最終話(第10話) 「100倍返しなるか 最後に土下座をするのは誰だ!~衝撃の結末!!友情か?裏切りか?」
東京中央銀行本部営業第二部次長・半沢直樹(堺雅人)の元に、同期でタミヤ電機経理部部長・近藤直弼(滝藤賢一)は現れず、同じく同期の渡真利忍(及川光博)が電話を掛けても留守電に変わり、連絡を取ることが出来ない。
翌日、半沢は頭取・中野渡謙(北大路欣也)に常務・大和田暁(香川照之)に関する報告書を見てもらい、中野渡から「これだけのことをするからには、もし負けた時失うものは大きいぞ」と言われるが、半沢は「覚悟の上です」と話し、3日後の取締役会で議題に上げてもらえることになる。
半沢は近藤の留守電に「いつもの場所で待っている。何時まででも待っているからな」とメッセージを入れ、剣道の道場でずっと待っていると、夜11時過ぎに近藤は現れる。
二人で激しい稽古をした後、半沢は近藤に「生きてくって大変だな。時々思うよ、何で銀行員なんかになっちまったんだろうって。ノルマはキツイし、同僚とする話はいつも金や人事の事ばかりだ。転勤はつきもので、そのたびに家族には辛い思いをさせる。一つでも汚点を作ればすぐに出向だ。お前みたいになりたくもない病気になっても、周りの奴らから謝罪の言葉の一つもない。なった人間が悪いと言わんとばかりに片道切符の島流しだ。だがお前は自力で戻ってきた。広報部はお前の夢だったんだろう?それを手に入れたんだ。いいじゃないか、それで。何でだろうな、裏切られた気がしない。お前はタミヤ電機を立て直そうと必死に頑張った。その結果、田宮社長を説得して証言を手に入れることが出来たんだ。だったらそれをどう使うかはお前の自由だ。お前はそれを使って、銀行復帰を果たした。それはお前の実力だよ。俺がお前でも同じことをしたと思う。誰だって生きていくには金も夢も必要だ。お前は銀行員として当然の選択をしただけだ。元々俺が一人でやるべきことにお前を巻きこんじまったんだからな。お前は何も悪くない。よかったな、銀行に戻れて」と声を掛ける。
翌日、半沢と渡真利は、新たな証拠を得るための策を練るが中々考え出せず、半沢は「やっていることは一緒だな、大和田と。結局俺は大和田と同じ穴のムジナなのかもしれない」と苦笑いするが、渡真利は「同じじゃない。大和田は自分の保身のためなら簡単に人を切り捨てる人間だ。でもお前はいつだってまずは誰かのために動いてきた。お前に助けてもらった人間はたくさんいるんだぞ。お前は大和田とは違う。全然違うよ。だから負ける訳にはいかないだろ」と声を掛ける。
そんな中、金融庁から書面が届き、半沢が先日の検査で受け入れた態度に問題があるという指摘を受けたため、次の取締役会で半沢の処分案が議題に上がることが分かり、半沢は営業第二部部長・内藤寛(吉田鋼太郎)から「お前を出向させるために仕組まれた事かもしれん。とにかく何とか乗り切れ!」とハッパをかけられる。
その夜、帰宅した半沢は妻・花(上戸彩)に出向になるかもしれないと話すと、花は先日金沢で自分が作ったネジを持たせて「黙ってやられるつもりなんかないんでしょ、大和田なんかに。いろんな思いはあるかもしれないけど、ここまでやってくれた直樹を天国でお義父さん、ものすごく誇りに思っていると思う。銀行を変えたいって話してくれたけど、私すごく感動したし、応援したいって思った。私、あなたを一人の人として尊敬するわ。だからさ、これで負けたら負けたでいいじゃん。直樹から見たら銀行なんてこんなに大きいかもしれないけど、世間から見たらこんな(小さい)もんよ。出向になれば外から銀行を見れるわけだし。銀行を変えていくのにいい経験になるんじゃない?出向が怖くて銀行員出来るか!そんな気持ちでさ、大和田にぶち当たれ!」と声を掛ける。
翌日、半沢は頭取に、タミヤ電機社長の証言が取れなかったことを報告すると、頭取は「証明出来なければこれ(報告書)はただの紙くずだ。銀行員にとって最も必要な物は何だと思う?人を見る力だよ。金勘定は二の次だ。私は君という男を見て、伊勢島ホテルの全てを託した。そして生き延びることが出来た。お前、大和田常務の何を見てる?メガバンクの常務などという肩書きを外せば、あの男も君と同じ一銀行員であり、一人の弱い人間なのかもしれない。そこを見落とすと、彼には勝てないんではないか?」と声を掛ける。
半沢は、何故大和田が迂回融資という危ない橋を渡ったのかを渡真利と近藤に調べてもらうことにし、半沢は伊勢島ホテルの専務・羽根夏子(倍賞美津子)に会いに行き、「120億円の運用損失はただの事故だったのでしょうか。伊勢島が二度と同じ問題を起こさないためにも大和田のような男にはキチンと責任を取ってもらわねばならない。そのためにはあなたの証言が必要です」と話すと、羽根は「あの損失は間違いなく事故よ。でもそれを(大和田常務が利用した)・・・せいぜい気をつけるのね、大和田常務には」とだけ言い残して去っていく。
