下から微かに凛の声が聞こえ、レスキュー隊に掘り起こしてもらい、凛と朱音と朱音の母を見つけ、朱音と母親はすぐに搬出できるものの、凛は下半身が土砂の下敷きになっており、響は凛に赤タグを付けて輸液投与し始める。
土砂を取り除くには30分以上かかる中で、凛は意識がもうろうとしており、肺挫傷と骨盤骨折により体内に大量の出血が出ていて不可逆性ショックを起こしていると考えられ、血圧が低下したままとなり、非常に危険な状況になる。
そんな中、他の現場で新たに要救助者5名(赤タグ)が出て医師の処置を待っているという知らせが入り、ハイパーレスキュー隊隊長・桜庭周作(石黒賢)はレスキュー隊と響らにその現場に行くよう告げる。
響は「今は行けません…」と断るが、凛は「ダメだよ…行って。私は平気だから…」と薄れゆく意識の中で話す。
側にいた看護師長・長谷川久美子(麻生祐未)は、泣きながら凛につけていた計測器具を外して、響に「私は先に現場に行っています。私は、八雲先生がどんな判断をしたとしても、先生が正しいと思います!」と言って去っていく。
凛は響に「ガッカリさせないで。たくさんの人の命救う響、正義の味方…私の自慢なんだから。ゴメンね、辛い思いさせて」と言って自分についた赤タグを黒タグにするように話し、響が「できない」と言うと、凛は「出来るよ、救える命からでしょ?」と話して響に促すため、響はタグの赤い部分をゆっくりと破る。
凛は「奇跡、祈ってるね。泣き虫、頑張れ。頑張れ、響」と微かな声で響を励まし、響は凛の元を離れる。
駆けつけた現場でも要救助者から次々と犠牲者が出ていき、レスキュー隊員らは「人を助けたくて消防に入ったのに…」と無力感にさいなまれ、医師や看護師らもうなだれる。
翌朝、響が朱音の様子を見に行くと、朱音は「ごめんなさい。私のせいで凛ちゃん死んじゃったって」と言って泣き出すため、響は「それは違う。凛は朱音ちゃんを助けたかったんだ。凛は看護師だから」と声を掛けると、朱音が「私、大きくなったら凛ちゃんみたいな看護師さんになりたい」と話すのを聞いて、響はふと何かに気づく。
地震発生から48時間近く経ち、自衛隊側から生存確率の低い生存者の捜索隊を半分にしてライフラインの復旧に当たることが告げられるが、響は「確率とか運とか、どうでもいい。僕ら一人一人の力は初めからちっぽけです。助けられるって期待して今さら無力だって落ち込むのは、ただ気持ちのいい達成感が欲しいだけじゃありませんか?僕は無力です。でも、諦めたくありません!運命とか神様とか今は信じたくないんです。もし天が災害を起こすなら、神が命を奪うなら、奪い返すのは僕ら人間じゃないんですか?そんな起こるはずのない奇跡を期待されて、僕らはここにいるんじゃないんですか?僕には重機は動かせないけど、止血はできます。ロープは扱えないけど、注射は打てます。どうか力を貸してください。お願いします!」と言って頭を下げる。
すると雷蔵が元気のある町の人達を集めてやって来て、「俺達にも手伝わせてくれ!僕達の町だ、何とか役に立ちたい!」「ここいらの地理は俺たちの方が詳しい。案内させてくれ!」と話すため、みんなで連携して生存者の捜索活動を再開する。
長谷川は交代要員を送るという院長に電話を掛け、「私の目に間違えはありませんでした。八雲先生はやっぱり背負える人間です。あんまり見くびらないでください。私たちは院長が作ったDMATですよ」と伝える。
土砂の下から車の中に閉じ込められた妊婦が発見され、響の応急処置の元で救出作業が進められ、無事に救出されてすぐに出産となり、母子ともに助かる。
・・・西東京地震と名付けられたこの地震による被害者は、死者97名、行方不明者256名、併せて353名。
行方不明者の捜索は、今も続けられている。
このたった一つの奇跡と353名という数字は同じ命で、その一人一人に名前があり、その一人一人に家族がいる。
この数字が災害の規模に対して多いのか少ないのかは分からない。
ただ僕らは、353という数字を忘れずに歩いていかなきゃいけないんだ・・・
それから3日が経ち、響は病院の通常業務に復帰し、院長は響に「『もっといい方法はなかったのか?』後になってそう言うヤツは必ずいる。またいなくちゃいけない。だが、現場にいる者にしか分からない事がある。医者が患者の生死を気に病むのはナンセンスだ」と声を掛けると、響は「分かってます」と話すため、院長は「自分を許せ」と声を掛けると、響は頭を下げて去っていく。
