イノセンス 冤罪弁護士 第２話

第２話　「息子は無実です　実験で母子を救え」

今回は、コンビニで強盗致傷をしたとして逮捕されたが容疑を否認している男性の、起訴前弁護での話でした。

テレビ局の報道ディレクター・有馬聡子（市川実日子）がＳＮＳで発信していた
「『容疑者』というのはマスコミが作り出した報道用語です。
　どれだけ可能性が高くても、裁判すら始まっていない段階で、犯罪者のように扱う報道の在り方には疑問があります」
という言葉は、私も学生の時に刑事訴訟法の授業で教わりました。
このブログでも「被疑者」と書こうと気をつけていた時期があったのですが、いつしかドラマで使っている「容疑者」という言葉を使ってしまうことも多くなり・・・

有馬は、冤罪事件ばかりを追いかけていて、記者クラブを出禁になっているのですね。
冤罪事件へと駆り立てるキッカケが何かあったのでしょうか？
そして、弁護士・黒川拓（坂口健太郎）が弁護士を志したキッカケや、黒川と東央大学物理学科准教授・秋保恭一郎（藤木直人）の関係性も詳しそう？
秋保とは打ち解けてなさそうですけど

黒川は、東央大学の理工学部で秋保と先輩後輩の関係だったが、３年から法学部に移って弁護士に。
黒川の部屋にあった新聞スクラップには、『東央大学の女子学生が殺害されて交際相手の男子学生が逮捕され、犯行を否認していたが、物証と状況証拠により無期懲役の判決が出た』ということが書いてありましたが、その事件又は判決がキッカケなのですかね？
そして、黒川は和倉楓（川口春奈）から父親であり最高検察庁次長検事の黒川真（草刈正雄）について尋ねられ、
「反発かぁ・・・そう言われるとそうかもしれませんね。あの人は、人は変われないと思ってるから」
と話していたのも、これと関係しているのか気になります。
検察官・指宿林太郎（小市慢太郎）は
「『疑わしきは罰せず』というのは、あくまで原則です。私はあなたの父上から『疑わしきは疑われるだけの根拠がある』と教わった。被疑者や被告人の利益を考慮するのは、あなた方の職分だ。不起訴を勝ち取りたいのなら、それなりの材料を用意してください」
と話していましたね

あとは、秋保が見ていた遊園地での写真 と 黒川の持っていた新聞スクラップ は関係があるのかどうか？
秋保が遊園地？で女性と男性と写った写真が出ていて、男性の顔は黒く塗りつぶされていたけど・・・


・・・と、事件本体よりもサイドストーリーの方が気になってしまいました


事件本体も、ゲストキャストの名演は見応えがあったと思います！
母親だけの家庭に育ち、10代の時に何度も補導されていたなど、色々な先入観から逮捕されてしまった十勝岳雄（山田裕貴）。
そのことにより、和倉も母子家庭で育ったことや、パラリーガル・城崎穂香（趣里）はシングルマザーで、二人とも世間の目を気にしながら頑張っている姿は伝わってきました。

でも、事務所内のやりとりで企業法務部門と刑事部門のそれぞれに人が多すぎて、脇にそれた話が長く感じてしまったりとか、
ガソリンスタンドの監視カメラの映像は、たぶん時間がずれていたのだろうな～と、だいたいの視聴者は思ったのではないか？とか、
どうも話の流れがワクワクしなくて
演出？脚本？？

黒川が釈放された岳雄に
「正直、大変だと思います。
　一度疑われた人間に対して、偏見の目が向けられるのは仕方ありません。
　十勝さんの場合、今回は無実でも、それ以前の素行が悪かった。
　だから疑われた訳です。
　でも僕は、人は変われると信じてますから。
　偏見を覆したいのなら、十勝さん自身でそれを証明してください」
という言葉は、とても良かったです


ということで、もう少し面白くなると嬉しいな～と願いつつ、視聴継続は決まっているので（笑）、ゆるっと感想を書き続けていきたいと思っています。

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最後に、直人さんについて少しだけ。

今回も放送が始まってから30分以上経過してから登場
しかも、登場時間も少なく
秋保の実証実験って、どれくらいお金がかかっている設定なのですかね？
「こんなにお金がかかっている！」って、もっと強調してもいいと思うのですが～。

和倉が、事件のカラクリが全然分からず、秋保に説明を求めた時に「説明は断る。まずはお茶だ」と言ったところでプッと吹き出しました

・・・それくらいかな（爆）
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