帰り道、どしゃぶりの中を走っていた半沢の前に大和田が通りかかり、半沢が25年前の父・慎之助(笑福亭鶴瓶)の事を話すと、大和田は「一向に君の事は思い出せないな。ただ、仕事の質にこだわって経営破たんした哀れなネジ工場の事は何となく思い出したよ。自動化やコストカットをいくら勧めても首を縦に振らない立派な職人さんだったが、私の言う事さえ聞いていれば自殺などしないでも済んだのにねぇ」と話すため、半沢は「私の父は銀行に殺されたも当然だった。銀行に時効などありませんよ。覚えていようといるまいと、あなたのしたことの責任はキッチリと取っていただく。人の善意は信じますが、やられたらやり返す、倍返しだ!それが私の流儀なんでね」と言い放つ。
行内に戻った半沢は渡真利に、先日の検査の時に金融庁検査局主任検査官・黒崎駿一(片岡愛之助)が大和田の提案(羽根専務を社長にするという)を受け入れたのは大和田が黒崎と通じているからではないか、しかし疎開資料の事を黒崎にリークしたのは大和田とは考えられないと話していると、半沢の部下・小野寺順治(牧田哲也)が疎開資料について融資部が不審な動きをしていたことを言ってきたため、融資部次長・福山啓次郎(山田純大)を半沢が問い詰めると、疎開資料の件は取締役・岸川慎吾(森田順平)に頼まれたことを白状する。
半沢は、岸川が大和田を裏切ろうとしていたと察知し、岸川と黒崎のつながりを懸命に調べる。
夜になってもつながりが見つからない中、半沢の元に花が差し入れを持って現れ、銀行員の妻たちが集まった婦人会で話されていた事を書き溜めたノートを見せ、最近岸川の妻(松居直美)が娘が金融庁の人間と結婚することで銀行員として本当は良くない事をしているのではないかと悩んでいるということを伝える。
それを聞いた半沢は岸川の家に急行し、娘が結婚する金融庁の人間=黒崎であることが分かったため、半沢は「そういうことなら今回の黒崎の行動は大問題です。当行に個人的な関係があることを隠して、金融庁検査で検査官として赴任してきたのが上に知れたら、タダじゃ済まない。あなたは大和田常務にも結婚の弱みを握られ、操り人形になるしかなかった。そんな状況によほど嫌気がさしたのでしょう。あの金融庁検査であなたは大和田を裏切った。上層部が皆吹き飛べば、じき頭取も夢ではない、そう黒崎に吹き込まれでもしましたか?娘婿である黒崎を可愛がる気持ちは分かりますが、金融庁と内通し、当行に不利益をもたらそうとしたこの罪は重いですよ。娘さんはさぞ残念がるでしょうね。せっかく金融庁のエリートと結婚できるはずが、目前で水の泡だ。この件はマスコミにも流させてもらう。そうなったら一番の被害者は娘さんですね。関係ない娘さんを巻き込んだのはあなたと黒崎です。そこまで娘さんの事を思う気持ちがあるのなら、あなたはまだ真っ当な人間だ。何が正しいか判断できるはずです。もう誰も守ってはくれませんよ。銀行員として何をすべきか、よく考えてください」と言って帰って行く。
取締役会当日、半沢は取締役会で大和田に関する報告書の説明をするが、大和田はやましい事は何もしていないと言い放ち、妻であるラフィット社長・棚橋貴子(相築あきこ)は以前からタミヤ電機社長・田宮基紀(前川泰之)の知り合いであり、融資を受けた3,000万円は今後出資に切り替えてもらうか一度返済するつもりであると妻が話していると反論する。
すると半沢は、ラフィットは大赤字で5年前には借金が1億円を超えていて町金にまでお金を借りていて、大和田自身も預金残高がマイナスになっていることを明かす。
大和田が恫喝すると、半沢は「この銀行にまだモラルなんてものが存在するんですか?私の言っていることと大和田常務の言っている事、どちらが正しくてどちらが間違っているか、少し考えればどなたにでも分かるはずです。しかしみなさんは、これまでずっとこのテーブルの上で、黒だと思っていることを詭弁で白にすり替え続けてきました。その結果が今のこの東京中央銀行です。大和田常務、あなたは私におっしゃいましたね。メガバンクはこの国の経済を支えている、決して潰れてはならないと。おっしゃるとおりです、銀行は決して潰れてはならない。ですが私たちは、そのことにこだわるあまり、いつの間にか自分たちの事しか考えない集団になっているんじゃありませんか?弱い者を切り捨て、自分たちの勝手な論理で平気で人に押し付ける。問題が先送りされ、誰一人責任を取ろうとしない。くだらない派閥意識でお互いに牽制し合い、部下は上司の顔色をうかがって正しいと思う事を口にしない。そんな銀行はもう潰れているようなものです!世の中には本当に銀行の力を必要としてる人や企業がたくさんいます。彼らを裏切り続けるなら、私たちはもう存在していないも同然じゃないですか。これ以上ごまかし続けるのは止めましょう。黒は黒、白は白です。そうは思いませんか?岸川部長」と話す。
すると岸川は、迷いながらも「すみません、大和田常務。私はこの報告書にかかれている事を認めます!全部大和田常務の指示に従って私が実行いたしました!俺だってこんな風になりたくなかった!」と白状して泣き崩れる。