春子は有栖川総合病院の病室に戻され、響は凛が奥多摩の自然の音を収録してくれていたボイスレコーダーを春子に聴かせる。
聴いていくうちに、凛の声も収録されており、凛が「(響と春子の思い出の地に)今度は三人で来てもいいかな?ここで春ちゃんのお父さんとお母さんに自己紹介したいなって。私、春ちゃんのお姉さんになります!なんて。まぁ当分無理かな、響、鈍感だから。まったく、デート位誘えっつうの。でも響がそんなこと言えるようになったら、驚いて心臓止まっちゃうかも・・・春ちゃん、響はいい医者になったよ。きっと響が春ちゃんを起こしてくれる」などと話しており、それを聞いた響は涙を流す。
響のPHSに出動命令が入り、響は病室を出ていくが、かけ続けられていたボイスレコーダーの「おはよう、春ちゃん!」という声に春子が反応してゆっくりと目を開け始め、凛の「響、頑張ってるよ。今度褒めてあげてね。春ちゃんに褒められたら、きっと響、一番喜ぶから」という声を聞いた春子は「お兄ちゃん…」とかすれ声を出す。
春子の様子を見に来た脳外科医・伊勢崎紅美(市川実日子)は、春子が目を開けているのを見て慌てて電話を掛けて・・・
というような内容でした。
凛ちゃん、2回も災害に巻き込まれて、今回は死亡・・・
DMAT隊員だったから、自分がどういう状況に置かれているか分かった上で、自分の赤タグを破いて黒タグにさせて・・・
ドラマではあるのだけど、凛ちゃんがどういう思いで土砂の下で一人最期の時を待ったのかと思うと、涙が出てしまいました。
長谷川の「私は、八雲先生がどんな判断をしたとしても、先生が正しいと思います!」という言葉にもグッときました
立ち去る時、響から凛ちゃんに声を掛けてほしかったけどね。
立ち去ることを決断する響、長谷川、桜庭らの苦しい思いがよく出ていて、観ていて色々と考えさせられました。
凛ちゃんは響と結婚したかったのですね
響は気づいていなかったのかな?
まぁ、春子の事で頭がいっぱいだったから、なかなか凛ちゃんとのことまで思いが至らなかった・・・という事にしておこうか
演じている加藤あいちゃんの演技が素晴らしくて、思わず凛ちゃんのことから先に書き始めてしまいました
あいちゃん、こういう役どころが本当にお上手で・・・
大河「平清盛」での清盛の最初の妻・明子役も、若くして亡くなる役だったのですが、とても素晴らしかったです。
(「ごちそうさん」や「聖なる怪物たち」で演じていた強い役より・・・でも「聖なる怪物たち」は展開が破天荒だったからな)
ツイッターで「#DMAT」で検索して見ていた時に、あいちゃんの「平清盛」「聖なる怪物たち」の役どころについてつぶやいている方がいて、私も上のような感じで思っていたので、ちょっと嬉しくなっていました。
・・・話は脱線しましたが・・・
響が、親しい人が災害に巻き込まれてしまった場合にも、(一瞬悩んだとはいえ)冷静な判断を下すまでに成長していった事が、今回も本当に感慨深かったです。
あと、響が生存者の捜索活動を続けようと訴えた後、小曽根先生の響に対する呼び方が「バンビちゃん」じゃなくて「八雲先生」と呼び方が変わっていましたよね~!
そして響の心の声「ただ僕らは、353という数字を忘れずに歩いていかなきゃいけないんだ」という言葉には、「そうだな、忘れちゃいけないんだ。その上で進んでいかないといけないんだ」と自分に置き換えて反省をし・・・
このドラマ、後半の数話はとてもいい展開になっていたと思います。
前半のウジウジ感は少なくして、「涙を流しながら、周りに怒られながらも少しずつ成長していく」というベタではあってもシンプルな描き方にしていた方が、このドラマの最大の特徴である「DMAT」という職業を際立てて描けたのではないかな?と思った今日この頃です。
扱っている題材は、私はとても良かったと思っています。
小さなお子さんや家族全体で観てもいい(考えさせられる)ドラマだったのではないかな?と思いました。
終わりよければ全て良しということで(笑)、とても心に残る最終回で、いいドラマだったと思います
次回の木9ドラマは、wowowとの共作。
我が家はwowowを観ることができないので、そういう人は初めから観ない方がいいのかしら??
