emitanの心にうつりゆくもの

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2013春ドラマ 勝手に総括&各賞発表

2013-06-29 21:43:48 | 2013春ドラマ
いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
3か月に1度の恒例(?)(私の自己満足の記事)、
2013年春ドラマ(4~6月期)について「勝手に総括」&「勝手に賞」を考えてみました。

私が完走した春ドラマは、以下の8本です。
 月9(フジ)「ガリレオ」(毎回の感想は書いていません)
 火10(フジ)「幽かな彼女」
 水10(日テレ)「雲の階段」
 木9(TBS)「潜入探偵トカゲ」(毎回の感想は書いていません)
 木10(フジ)「ラスト・シンデレラ」
 金10(TBS)「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」
 金深夜(テレ朝)「お天気お姉さん」(毎回の感想は書いていません)
 日9(TBS)「空飛ぶ広報室」

このうち、全話の感想を書いたのは5本でした。
すごくハマったのは2本で、残りは「悪くはなくて満足はいっているのだけど、もう少し何かがほしい!!」という感じだったのですが、私としては結構楽しめた春ドラマでした

各ドラマの総括は下の方に書きますが、まず各賞から発表します!
「30代主婦の気ままで勝手な自己満足」の記事ということで、笑いながら流し読みしてください!


優秀作品賞 「空飛ぶ広報室」
いやぁ・・・「ラスト・シンデレラ」(&藤木さん関係)のみで当ブログにお立ち寄りいただいている方はビックリされたかと思いますが、私はこちらのドラマの方が素晴らしかったと思います(ゴメンナサイ)。
恋愛面では三角関係がほぼない中で、「稲葉と空井」の恋模様が絶妙に描かれていて、すれ違いが本当に切なく、思いが通じる所では本当にキュンキュンし、キスシーンは1回だけなのにセリフだけでもキャーキャー騒げる(私だけ?)、二人をいつまでも応援したい!と思える、本当に素敵なラブストーリーでした。
そして仕事面でも、主の二人がとても一生懸命に頑張っている姿、悔し涙を流している姿がとても引き込まれましたし、鷺坂室長を始めとする広報室メンバーやテレビ局の阿久津や藤枝や坂手など、脇役陣がコミカルに盛り立てながらもしっかりと引き締めもしていて、そのメリハリが本当に素敵でした。
恋愛面と仕事面の全てに共感できて応援したくなった作品だったということで、私の中では春ドラマの中で一番!!とさせていただきました。

2位は「ラスト・シンデレラ」
久々にキュンキュン&大笑いするラブコメに出会えて、この作品があったおかげで笑いの絶えない3か月を過ごすことが出来たと思っています。
恋に友情に一生懸命なアラフォー女性・・・私と同年代がメインなお話だったので、色々な面で共感できましたし、「15歳年下の、20代前半男性との恋愛はアリかナシか」という妄想も勝手にさせていただきました
(私の中での結論は「同年代の何でも言い合える男子との方が絶対に良い!」でしたけどね
2位としたのは、ヒロイン自体には共感できない部分があったからです。
恋と友情には一生懸命だったけど、もう少し仕事を頑張る姿も観たかったし、もう少し揺れ動く内面の心の動きを見せてくれた方が、よりリアリティがあったかなぁ~と思ったのでした。
コメディパートはとても面白かったのですけどね
主の3人はもちろんのこと、各キャラクターがすごく面白くて、みんなが色んな事に苦しんでもがきながらも一生懸命頑張って元気になっていく姿は、見ているこちらも明るくなりました。

あとは「面白かった順」として書きますと・・・
「雲の階段」>「お天気お姉さん」>「幽かな彼女」>「潜入探偵トカゲ」>「TAKE FIVE」>「ガリレオ」でした。
2位のラスシンと3番目の雲の階段には結構な差がある感じです。
雲の階段以降は、悪くはないのだけど勿体ない面が結構あったなぁ~という感じでした。
(その理由については、各ドラマごとに下の方で書きます)