大慌ての大和田に対して半沢は「見苦しいですよ。これはあなたがしてきたことの報いです。さんざん利用してきた部下に裏切られた今のお気持ちはいかがですか?」と言い放ち、中野渡が「もうこの辺でいいだろう」と言って終わらせるが、半沢は「まだ終わっておりません。大和田常務、私との約束覚えていらっしゃいますよね?伊勢島の隠ぺいを指示した人物があなたなら、私に土下座をして詫びていただくお約束でした。忘れたとは言わせませんよ?」と言って執拗に土下座を迫り、中野渡や内藤が止めるのを制止して「あなたが謝るのは私じゃありません。これまであなたが雨の日に傘を取り上げ、トカゲの尻尾として切り捨ててきた全ての人と会社です。地べたをなめるようにしてあなたにすがり、けなされ、蔑まれ、それでも必死で家族を会社を大切なものを守るために、あなたに土下座をし続けた人たちの痛みを怒りを悔しさを、あなたにも思い知っていただく!やれ!大和田!!」と言い放ち、土下座をさせる。
数日後、大和田は中野渡に呼び出され、常務取締役から取締役への降格を言い渡される。
懲戒解雇を覚悟していた大和田に中野渡は「人の価値は金では推し量れない。銀行員は金ではなく人を見るべきだ。そういうことだ。私は銀行員としての君を尊敬していたんだよ」と話し、大和田は深々と頭を下げる。
その人事を聞いた近藤は「出向になった岸川部長一人が詰め腹を切らされたって事か?」と話すと、渡真利は「そう、まさにトカゲの尻尾。それにしてもやるよね、さすがは中野渡頭取だよ。大和田を出向させるのは簡単だ。でも、それだと第二第三の大和田が出てきて、結局派閥争いは続く可能性がある。だから頭取は、旧・産業中央のトップである大和田を取り込むことで、その勢力の全てを掌握したってことさ。これで大和田は一生中野渡頭取には逆らえない。あとは一気に行内融和政策を進めるつもりだろう。黒を白にしたのは頭取なんだよ」と話す。
近藤は半沢に「本当にこれで良かったのか?」と尋ねると、半沢は無言で空を見上げる。
行内で半沢の昇進の期待が高まる中、半沢は頭取室に呼ばれる。
そこで中野渡は半沢に対して「今回は本当によくやってくれた。頭取として礼を言わせてもらう。ただし、最後のはちょっとやり過ぎだ。反省しろ。では、君に辞令を伝える。是非とも受理してもらいたい。半沢直樹次長、営業企画部部長職として、東京セントラル証券への出向を命じる」と言い渡し・・・
というような内容でした。
少しやり過ぎ感はあったものの、終始ドキドキしながら観ていて、半沢の勝利&昇進を疑わなかった私(※原作は未読)でしたが・・・
ラストカットに、ものすごくモヤモヤしました!!
オチ(出向)については、最初は「何故!?」と思ったけど、まぁこれは百歩譲って良しとしても、半沢が睨みつけるラストカットは如何なものか・・・と。
睨みつける顔は、リーガルハイのオマージュ!?(だとしたら仕方ない? 笑)
ではないでしょうから・・・
本作は、半沢の姿を見ていると「元気になれる」からというのが大人気の理由だと思うので、半沢が納得のいかない人事を受けて怒った顔をしたのがラストカットというのは、観ていてとても後味が悪くて、失敗だったのではないかな?と強く思いました。
出向について、半沢や中野渡の本心は明かさなくても良いから(視聴者の想像に任せるとして)、新たな土俵である出向先で半沢が頑張り始める姿をワンカットでも最後に入れてくれたら、視聴者の気持ちは全く違うものになったんじゃないかなぁ?
モヤモヤしたままで終わらせたのは、私としては非常に残念でした。
このオチは、原作どおりのようですね(でも、原作の方が出向の背景がもう少し描かれていたようで)。
でも、原作を読んでいない人(私)には知ったこっちゃない(爆)
出向先(東京セントラル証券)で大問題があって、頭取が半沢に解決してもらいたかったのかなぁ?
それとも、半沢の力を恐れて遠ざけた??
それとも、半沢が取締役会で銀行や取締役の事を罵倒しまくったので、頭を冷やさせるため??
半沢も、伝家の宝刀ということで「週刊ファスト」のフリーライター・来生卓治(ダンカン)を使って、何かリークして人事を撤回させるのかな!?と思ったり(頭取に1000倍返し! 笑)
色々と憶測が膨らむので、このオチになったことは全然構わないと思ってはいます
面白かったのですけどね・・・
少し取締役会の部分が長かったかなぁ
まともな取締役も少なからずいたと思うから「何で俺たちが、半沢みたいな下っ端にこんなに言われなくちゃならないんだ!?」と思った人もいたんじゃないかなぁ?と少しよぎったり、
大和田を土下座させる場面、香川さんの熱演が素晴らしかったけど、少し長すぎて「そんなにお尻or膝が痛いの?」なんて少し思ってしまいました(ゴメンナサイ!
)
黒崎は女性を愛することもできたんですね(爆)
私も、半沢と同じように大和田と黒崎が繋がっていると思っていたのですが、岸川の娘とですか・・・。
今朝、片岡愛之助さんが日テレの「スッキリ!!」に生出演されていて、このドラマの話の事をたくさん話されていたのですが(日テレ、乗っかりすぎ! 笑)、この岸川の娘とのことについては触れたのだけど深い話にならなくて残念でした。
(来週日曜は、おしゃれイズムに出演されるようですね)
少し脱線しましたが、
半沢が近藤を許す場面など、同期3人の絆を描いたシーンは、本当に感動しました。
あんな風に近藤を許せる半沢は、本当に素晴らしい!!