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
※公式HP(こちら)
西多摩地区を震源とした大地震により大規模な土砂崩れが発生し、有栖川総合病院にDMATの緊急派遣要請が来る。
院長・伊勢崎勝一(國村隼)は、身内が奥多摩にいる内科医・八雲響(大倉忠義)には冷静な判断が出来ないとして出動を認めないが、外科医・小曽根達也(佐藤二朗)らが間に入って、出動を認めてもらう。
奥多摩では、響の幼なじみで看護師・吉岡凜(加藤あい)が近所の女の子・朱音(久家心)と朱音の母と一緒に土砂崩れに巻き込まれており、響の妹・春子(瀧本美織)と祖父・八雲雷蔵(左とん平)は避難所にいて無事だった。
響が雷蔵の自宅付近で凛の名前を叫び続けていると、土砂の下から微かに凛の声が聞こえ、レスキュー隊に掘り起こしてもらい、凛と朱音と朱音の母を見つけ、朱音と母親はすぐに搬出できるものの、凛は下半身が土砂の下敷きになっており、響は凛に赤タグを付けて輸液投与し始める。
土砂を取り除くには30分以上かかる中で、凛は意識がもうろうとしており、肺挫傷と骨盤骨折により体内に大量の出血が出ていて不可逆性ショックを起こしていると考えられ、血圧が低下したままとなり、非常に危険な状況になる。
そんな中、他の現場で新たに要救助者5名(赤タグ)が出て医師の処置を待っているという知らせが入り、ハイパーレスキュー隊隊長・桜庭周作(石黒賢)はレスキュー隊と響らにその現場に行くよう告げる。
響は「今は行けません…」と断るが、凛は「ダメだよ…行って。私は平気だから…」と薄れゆく意識の中で話す。
側にいた看護師長・長谷川久美子(麻生祐未)は、泣きながら凛につけていた計測器具を外して、響に「私は先に現場に行っています。私は、八雲先生がどんな判断をしたとしても、先生が正しいと思います!」と言って去っていく。
凛は響に「ガッカリさせないで。たくさんの人の命救う響、正義の味方…私の自慢なんだから。ゴメンね、辛い思いさせて」と言って自分についた赤タグを黒タグにするように話し、響が「できない」と言うと、凛は「出来るよ、救える命からでしょ?」と話して響に促すため、響はタグの赤い部分をゆっくりと破る。
凛は「奇跡、祈ってるね。泣き虫、頑張れ。頑張れ、響」と微かな声で響を励まし、響は凛の元を離れる。
駆けつけた現場でも要救助者から次々と犠牲者が出ていき、レスキュー隊員らは「人を助けたくて消防に入ったのに…」と無力感にさいなまれ、医師や看護師らもうなだれる。
翌朝、響が朱音の様子を見に行くと、朱音は「ごめんなさい。私のせいで凛ちゃん死んじゃったって」と言って泣き出すため、響は「それは違う。凛は朱音ちゃんを助けたかったんだ。凛は看護師だから」と声を掛けると、朱音が「私、大きくなったら凛ちゃんみたいな看護師さんになりたい」と話すのを聞いて、響はふと何かに気づく。
地震発生から48時間近く経ち、自衛隊側から生存確率の低い生存者の捜索隊を半分にしてライフラインの復旧に当たることが告げられるが、響は「確率とか運とか、どうでもいい。僕ら一人一人の力は初めからちっぽけです。助けられるって期待して今さら無力だって落ち込むのは、ただ気持ちのいい達成感が欲しいだけじゃありませんか?僕は無力です。でも、諦めたくありません!運命とか神様とか今は信じたくないんです。もし天が災害を起こすなら、神が命を奪うなら、奪い返すのは僕ら人間じゃないんですか?そんな起こるはずのない奇跡を期待されて、僕らはここにいるんじゃないんですか?僕には重機は動かせないけど、止血はできます。ロープは扱えないけど、注射は打てます。どうか力を貸してください。お願いします!」と言って頭を下げる。
すると雷蔵が元気のある町の人達を集めてやって来て、「俺達にも手伝わせてくれ!僕達の町だ、何とか役に立ちたい!」「ここいらの地理は俺たちの方が詳しい。案内させてくれ!」と話すため、みんなで連携して生存者の捜索活動を再開する。
長谷川は交代要員を送るという院長に電話を掛け、「私の目に間違えはありませんでした。八雲先生はやっぱり背負える人間です。あんまり見くびらないでください。私たちは院長が作ったDMATですよ」と伝える。
土砂の下から車の中に閉じ込められた妊婦が発見され、響の応急処置の元で救出作業が進められ、無事に救出されてすぐに出産となり、母子ともに助かる。
・・・西東京地震と名付けられたこの地震による被害者は、死者97名、行方不明者256名、併せて353名。
行方不明者の捜索は、今も続けられている。
このたった一つの奇跡と353名という数字は同じ命で、その一人一人に名前があり、その一人一人に家族がいる。
この数字が災害の規模に対して多いのか少ないのかは分からない。