優秀主演女優賞 新垣結衣さん(空飛ぶ広報室)
初回はガツガツさが前面に出ていて少し憎たらしいキャラクターでしたが(笑)、空井・鷺坂を始めとする広報室メンバーとの出会いにより少しずつ変わっていって、広報室よりの視点に立ってしまった所で阿久津をはじめとするテレビ局メンバーのフォローにより冷静な目を取り戻して・・・という「稲ぴょん」キャラクターを、とても丁寧に素敵に演じていらっしゃったと思います!
一匹オオカミ的な感じだったのに、終盤には後輩を指導するまでになって・・・成長する姿がとても微笑ましかったです。
そして、恋愛に不器用で、空井に翻弄されている姿が、もどかしくもあり、可愛らしくもあり・・・
色んな新垣さんを観ることが出来て、とても良かったです!!
最後の方まで高飛車なキャラクターのままという役が今まで多かったような気がするけど、このドラマでは「いい意味で柔らかい部分」が途中から随所に出ていて、「Let’sガツガツ!」と応援したくなるような愛すべきキャラクターでした!

優秀主演男優賞 綾野剛さん(空飛ぶ広報室)
綾野さんは助演なのかもしれないけど、このドラマの「空井」は「稲ぴょん」とW主演だと私は思ったので、主演とさせていただきました。
小さい頃からの夢だった「ブルーインパルスに乗る」という夢が絶たれたことと向き合って、悔し涙を流し、乗り越えていく姿に、とても引き込まれて何度ももらい泣きしてしまいました
あの「号泣(+稲ぴょんの頭なでなで)シーン」は、とても気持ちが入っていて、本当に素晴らしかったです。
そして、恋愛に不器用で、狙っていないんだけど勘違いさせる言葉の数々が絶妙で、私も何度も騙されました(笑)
「2秒ください」からのキスが秀逸だったのですが、それ以外にもキュンキュンするツボがたくさんあって、それをさり気なく違和感なく演じている綾野さんが、本当に素敵だなぁ~と思いました。
この放送の1時間前の大河ドラマでも「お固い」「真面目な」役どころなのですが、このドラマではコミカルさが加わって、「狙ったコミカルさ」と「狙ってないコミカルさ」の両面があって、とても楽しませていただきました!

次点は「長谷川博己さん(雲の階段)」でした。
雲のように流されながらも、医師としての自信を深めていって、でもニセ医師ということがバレて転落していく様子を、とても上手く演じていらっしゃったと思います。
ラスト付近の三郎の心の動きがもっと分かれば(脚本&演出が残念だったということだとは思うのですが)・・・ということで、次点とさせていただきました。


優秀助演女優賞 稲森いずみさん(雲の階段)
稲森さんの事は、8年前の「曲がり角の彼女」というドラマが大好きだったので時々出演作を拝見していたのですが、このドラマの美しく、ミステリアスで、切なくて、健気で・・・という明子役が、とてもハマっていらっしゃったなぁ~と思いました。
ナレーションも素敵だなぁ~と思ったので、第4話でお腹の子供を失って「私は死んだから」というナレーションで終わった回は「えぇ!死んじゃったの!?」と、とても残念に思っていたのですが、見事に東京の大病院で再登場!!・・・ホラー感(?)も出ていて、中盤の明子は本当に不気味で怖かったです。
序盤はミステリアスでちょっとイラッとし、終盤は結婚した三郎を諦めたのにそれでも彼のために生きていっている姿が可哀想で・・・。
私は見事に明子に感情移入しながら観ていました。
で、最後・・・会えたの!?会えなかったの!?(←まだ言ってる私

次点は「杏さん(幽かな彼女)」でした。
終盤の、神山先生に恋をしているアカネが特に可愛かったです。
ドラマ自体が「幽霊とのシーン」と「それ以外のシーン」のメリハリが効いていたら、もっと面白くなったと思うのですけどね。
少し使い方が勿体なぁ~と思い、次点とさせていただきました。