だから出世してもらいたかったというのが本音ですけどね
各キャストの熱演が素晴らしく、毎週が本当に楽しかったです。
全話を通しての感想は、今月末までに「勝手に総括&各賞発表」の記事の中で書きたいと思いますが、夏の連続ドラマの中で一番(抜きん出て)良かったと思います!!
「倍返し」と「じぇじぇじぇ!」と「お・も・て・な・し」・・・流行語大賞はどれになるのでしょうね(笑)
毎週、長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました!!
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※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
東京中央銀行本部営業第二部次長・半沢直樹(堺雅人)の元に、同期でタミヤ電機経理部部長・近藤直弼(滝藤賢一)は現れず、同じく同期の渡真利忍(及川光博)が電話を掛けても留守電に変わり、連絡を取ることが出来ない。
翌日、半沢は頭取・中野渡謙(北大路欣也)に常務・大和田暁(香川照之)に関する報告書を見てもらい、中野渡から「これだけのことをするからには、もし負けた時失うものは大きいぞ」と言われるが、半沢は「覚悟の上です」と話し、3日後の取締役会で議題に上げてもらえることになる。
半沢は近藤の留守電に「いつもの場所で待っている。何時まででも待っているからな」とメッセージを入れ、剣道の道場でずっと待っていると、夜11時過ぎに近藤は現れる。
二人で激しい稽古をした後、半沢は近藤に「生きてくって大変だな。時々思うよ、何で銀行員なんかになっちまったんだろうって。ノルマはキツイし、同僚とする話はいつも金や人事の事ばかりだ。転勤はつきもので、そのたびに家族には辛い思いをさせる。一つでも汚点を作ればすぐに出向だ。お前みたいになりたくもない病気になっても、周りの奴らから謝罪の言葉の一つもない。なった人間が悪いと言わんとばかりに片道切符の島流しだ。だがお前は自力で戻ってきた。広報部はお前の夢だったんだろう?それを手に入れたんだ。いいじゃないか、それで。何でだろうな、裏切られた気がしない。お前はタミヤ電機を立て直そうと必死に頑張った。その結果、田宮社長を説得して証言を手に入れることが出来たんだ。だったらそれをどう使うかはお前の自由だ。お前はそれを使って、銀行復帰を果たした。それはお前の実力だよ。俺がお前でも同じことをしたと思う。誰だって生きていくには金も夢も必要だ。お前は銀行員として当然の選択をしただけだ。元々俺が一人でやるべきことにお前を巻きこんじまったんだからな。お前は何も悪くない。よかったな、銀行に戻れて」と声を掛ける。
翌日、半沢と渡真利は、新たな証拠を得るための策を練るが中々考え出せず、半沢は「やっていることは一緒だな、大和田と。結局俺は大和田と同じ穴のムジナなのかもしれない」と苦笑いするが、渡真利は「同じじゃない。大和田は自分の保身のためなら簡単に人を切り捨てる人間だ。でもお前はいつだってまずは誰かのために動いてきた。お前に助けてもらった人間はたくさんいるんだぞ。お前は大和田とは違う。全然違うよ。だから負ける訳にはいかないだろ」と声を掛ける。
そんな中、金融庁から書面が届き、半沢が先日の検査で受け入れた態度に問題があるという指摘を受けたため、次の取締役会で半沢の処分案が議題に上がることが分かり、半沢は営業第二部部長・内藤寛(吉田鋼太郎)から「お前を出向させるために仕組まれた事かもしれん。とにかく何とか乗り切れ!」とハッパをかけられる。
その夜、帰宅した半沢は妻・花(上戸彩)に出向になるかもしれないと話すと、花は先日金沢で自分が作ったネジを持たせて「黙ってやられるつもりなんかないんでしょ、大和田なんかに。いろんな思いはあるかもしれないけど、ここまでやってくれた直樹を天国でお義父さん、ものすごく誇りに思っていると思う。銀行を変えたいって話してくれたけど、私すごく感動したし、応援したいって思った。私、あなたを一人の人として尊敬するわ。だからさ、これで負けたら負けたでいいじゃん。直樹から見たら銀行なんてこんなに大きいかもしれないけど、世間から見たらこんな(小さい)もんよ。出向になれば外から銀行を見れるわけだし。銀行を変えていくのにいい経験になるんじゃない?出向が怖くて銀行員出来るか!そんな気持ちでさ、大和田にぶち当たれ!」と声を掛ける。
翌日、半沢は頭取に、タミヤ電機社長の証言が取れなかったことを報告すると、頭取は「証明出来なければこれ(報告書)はただの紙くずだ。銀行員にとって最も必要な物は何だと思う?人を見る力だよ。金勘定は二の次だ。私は君という男を見て、伊勢島ホテルの全てを託した。そして生き延びることが出来た。お前、大和田常務の何を見てる?メガバンクの常務などという肩書きを外せば、あの男も君と同じ一銀行員であり、一人の弱い人間なのかもしれない。そこを見落とすと、彼には勝てないんではないか?」と声を掛ける。
