スターマン・この星の恋 第９話

第９話　「宇野家に大事件！お迎え襲来」

星男（福士蒼汰）は宇野佐和子（広末涼子）に、「働きたいんだ。僕、ちゃんとみんなの役に立ちたいんだ」と話す。
初出勤の日、佐和子は星男のために楽しそうにお弁当を作るが、子供たちを起こすのを忘れてしまい、長男・大（大西流星）は不機嫌になる。
そして、学校に着いた大は、佐和子に持たされたタオルに「星男☆」と名前が書いてあったのを見てさらに怒りを見せ、学校から戻ると、リュックに財布やバナナなどを詰めて、誰にも何も言わずに家を出て行ってしまう。
星男が出勤しようとすると、重田信三（國村隼）がやって来て、星男に「何があっても我々の能力を使ってはならない」と忠告する。
佐和子の勤めるスーパーの惣菜部では、ギクシャクした雰囲気を打開しようとしているうちに重田と主任・前川浩介（石井正則）が口論となり、重田は自分が宇宙人であると宣言して首を一回転させてしまい、佐和子は慌てて笑い飛ばしてごまかそうとする。
臼井祥子（有村架純）は、帰り際にトイレで、自分も首を一回転できるのではないかと思って何度もチャレンジしてみると、半回転して首が止まってしまい、戻らなくなる。
祥子は、重田を呼んで首を戻してもらうが、重田は祥子が宇宙人の能力を持っていることに疑問を感じ、祥子の頬に両手をあてて目を近づけて交信しようとするが、何も感じなかった。
そのやり取りをしているところを、通りがかった安藤（山田裕貴）と重田の妻（角替和枝）が目撃してしまい、誤解して怒って去っていく。
星男は佐竹幸平（ＫＥＮＣＨＩ）らから誘われていた林業の仕事を始め、富山（村松利史）は星男に「俺たちの仕事はな、地球にとって必要な仕事なんだ。森っていうのはな、地球にとって大切な物なんだ。森が元気じゃないと、地球も元気じゃなくなっちまう。俺たちはその森を守っているんだからな。すごいだろ」と話す。
そんな中、幸平が木の上から落ちてしまい、星男は超人的なスピードで助けに行くが、幸平は足を強打してしまい、星男は足に手をかざして治そうとするが、途中で自分が特殊能力を使ってしまったことに気づいて落ち込んでしまう。
幸平は星男に握手を求め、「ありがとう。ごめん、正直な気持ちを言う。ちょっと何だよって思った。俺、このあたりの山じゃ負け知らずでさ、何だよ俺よりスゲえじゃん、何で隠してんだよって。それで助けられるなんてさ。超カッコ悪いじゃんかよって。そんなこと考える俺が男として小さかったんだ。すまん！ほんと、ありがとう」と話す。
仕事を終えた佐和子は、須田節（小池栄子）のバーに行き、星男が能力を使ってしまったことについて落ち込んでいるのを見て「しょうがなかったんでしょ。それに仲間助けたんでしょ。今回だけは許してあげる」と声を掛ける。
星男が「カッコいいですよね、この星の男たち。なんか素敵だな」と話すと、節は「この星の女も、かなりイケてますわよ」と話し、佐和子は「でも私は、星男の星、見てみたいな。だって好きな人の田舎でしょ。見てみたいに決まってんじゃん」と話す。
星男が幸平の事を節に勧めると、節は「そんなの分かってるよ。だからキープしているんじゃん。色々あったけど振り返ると身近な男ってパターン好きだけど、『色々』がまだ足りないんだよね」と話す。
そんな中、佐和子の元に大が家に戻らないと祖母・美代（吉行和子）から連絡が入り、佐和子と星男と節は慌てて宇野家に行き、星男があちこち探しに行くが、その間に大は家に帰ってくる。
大は「家出してみたんだよ。したけど、バカバカしくなって、止めて帰ってきた。つまんない、田舎の小学生…駅になんて行けないよ、駅員さん同級生のお父さんだし。電車にも乗れやしない。で、ここらをフラフラ歩いてさ、どうなるかも想像つくし、大体・・・助けてくれるのは星男さんなんだ。よく分かんないけどさ、特殊な能力発揮しちゃって、危険なのに平気で助けるんだよ、僕を。目に浮かぶんだよ」と話す。
そして大は「ちゃんとしようって事だよ。雑なんだよ。いちいちそういうの嫌なんだよ。俺が星男さんに焼きもちを妬いているとか思ったんだろうけど、そうじゃないし。何もかも大雑把すぎなんだよ。考えなさすぎなんだよ。もっとちゃんと考えてよ。お母さんだけじゃないよ。星男さんは違う星の人なんだよ。地球の人じゃないんだよ。ちゃんと考えたことあるの？星男さんも星男さんで、朝から呑気に納豆なんか混ぜてご機嫌な顔してるし。お母さんが星男さんの事好きなの分かるけどさ、好きなだけじゃダメじゃん。どうするのこれから？例えば保険証とか住民票とか年金とか税金だって払わなきゃ、この星で暮らしていけないんだよ。星男って名前の人、現実には存在しないんだからね！あと、もう一つだけ言わせてもらう。舞い上がりすぎ！星男さんが凄い速さで走るとかって、当たり前の事だと思うんだよね。俺たちから見たら凄いけどさ、星男さんにしたら別に普通の事だし、そういう星の人なんだから・・・言い過ぎました、ごめんなさい」と話すため、星男は「言い過ぎなんかじゃないよ。ありがとう」と声を掛け、佐和子は「ごめんなさい。でも、出て行ったりしないで」と声を掛ける。
大が自分の部屋に行った後、佐和子は「なんかいいもんだね、息子に叱られるって。ちょっと幸せ。でも凄いよね、私なんかこんなダメな母親なのにさ。子供はちゃんと育つっていうかさ」と話すと、美代は「大の言っていることは正しい。だから反省はすべきだと思うわね。でも、落ち込む必要は無いわ。あの子はあなたの事が大好きだから、あんな風に言ってるんだから」と声を掛ける。
佐和子と二人っきりになった星男は「子供にあんな風に言わせるなんてダメな父親だよね。僕は何も出来てない。今日も仕事場でみんなにチヤホヤされたけど、それは大の言うとおり、僕にとっては単に生まれ持っての能力で、努力したわけじゃないし。全部そうだよ、大の言うとおり。そう考えたら、僕はここでは全然ダメな男で、何も出来ない男で・・・」と話すため、佐和子は「いいじゃん、それが星男なんだからさ。星男からしたら普通の事でも、私たちからするとやっぱり凄いし、助かったりしているし」と励ます。
しかし、星男がまだ落ち込んでいるため、佐和子は「もう、せっかく前向きに考えようとしているのに！だったらもう使わないで、星男の能力。無くていい、そんなの。何にも無くていい。地球の普通の男になって」と話すが、星男は「そしたら…普通以下だよ。僕は佐和を幸せになんてできないんじゃないかな」と話すため、佐和子は「幸せにしてもらおうなんて思ってないよ。幸せってしてもらうもんじゃないし、自分でなるもんだし。だって私は星男が宇宙の人だって分かる前から、星男の事が好きだったんだよ？星男の能力に期待なんかしてないし求めてない。ってか、使わないでって言ってるし。私は星男といると楽しいし、幸せな気持ちになれるから一緒にいたいんだよ。『僕は君の事を幸せにできない』なんてさ、男の思い上がりだよ。宇宙共通なんだね、男って。基本後ろ向きだし、打たれ弱い。『私のために』とか考えなくていいの！そんなの長く続かないんだから！自分がどうしたいかを考えて！」と言ってしまい、星男は無言になる。
一人になった星男が空を見上げていると、今までにない強い光が現れてきて、その光に重田も祥子も気づき・・・