優秀助演男優賞 藤木直人さん(ラスト・シンデレラ)
あはは・・・スミマセン。
このブログに何回もお立ち寄りいただいている方は「あ~やっぱりemiは藤木直人を選んだな」と思っている方が多数いらっしゃると思うのですが
私の中での春ドラマ・最強キャラクターが、この藤木さん演じる立花凛太郎でした。
口は悪いけど気配りが出来て、売られた口ゲンカには勝てるけど売られた本当のケンカには弱くて、人の恋にはアドバイスできるのに自分の恋には不器用で、裸のシーンは一切なかったけど大人の色気がプンプンしていて、最後に好きな人の本心を汲んで見送るシーンはとても切なく、潔くて男らしく・・・
第10話の時にも書いたけど、最近はキリッとした役が多かったから、こういうマイペースな感じの役で伸び伸びとしている姿が新鮮で可愛らしく、パーフェクトではなく何かが足りないのがホッとできるというか、愛らしいというか・・・
と、書き続けると長くなるので(これでも)端折りましたが、いろんな面があるキャラクターで、とても見ごたえがありました!!
そして、桜との掛け合い、本当に息が合っていて楽しかったです!
「男女間の友情」にはとても共感が持てて、懐かしさも感じました。
藤木さんファンの間では、今まで超人気キャラクターだった「ぶちょお(ホタルノヒカリ)」を超えるのではという声さえも出ていましたが、私としては超えたかどうかは分からないけど、今までの役にはなかった藤木さんの魅力がたくさん引き出されていてとても良かったと思いました!
(たぶんヒロインと結ばれていたら、私の中では凛太郎が「歴代・藤木直人キャラ・トップ3」に間違えなく入ったと思うのですが・・・まぁ、今回はストーリー的には仕方がないとは思っています)

次点は「柴田恭兵さん(空飛ぶ広報室)」と「佐々木蔵之介(お天気お姉さん)」でした。
柴田さんのキャラクターは、明るいだけではなくて、怒る時は怒る、諭す時は諭す・・・本当に素晴らしい上司でした!
あまりにも素晴らしすぎて、理想の上司すぎて・・・(阿久津の方が、人間臭くて共感が持てたというか・・・)ということで次点にさせていただきました。

蔵之介さんのキャラクターは、濃かったですね(笑)
晴子を「神」と崇めて信仰?している姿がとてもハマっていて面白かったです。
壇蜜さんとの絡みも妖しくて楽しくて、本当に楽しそうに演じていらっしゃるな~と思いました。


主題歌賞 ケラケラ「スターラブレイション」(ラスト・シンデレラ)
聴くだけで明るくなれる、頑張ろうと思える曲だと思いました。
主人公・桜が必死に前を向いて生きていくという姿と見事にオーバーラップしていて、力強いテンポで、でも明るい曲調で大好きでした。
他のドラマの主題歌も良い曲が多かったのですが、ドラマの世界観と曲調が一番合っていたのはこの曲だったなぁ~と思い、こうさせていただきました。


以上、各賞発表!でした。

ここからは、それぞれのドラマを総括します。

月9(フジ)「ガリレオ」
感想は書いていないのですが、毎週観ていました。
安定感があるのは良いのですけどね・・・「連ドラらしさ」が欲しかったなぁ・・・と。
「全話にまたがってくる見どころ」があった方が、もう少しワクワクしながら観れたかなぁ~と思ってしまいました。
そんな中でしたが、蒼井優さんの回と、生瀬勝久さんの回が、とても見ごたえがありました。
ああいう「狂った人間」を「人間の感情には全く興味がない湯川」が淡々と解明し、結果として人間の嫌な部分がしっかりとあぶり出されていく・・・という、後味は悪いのだけど深く考えさせられて、その2つの回は特に印象に残りました。

先日、スピンオフドラマ「ガリレオXX内海薫最後の事件 愚弄ぶ」が放送されましたが、これはとても引き込まれました。
警察の暗部に踏み込みつつ、内海の成長と執念がじっくり、どっしりと描かれていて・・・。
内海と当摩健斗(柳楽優弥)のコンビの続編が観たい!!と思いました。
まぁそうなると、湯川先生も物理もないから「ガリレオ」ではなく別の刑事ドラマになるのですけどね