ただ僕らは、353という数字を忘れずに歩いていかなきゃいけないんだ・・・
それから3日が経ち、響は病院の通常業務に復帰し、院長は響に「『もっといい方法はなかったのか?』後になってそう言うヤツは必ずいる。またいなくちゃいけない。だが、現場にいる者にしか分からない事がある。医者が患者の生死を気に病むのはナンセンスだ」と声を掛けると、響は「分かってます」と話すため、院長は「自分を許せ」と声を掛けると、響は頭を下げて去っていく。
春子は有栖川総合病院の病室に戻され、響は凛が奥多摩の自然の音を収録してくれていたボイスレコーダーを春子に聴かせる。
聴いていくうちに、凛の声も収録されており、凛が「(響と春子の思い出の地に)今度は三人で来てもいいかな?ここで春ちゃんのお父さんとお母さんに自己紹介したいなって。私、春ちゃんのお姉さんになります!なんて。まぁ当分無理かな、響、鈍感だから。まったく、デート位誘えっつうの。でも響がそんなこと言えるようになったら、驚いて心臓止まっちゃうかも・・・春ちゃん、響はいい医者になったよ。きっと響が春ちゃんを起こしてくれる」などと話しており、それを聞いた響は涙を流す。
響のPHSに出動命令が入り、響は病室を出ていくが、かけ続けられていたボイスレコーダーの「おはよう、春ちゃん!」という声に春子が反応してゆっくりと目を開け始め、凛の「響、頑張ってるよ。今度褒めてあげてね。春ちゃんに褒められたら、きっと響、一番喜ぶから」という声を聞いた春子は「お兄ちゃん…」とかすれ声を出す。
春子の様子を見に来た脳外科医・伊勢崎紅美(市川実日子)は、春子が目を開けているのを見て慌てて電話を掛けて・・・
というような内容でした。
凛ちゃん、2回も災害に巻き込まれて、今回は死亡・・・
DMAT隊員だったから、自分がどういう状況に置かれているか分かった上で、自分の赤タグを破いて黒タグにさせて・・・
ドラマではあるのだけど、凛ちゃんがどういう思いで土砂の下で一人最期の時を待ったのかと思うと、涙が出てしまいました。
長谷川の「私は、八雲先生がどんな判断をしたとしても、先生が正しいと思います!」という言葉にもグッときました
立ち去る時、響から凛ちゃんに声を掛けてほしかったけどね。
立ち去ることを決断する響、長谷川、桜庭らの苦しい思いがよく出ていて、観ていて色々と考えさせられました。
凛ちゃんは響と結婚したかったのですね
響は気づいていなかったのかな?
まぁ、春子の事で頭がいっぱいだったから、なかなか凛ちゃんとのことまで思いが至らなかった・・・という事にしておこうか
演じている加藤あいちゃんの演技が素晴らしくて、思わず凛ちゃんのことから先に書き始めてしまいました
あいちゃん、こういう役どころが本当にお上手で・・・
大河「平清盛」での清盛の最初の妻・明子役も、若くして亡くなる役だったのですが、とても素晴らしかったです。
(「ごちそうさん」や「聖なる怪物たち」で演じていた強い役より・・・でも「聖なる怪物たち」は展開が破天荒だったからな)
ツイッターで「#DMAT」で検索して見ていた時に、あいちゃんの「平清盛」「聖なる怪物たち」の役どころについてつぶやいている方がいて、私も上のような感じで思っていたので、ちょっと嬉しくなっていました。
・・・話は脱線しましたが・・・
響が、親しい人が災害に巻き込まれてしまった場合にも、(一瞬悩んだとはいえ)冷静な判断を下すまでに成長していった事が、今回も本当に感慨深かったです。
あと、響が生存者の捜索活動を続けようと訴えた後、小曽根先生の響に対する呼び方が「バンビちゃん」じゃなくて「八雲先生」と呼び方が変わっていましたよね~!
そして響の心の声「ただ僕らは、353という数字を忘れずに歩いていかなきゃいけないんだ」という言葉には、「そうだな、忘れちゃいけないんだ。その上で進んでいかないといけないんだ」と自分に置き換えて反省をし・・・
このドラマ、後半の数話はとてもいい展開になっていたと思います。
前半のウジウジ感は少なくして、「涙を流しながら、周りに怒られながらも少しずつ成長していく」というベタではあってもシンプルな描き方にしていた方が、このドラマの最大の特徴である「DMAT」という職業を際立てて描けたのではないかな?と思った今日この頃です。
扱っている題材は、私はとても良かったと思っています。
小さなお子さんや家族全体で観てもいい(考えさせられる)ドラマだったのではないかな?と思いました。
終わりよければ全て良しということで(笑)、とても心に残る最終回で、いいドラマだったと思います
次回の木9ドラマは、wowowとの共作。
我が家はwowowを観ることができないので、そういう人は初めから観ない方がいいのかしら??
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