半沢は、何故大和田が迂回融資という危ない橋を渡ったのかを渡真利と近藤に調べてもらうことにし、半沢は伊勢島ホテルの専務・羽根夏子(倍賞美津子)に会いに行き、「120億円の運用損失はただの事故だったのでしょうか。伊勢島が二度と同じ問題を起こさないためにも大和田のような男にはキチンと責任を取ってもらわねばならない。そのためにはあなたの証言が必要です」と話すと、羽根は「あの損失は間違いなく事故よ。でもそれを(大和田常務が利用した)・・・せいぜい気をつけるのね、大和田常務には」とだけ言い残して去っていく。
帰り道、どしゃぶりの中を走っていた半沢の前に大和田が通りかかり、半沢が25年前の父・慎之助(笑福亭鶴瓶)の事を話すと、大和田は「一向に君の事は思い出せないな。ただ、仕事の質にこだわって経営破たんした哀れなネジ工場の事は何となく思い出したよ。自動化やコストカットをいくら勧めても首を縦に振らない立派な職人さんだったが、私の言う事さえ聞いていれば自殺などしないでも済んだのにねぇ」と話すため、半沢は「私の父は銀行に殺されたも当然だった。銀行に時効などありませんよ。覚えていようといるまいと、あなたのしたことの責任はキッチリと取っていただく。人の善意は信じますが、やられたらやり返す、倍返しだ!それが私の流儀なんでね」と言い放つ。
行内に戻った半沢は渡真利に、先日の検査の時に金融庁検査局主任検査官・黒崎駿一(片岡愛之助)が大和田の提案(羽根専務を社長にするという)を受け入れたのは大和田が黒崎と通じているからではないか、しかし疎開資料の事を黒崎にリークしたのは大和田とは考えられないと話していると、半沢の部下・小野寺順治(牧田哲也)が疎開資料について融資部が不審な動きをしていたことを言ってきたため、融資部次長・福山啓次郎(山田純大)を半沢が問い詰めると、疎開資料の件は取締役・岸川慎吾(森田順平)に頼まれたことを白状する。
半沢は、岸川が大和田を裏切ろうとしていたと察知し、岸川と黒崎のつながりを懸命に調べる。
夜になってもつながりが見つからない中、半沢の元に花が差し入れを持って現れ、銀行員の妻たちが集まった婦人会で話されていた事を書き溜めたノートを見せ、最近岸川の妻(松居直美)が娘が金融庁の人間と結婚することで銀行員として本当は良くない事をしているのではないかと悩んでいるということを伝える。
それを聞いた半沢は岸川の家に急行し、娘が結婚する金融庁の人間=黒崎であることが分かったため、半沢は「そういうことなら今回の黒崎の行動は大問題です。当行に個人的な関係があることを隠して、金融庁検査で検査官として赴任してきたのが上に知れたら、タダじゃ済まない。あなたは大和田常務にも結婚の弱みを握られ、操り人形になるしかなかった。そんな状況によほど嫌気がさしたのでしょう。あの金融庁検査であなたは大和田を裏切った。上層部が皆吹き飛べば、じき頭取も夢ではない、そう黒崎に吹き込まれでもしましたか?娘婿である黒崎を可愛がる気持ちは分かりますが、金融庁と内通し、当行に不利益をもたらそうとしたこの罪は重いですよ。娘さんはさぞ残念がるでしょうね。せっかく金融庁のエリートと結婚できるはずが、目前で水の泡だ。この件はマスコミにも流させてもらう。そうなったら一番の被害者は娘さんですね。関係ない娘さんを巻き込んだのはあなたと黒崎です。そこまで娘さんの事を思う気持ちがあるのなら、あなたはまだ真っ当な人間だ。何が正しいか判断できるはずです。もう誰も守ってはくれませんよ。銀行員として何をすべきか、よく考えてください」と言って帰って行く。
取締役会当日、半沢は取締役会で大和田に関する報告書の説明をするが、大和田はやましい事は何もしていないと言い放ち、妻であるラフィット社長・棚橋貴子(相築あきこ)は以前からタミヤ電機社長・田宮基紀(前川泰之)の知り合いであり、融資を受けた3,000万円は今後出資に切り替えてもらうか一度返済するつもりであると妻が話していると反論する。
すると半沢は、ラフィットは大赤字で5年前には借金が1億円を超えていて町金にまでお金を借りていて、大和田自身も預金残高がマイナスになっていることを明かす。
大和田が恫喝すると、半沢は「この銀行にまだモラルなんてものが存在するんですか?私の言っていることと大和田常務の言っている事、どちらが正しくてどちらが間違っているか、少し考えればどなたにでも分かるはずです。しかしみなさんは、これまでずっとこのテーブルの上で、黒だと思っていることを詭弁で白にすり替え続けてきました。その結果が今のこの東京中央銀行です。大和田常務、あなたは私におっしゃいましたね。メガバンクはこの国の経済を支えている、決して潰れてはならないと。おっしゃるとおりです、銀行は決して潰れてはならない。ですが私たちは、そのことにこだわるあまり、いつの間にか自分たちの事しか考えない集団になっているんじゃありませんか?弱い者を切り捨て、自分たちの勝手な論理で平気で人に押し付ける。問題が先送りされ、誰一人責任を取ろうとしない。くだらない派閥意識でお互いに牽制し合い、部下は上司の顔色をうかがって正しいと思う事を口にしない。そんな銀行はもう潰れているようなものです!世の中には本当に銀行の力を必要としてる人や企業がたくさんいます。彼らを裏切り続けるなら、私たちはもう存在していないも同然じゃないですか。これ以上ごまかし続けるのは止めましょう。黒は黒、白は白です。そうは思いませんか?岸川部長」と話す。