脱線しましたが、「悪くはなかったのですが何かが少しずつ足りない・・・」と思ったセカンドシーズンでした。


火10(フジ)「幽かな彼女」
幽霊と一緒に問題を解決するというとファンタジーの面がありながらも、取り組んでいる問題にはリアリティがあり、セリフも説得力があり、見ごたえのある作品だったと思います。
生徒にも悩みがあるけど、先生にも悩みがある・・・悩む先生たちの姿もしっかりと描かれていて、色々と考えさせられました。
「取りあえず観てみるか・・・」と思って観始めたのですが、意外に深い内容でビックリし、観て良かったと思いました。
自分の中学生時代の事もたくさん思い出しましたし。
ただ、もう少し爽快感というか、メリハリが欲しかったというか、楽しくなる要素が欲しかったとは思いましたけどね(ということで、春ドラマの中で5番目とさせていただきました)
神山が変化していく姿はもちろん良かったのですが、中盤までは副校長・霧澤の「保護者を一刀両断」する姿が気持ち良く、後半は前田さん演じる河合が変わっていく姿が特に気になりました。
アカネが成仏できなかったということで、何となくスペシャルドラマで復活してくれそうな(でも杏ちゃんが朝ドラヒロインになるのであと半年はない?)気もするのですが、もし復活するのなら、神山とアカネのパートはもっとコミカルさを強めてほしいかな(夫婦漫才風に? 笑)。

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話


水10(日テレ)「雲の階段」
いやぁ・・・色々な意味で楽しませてもらいました。
ツッコミどころ満載なドラマだったのだけど、俳優陣の熱演が素晴らしくて引き込まれてしまいました。
冷静に考えるとありえない展開が続いていたのだけど、みなさんがリアリティのある自然で熱い演技を魅せていらっしゃったので、思わず「どうなってしまうのだろう!?」と、どんどんハマってしまいました。
そして、音楽とナレーションが効果的で、物悲しさとミステリアスさが増幅していったというか・・・最初は明子のナレーションで、途中から事情により三郎のナレーションに変わったけど、最後は三郎と明子のダブルナレーションで・・・その流れで行ったらラストシーンに明子が隣にいるのが自然だと思うのですが(←スミマセン、まだ私、ラストシーンに引っかかっています)。
まぁラストの事は置いておいて(笑)、陽の当たらない不遇の人生をずっと送っていた三郎が、ひょんなことから外科医としての才能があることを見出されて、指導を受けているうちに患者を救っていくことに生きがいを感じ、自分の“生きがい=医療”を続けるために東京の大病院に行き、病院の閉鎖的風潮を打破しようと奔走し、しかし偽医者であることがバレて全てを失い・・・ということが、とてもドラマチックに描かれていて、「三郎はこれからどうあるべきなのか?」ということを何度も考えさせられました。
サブキャラクターも面白く、いろんな想像(妄想)を勝手にしていました(笑)
亜希子は三郎が偽医者ということを早くから知っていて二人で父親を騙していくんじゃないか?とか、嫉妬に狂った野上が三郎を陥れるんじゃないか?とか、三郎は医師を続けるために嫌がらせをする高岡を殺すんじゃないか?とか、雄一郎は出所後の三郎に資金を出して医学部に通わせるんじゃないか?とか・・・勝手に妄想して楽しかったです。
「メディカルラブサスペンス」という触れ込みの本作でしたが、その通りだと思いました。
結構楽しめたので、春ドラマの中では3番目とさせていただきました(5/12に書いた「序盤戦・雑感」の記事(こちら)では6番目だったのですけど、上昇しました)。