というような内容でした。

来週が最終回！？
そのことに一番ビックリしました
もう少し佐和子と星男が今の生活を続けてから、宇宙からのお迎えか何かがあると思ったので・・・。
「第３の星男」（今の「宇宙人・星男」）の期間をもう少し観てからじゃないと、もし来週星男が宇宙に行く展開になったとしても、感情移入がしにくいかも
「黒星男」だったら「行かないで！！」って即思いますが（えっ！？　笑）

家出から帰ってきた大の言葉、いちいち「ごもっとも！」でしたね。
でも、大が怒っているのは、私も「ヤキモチ」だと思っていました
大人だね～、大くんは！
節が「しかし賢いね、大は。将来が楽しみだ。顔も可愛いしね」と言った後に次男・秀（黒田博之）君を映したのには、制作者側の悪意を感じましたが
秀君のこと、私は可愛いと思ってるよ！！

私も星男の「保険証とか住民票とか年金とか税金」の事は気になっていました。
「その問題を解決するためにタツヤの戸籍を使ってみるけど、それを聞きつけたタツヤの元・仲間が襲撃に来るのかな！？」なんて勝手に想像したりしていたのだけど、あと１話じゃ描けないですよね（笑）

祥子は、宇宙人の能力を持っていたのですね！
でも不完全？だから、半周で首が止まってしまって
重田さんがいてくれて良かったね（笑）
でも、それで重田さんはまた奥さんと安藤君に疑われてしまいましたが
重田の奥さんが「宇宙人銀座か！ここは！」と言っていて、私も「他にも宇宙人がいるんじゃないか！？」と思っていたのだけど、どうなんですかね？
（でも、あと１話だし・・・もういないかな？）

節は幸平の事を「キープしている」のですね（笑）
『色々』がまだ足りないのですか・・・気持ちは分かりますけど。
でも、節のような美貌だから、そんなことが言えるのだと思いますけどね

来週、スッキリとまとまるといいなぁ～

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