すると岸川は、迷いながらも「すみません、大和田常務。私はこの報告書にかかれている事を認めます!全部大和田常務の指示に従って私が実行いたしました!俺だってこんな風になりたくなかった!」と白状して泣き崩れる。
大慌ての大和田に対して半沢は「見苦しいですよ。これはあなたがしてきたことの報いです。さんざん利用してきた部下に裏切られた今のお気持ちはいかがですか?」と言い放ち、中野渡が「もうこの辺でいいだろう」と言って終わらせるが、半沢は「まだ終わっておりません。大和田常務、私との約束覚えていらっしゃいますよね?伊勢島の隠ぺいを指示した人物があなたなら、私に土下座をして詫びていただくお約束でした。忘れたとは言わせませんよ?」と言って執拗に土下座を迫り、中野渡や内藤が止めるのを制止して「あなたが謝るのは私じゃありません。これまであなたが雨の日に傘を取り上げ、トカゲの尻尾として切り捨ててきた全ての人と会社です。地べたをなめるようにしてあなたにすがり、けなされ、蔑まれ、それでも必死で家族を会社を大切なものを守るために、あなたに土下座をし続けた人たちの痛みを怒りを悔しさを、あなたにも思い知っていただく!やれ!大和田!!」と言い放ち、土下座をさせる。
数日後、大和田は中野渡に呼び出され、常務取締役から取締役への降格を言い渡される。
懲戒解雇を覚悟していた大和田に中野渡は「人の価値は金では推し量れない。銀行員は金ではなく人を見るべきだ。そういうことだ。私は銀行員としての君を尊敬していたんだよ」と話し、大和田は深々と頭を下げる。
その人事を聞いた近藤は「出向になった岸川部長一人が詰め腹を切らされたって事か?」と話すと、渡真利は「そう、まさにトカゲの尻尾。それにしてもやるよね、さすがは中野渡頭取だよ。大和田を出向させるのは簡単だ。でも、それだと第二第三の大和田が出てきて、結局派閥争いは続く可能性がある。だから頭取は、旧・産業中央のトップである大和田を取り込むことで、その勢力の全てを掌握したってことさ。これで大和田は一生中野渡頭取には逆らえない。あとは一気に行内融和政策を進めるつもりだろう。黒を白にしたのは頭取なんだよ」と話す。
近藤は半沢に「本当にこれで良かったのか?」と尋ねると、半沢は無言で空を見上げる。
行内で半沢の昇進の期待が高まる中、半沢は頭取室に呼ばれる。
そこで中野渡は半沢に対して「今回は本当によくやってくれた。頭取として礼を言わせてもらう。ただし、最後のはちょっとやり過ぎだ。反省しろ。では、君に辞令を伝える。是非とも受理してもらいたい。半沢直樹次長、営業企画部部長職として、東京セントラル証券への出向を命じる」と言い渡し・・・
というような内容でした。
少しやり過ぎ感はあったものの、終始ドキドキしながら観ていて、半沢の勝利&昇進を疑わなかった私(※原作は未読)でしたが・・・
ラストカットに、ものすごくモヤモヤしました!!
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オチ(出向)については、最初は「何故!?」と思ったけど、まぁこれは百歩譲って良しとしても、半沢が睨みつけるラストカットは如何なものか・・・と。
睨みつける顔は、リーガルハイのオマージュ!?(だとしたら仕方ない? 笑)
ではないでしょうから・・・
本作は、半沢の姿を見ていると「元気になれる」からというのが大人気の理由だと思うので、半沢が納得のいかない人事を受けて怒った顔をしたのがラストカットというのは、観ていてとても後味が悪くて、失敗だったのではないかな?と強く思いました。
出向について、半沢や中野渡の本心は明かさなくても良いから(視聴者の想像に任せるとして)、新たな土俵である出向先で半沢が頑張り始める姿をワンカットでも最後に入れてくれたら、視聴者の気持ちは全く違うものになったんじゃないかなぁ?
モヤモヤしたままで終わらせたのは、私としては非常に残念でした。
このオチは、原作どおりのようですね(でも、原作の方が出向の背景がもう少し描かれていたようで)。
でも、原作を読んでいない人(私)には知ったこっちゃない(爆)
出向先(東京セントラル証券)で大問題があって、頭取が半沢に解決してもらいたかったのかなぁ?
それとも、半沢の力を恐れて遠ざけた??
それとも、半沢が取締役会で銀行や取締役の事を罵倒しまくったので、頭を冷やさせるため??
半沢も、伝家の宝刀ということで「週刊ファスト」のフリーライター・来生卓治(ダンカン)を使って、何かリークして人事を撤回させるのかな!?と思ったり(頭取に1000倍返し! 笑)
色々と憶測が膨らむので、このオチになったことは全然構わないと思ってはいます
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面白かったのですけどね・・・
少し取締役会の部分が長かったかなぁ
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まともな取締役も少なからずいたと思うから「何で俺たちが、半沢みたいな下っ端にこんなに言われなくちゃならないんだ!?」と思った人もいたんじゃないかなぁ?と少しよぎったり、
大和田を土下座させる場面、香川さんの熱演が素晴らしかったけど、少し長すぎて「そんなにお尻or膝が痛いの?」なんて少し思ってしまいました(ゴメンナサイ!