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話


木9(TBS)「潜入探偵トカゲ」
感想は書いていないのですが、毎週観ていました。
松田翔太君のコスプレを楽しむドラマなのかな?と思って軽い気持ちで観始め、終盤になるにつれてどんどん内容が濃くなっていって面白くなってきたなぁ、と思っていたのですが・・・
あれだけ毎週連呼していた「クモ」が岸森部長の独白中にいつのまにか逮捕されていて、「あれれ!?クモの逮捕が最大の見せ場だったんじゃないの??」と思って、そこがしっくりいかなかったというか(私だけかしら?)。
まぁよく考えてみれば、トカゲの真の目的は「警察内部にいる裏切り者を捜し出す」ということだったから、「裏切り者=岸森部長」の逮捕が一番の見せ場で良かったのでしょうけど・・・。
それにしても「クモ」「茂手木さん」というワードを聞きすぎて、途中で飽きたというか嫌になることもありました。
話全体は悪くはなかったとは思うのですが、もう少し何か明るい面もあった方が良かったかな、という感じでした。
トカゲ側も刑事側も、みんながみんな眉間にしわを常に寄せていたから、観ていて少し息が詰まったというか・・・和ませるキャラクターが一人いても良かったかな?
もしくは「TAKE FIVE」のようなキラキラ感のある映像があった方が良かったかな?
もうひと押しほしい!!という感じでした。
(昨年の大河ドラマの役でいくと「後白河法皇が白河法皇の元で、北条時政の依頼を受けながら、2年前に平忠正が死んだ事件の真相を暴いていく」というドラマでしたね


木10(フジ)「ラスト・シンデレラ」
「アラフォー主人公・桜が、恋に仕事に友情に一生懸命生きる姿」に共感するドラマかな?と思いきや、「20代・広斗派か、アラフォー・凛太郎派か」を考えるドラマになってしまった気がしないでもなく・・・でも、それはそれで3か月間とても楽しく視聴することが出来ました
「ちょっとエッチな大人のラブコメ」ということで(エッチというか「お下品」だと思うのですけど)際どい会話が多くありましたが、私はとても楽しく大笑いしながら観ていました。
たくさんキャラクターがいて、それぞれの群像劇があって、部分部分ではとても共感が出来て・・・なかなか面白い仕上がりだったし、コメディと真面目な部分の緩急がついていたし、「広斗なの?凛太郎なの??」でハラハラドキドキして、まんまと製作者側の術中にハマりまくっていました。
セリフも上質ではないけど良いセリフが多くて、年代もドンピシャだった私には響くものが多かったです。
ただ、上の方で書きましたが、ちょっと桜に共感できない面があったのが少し残念でした。
このドラマの感想を書く時は、どんどん弾けてしまって、恥ずかしいこともたくさん書いてしまいましたが(「裸だけがエッチじゃねーんだよ!」とか 笑)、たくさんの方にお立ち寄りいただけたようで、本当に嬉しかったです(最終話のweb拍手は50人以上の方からいただきました。ありがとうございました!!)。
(※番組公式HPで「広斗か凛太郎か」の投票を行っていましたが、その結果がスタッフブログの方に載っていましたね。ということで、第11話の記事の方で一部追記をさせていただきました)

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話


金10(TBS)「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」
都会の煌めく夜景の中で鮮やかに「愛」のある盗みをする姿がすごくオシャレに感じ、JUJUさんの歌うジャズ「TAKE FIVE」も情感があって、とても素敵なドラマだな~と思っていたのですが・・・。
第4話まではとても面白かったのですが、それまでサイドストーリーとして動いていた20年前の「ルクレツィアの肖像」事件が前面に出てきてからが、異常に長く感じてしまったというか・・・。
あと2話位「愛のある盗み」をした後に「偽TAKE FIVE」を登場させて対決した方が盛り上がったような気がしてなりませんでした。
「TAKE FIVE」がどんどん結束していく姿は良かったのですけどね・・・「ルクレツィア」という言葉を聞きすぎて、嫌悪感すら抱いてしまう位でした(クドかった・・・)。
あとは「ホームレスの女」が真相をなかなか話さないのにイラッとしたというか・・・(演じている倍賞さんが悪いのではなく、セリフの内容&演出にイラッとしました)。
設定は悪くはなかったと思うのですけど、全10話の中の配分が悪く感じたのが残念でした。
でも、「TAKE FIVE」の5人のキャラクターは本当に面白かったので、この5人でまた「愛のある盗み」をしているのを観たいです!(「ルクレツィア」は抜きで 笑)。
逆ハーレム状態の笹原が、もっと男たちの間で翻弄される感じになっていても面白かったかな?とも思ったりもしましたが(笑)
・・・ということで、決して悪くはなかったのですが、中盤から終盤にイラッとすることが多かったことから、5/12に書いた「序盤戦・雑感」の記事(こちら)では3番目だったのですけど、最終的には7番目とさせていただきました