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黒崎は女性を愛することもできたんですね(爆)
私も、半沢と同じように大和田と黒崎が繋がっていると思っていたのですが、岸川の娘とですか・・・。
今朝、片岡愛之助さんが日テレの「スッキリ!!」に生出演されていて、このドラマの話の事をたくさん話されていたのですが(日テレ、乗っかりすぎ! 笑)、この岸川の娘とのことについては触れたのだけど深い話にならなくて残念でした。
(来週日曜は、おしゃれイズムに出演されるようですね)
少し脱線しましたが、
半沢が近藤を許す場面など、同期3人の絆を描いたシーンは、本当に感動しました。
あんな風に近藤を許せる半沢は、本当に素晴らしい!!
だから出世してもらいたかったというのが本音ですけどね
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各キャストの熱演が素晴らしく、毎週が本当に楽しかったです。
全話を通しての感想は、今月末までに「勝手に総括&各賞発表」の記事の中で書きたいと思いますが、夏の連続ドラマの中で一番(抜きん出て)良かったと思います!!
「倍返し」と「じぇじぇじぇ!」と「お・も・て・な・し」・・・流行語大賞はどれになるのでしょうね(笑)
毎週、長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました!!
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
コメントありがとうございます!
ラスト、スッキリのどごし爽やか!・・・とはいきませんでしたね(^_^;)
私も、観終わった瞬間は本当に納得がいかなかったのですが、
ちょっと前向きに「出向先(東京セントラル証券)で大問題があって、頭取が半沢に解決してもらいたかったのかなぁ」と思ってみました(笑)
全体的にはとても楽しかったですよね♪
そしてワクワクドキドキもあって、こういう胸が高鳴る企業ドラマは久々だなぁと思って観ていました(^o^)/
こちらの方こそ、こうして夏ドラマでもお話できて、とても嬉しかったです♪
ありがとうございました!!
秋ドラマ、私としては結構興味があるドラマが多くて、でも全部を観る時間は無さそうなので、どうしようか悩んでいます。
最後まで楽しい作品が多いと良いのですけどね~(^_^;)
またご一緒できる作品がありましたら、よろしくお願いします!!
ワタシもラストは
スカっと爽やかコカコーラ(笑)
ラス前の感想でそう予測したんですが、、、
これについては皆さん
さまざまな意見があるようで。。
第二部部分の原作はまだ読んでないのですが
>出向先(東京セントラル証券)で大問題があって、頭取が半沢に解決してもらいたかったのかなぁ?
うんうん!そういう話なのかな?と
一夜明けて冷静になりw思いました。
ただ、自分的には楽しみました!
お付き合い ありがとうございました!
秋も何かご一緒出来るといいですね
>半沢の正義が勝つ!と言う結末になるに違いないと
ですよね!
私もこのドラマは、勧善懲悪がハッキリしているドラマだと思っていたので、あんなところで終わってしまうとは思いませんでした(T_T)
観終わった後、すごくモヤモヤしました~。
せっかく最終話まで楽しく観させてもらったので、ラストは爽快な感じでいってもらいたかったです。
>何故だかあまちゃんでの生まれたての鹿のシーンを
>思い出しちゃいましたわー。
www!!
確かに生まれたての子鹿に似ているかも!!
かなり膝が硬い感じでしたよね
顔芸の方は本当に悔しさが滲み出ていましたが、あそこに「うーーー!!」という声が入り、膝ガクガクが入って長かったので、私も邪念が入ってしまって一人で吹き出していました(^_^;)
半沢が終わり、あまちゃんもあと3話・・・寂しいですね(T_T)
ひまわりさんもラストシーンに納得がいかなかったようですね。
しかも続編を強く意識したラストっていうのは・・・ねぇ(^_^;)
原作があるとはいえ、ドラマだからこそできるラストにしてもらいたかったです。
>妙に現実的でモヤモヤ。
私も同感です。
そして、お父さんの仇を討ったのかどうかも、うやむやになってしまったような気がします。。。
10月のあのドラマは、スッキリとしたものであってほしいですね!
北海道ではパート1の再放送をなかなかしてくれないので、前作がどうだったのかはイマイチまだ分かっていませんが(笑)、ラストまで面白いと良いですね!!
半沢の正義が勝つ!と言う結末になるに違いないと
期待してみてたのに、ほんとがっかり・・・
劇画調の演技からして、このドラマにリアリティは
求めてなかったので、ドラマの中だけでも
正しい者が報われる展開であってほしかったですわぁ。
だけどほんと役者さん達の演技というか顔芸が凄かった~!
あまりに凄過ぎて大和田の土下座シーンは大爆笑!!!
何故だかあまちゃんでの生まれたての鹿のシーンを
思い出しちゃいましたわー。
大和田も太巻やアキちゃんみたいに膝がなめらかだったら
良かったのにね(笑)。
原作では頭取からもう一言二言あったらしいですけどね~。
はしょりすぎ?。2に向けてのなにかい?
正義はやっぱり勝てないのか?
若造一人では古い体質を変えられない?←そりゃそうだろうけど~。
妙に現実的でモヤモヤ。
原作があってのドラマ化だとは思うけど~
原作には続編があるのだろうけど~
ドラマ視聴者的にはもっとスッキリ終わらせられなかったのものか・・・とは思いますよね~、同感。
原作買ってくださいってことか?来年続編or映画ありますよってことかい?
父の仇で倍返しはわかるけど、それでスッキリ終わらなかったらいつまでたっても負の連鎖?倍返し終了はいつだい?
ラストシーンを何度も見返し半沢くんに一言、
「お疲れ様。セントラル証券でちょいとゆっくりやりましょ。
今まで寝てないでしょ、当分抜け殻でも構わないよ」
と声をかけたくなりました。
ある意味期待を大きく裏切られてしまったので
10月から始まるドラマも「大丈夫かな?」と心配になってきました。
こちらは素敵なドラマに仕上がりますように・・・・。
>シーズン2あるのかもしれないけど、1は1でいい感じに最終回っぽく作って欲しかったですよ~
なんか、続編がものすごくチラついていて、終わった瞬間はとてもムカついてしまいました(^_^;)
>リアルな感じになっちゃったのが、辛いわ~
ですよね~!!
てっきり「正義は勝つ!」で終わると思っていたから、ああして会社のために必死で頑張った人が報われない展開は、ドラマなんだから止めてよ!夢を持たせてよ!!と、私も思いました
大和田の土下座のシーンは、きこりさんも…でしたか(笑)
うちのダンナは「うわぁ、すごいな!」と思って観ていたようで、終わった後に私が実はこう思っていたと話したらビックリされてしまいました(^_^;)
>半沢は不正や理不尽なことに対する怒りも強いけど、人に対する愛情も強いんでしょうね。
半沢は、しっかりと反省して詫びた人には許すという広い心を持っているのでしょうね。
ああして近藤に言ってやれるなんて…。
だからなおさら、「人を見る力」を持っている半沢が銀行から外れるのは納得がいかないというか・・・。
と、どうしてもラストのことを話したくなってしまいますが、本当に毎週楽しく、セリフもグッとくるものが多くて、ワクワクしていました(^o^)/
おしゃれイズム、半沢の話が出てきたら嬉しいですね!
今朝の「スッキリ!!」では、冒頭でオネエ言葉で話してくれましたよ(笑)
このドラマは、本当に各キャラクターが面白かったですね!
小木曽や古里も強烈でした。
私は近藤が一番気になりました(*^_^*)
毎回キューと締めつけられましたが、銀行に戻ってこれて、半沢&渡真利に許してもらえて安心しました(笑)
お仕事、お疲れ様です。
徳島はまだ暑いのですね!
こちらはあっという間に秋になり、今日の最低気温は6℃で、昼間も25℃を超える日はほとんど無くなってしまいました。
稲刈りも終盤です。
>我が身は頭取の椅子を守り続けたと思います。
どうやらそのようですね(^_^;)
頭取のシーンはほとんど無かったので本心は最終話までよく分からなかったのですが、結局は自分の地位をしっかりと守っていましたね。
部長の内藤は「(半沢のために)出来る限りの事をしてやる」というような言葉を言っていたけど、頭取はそこまでは言っていなかったなぁと、思い返せば思い当たることもあり・・・。
半沢の出向が、片道切符なのか栄転なのかで、続編の展開が大きく変わりますよね。
数々の難しい案件に対して成果を出してきた半沢に対して片道切符を出したとは考えにくいのですが…。
片道切符だとしたら続編のラスボスは間違えなく頭取なのでしょうがね。
半沢が頭取へ倍返しならぬ100倍、1000倍返しをするのを観てみたい気もしますが、どうなんでしょう?
(と、見事にTBSの戦略にハマっている自分が悔しいです 笑)
いつもコメントをいただき、ありがとうございました!!
とても嬉しかったです。
今後もドラマの感想を中心にブログを書いていく予定ですので、またお時間のある時にお立ち寄りいただけると幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!
そうですよね~
新たな闘いの始まりってことなのかもしれませんが、すっきりしませんでした。
シーズン2あるのかもしれないけど、1は1でいい感じに最終回っぽく作って欲しかったですよ~
ファンタジーになっちゃったとしても、半沢が出世して終わって欲しかったわ~
リアルな感じになっちゃったのが、辛いわ~
>少し長すぎて「そんなにお尻or膝が痛いの?」なんて少し思ってしまいました(ゴメンナサイ!)
私も笑ってしまいました。
どんだけ体固いんだよ~!膝が痛いの?って感じでしたもんね~( *^皿^)
>半沢が近藤を許す場面など、同期3人の絆を描いたシーンは、本当に感動しました。
半沢は不正や理不尽なことに対する怒りも強いけど、人に対する愛情も強いんでしょうね。
そして、状況を客観的に見られるしから、近藤の立場になったら・・って思って許してくれたのかな・・
同期の絆の固さにじ~んときましたよ~
ラストはちょっとアレだったけど毎週楽しみました。
>来週日曜は、おしゃれイズムに出演されるようですね
楽しみです~
でも、つい黒崎の話し方を期待してしまいます(笑
先週のは仕事が忙しく(昼間の放送でしたので)見れませんでした。
結局一番得したのは頭取かな?
半沢に苦労させて我が身は頭取の椅子を守り続けたと思います。
常務は目の届く所に置いて監視続ける所はさすが。
半沢は部長で出向になるんかな?
栄転、それとも左遷なんかな?
ともかく正義感があって仕事が切れるやつはいづれ頭取にもキバをむくとか?
サラリーマンっていろいろあって複雑ですねって所かな。
自営でよかったけど、自営はそれなりの苦労もあるけど。