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話


金深夜(テレ朝)「お天気お姉さん」
感想は書いていないのですが、毎週観ていました。
深夜ドラマなので内容はユルいのですが、私は結構ハマって観ていました。
安倍晴子が「気象予報士です(-_-)」と言う所が好きで、監察医・三雲先生の弾け具合(&ファッションセンス)が面白く、ゆとり・青木刑事もだんだん個性が出てきて晴子といい感じになるのかな~と思ったのですけどね~
ラストで晴子がまさか三雲先生に告白するとは思いませんでした(笑)
壇蜜さん演じる蜜代も、日に日にますます妖しくなって、三雲先生との掛け合いが意味深で面白かったです。
ゴールデンタイムの放送だったら色々とツッコみたくなったかもしれないけど、この枠によくある微妙な空気感が出ていて、無表情な安倍晴子に無茶振りしたり、可愛い服を着せたり、変なセリフを言わせたりなど、色々な遊びが感じられて面白かったです。
続編が観たい!と思う位だったので、春ドラマの中では第4位とさせていただきました。


日9(TBS)「空飛ぶ広報室」
上の「優秀作品賞」と「優秀主演女優賞」と「優秀主演男優賞」で既にたくさん書きましたが、このドラマは素晴らしかったと思います!!
稲葉と空井の良い所は上で書いたので割愛しますが、それ以外ではまず2人の上司がそれぞれ部下に対しての声掛け、目配りが絶妙で、他の職種にも当てはまるような名言も多く、とても素晴らしかったです。
また、広報室メンバーも、最初は表面上は明るく団結しているようだったけど内面ではギスギスしていたのに、少しずつそれが解消されていて、最終的には内外ともに素敵なチームワークとなっていて、観ていて本当に楽しかったです。
そして、柚木が「オッサン」→「オッサン・ママ(パパ?)」になるなんて!!
柚木の話だけ切り取ったスピンオフが観てみたい!と思える位、柚木の変化は同じ女性として観ていて嬉しかったです。
片山も、比嘉も、藤枝も、坂手さんも大好きでした!!(←書くと更に長くなるので「大好き」という言葉だけで割愛してスミマセン
「航空自衛隊の事には詳しくない稲葉」と「広報業務にまだ慣れていない空井」を通じて、空自とマスコミの部分についてとても分かりやすく知ることが出来たのも良かったです。
二人の恋の進展も楽しみだったけど、仕事面での成長を見るのもとても楽しみでした。
自衛隊機が青空の中を飛ぶ姿は、本当に月並みな言葉ですが「かっこいい!!」とひたすら思って観ていました。
笑って、泣いて、考えさせられて、キュンキュンして・・・とても充実した日曜9時でした。
明日は日曜日だけど、もう観られないのが寂しすぎる!!
続編 or スペシャルドラマ or スピンオフドラマ 作ってほしいです!!
キャスト、脚本、演出、音楽・・・全てが揃った、とても素敵なドラマでした♪

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話


以上が、各ドラマの総括です。
今期も、とても長い記事になってしまい、申し訳ありませんでした。

最後になりますが、これまでコメントやトラックバック、web拍手、ツイッターやメールで声を掛けていただき、本当にありがとうございました!!
今期はドラマ放送の翌日に感想を書くことが多かったのですが、それでもたくさんの方にお越しいただき、声を掛けていただき、とても嬉しかったです。
どんなルートでも構いませんので、またお気軽に声を掛けていただけると嬉しいです。

こんな気ままに書いているブログで本当に申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

※夏ドラマ、日テレ・水10は来週にもう始まるのですね!
夏ドラマのラインナップは、週明けに(火曜夜までには)書きたいと思っています。

←何か共感できることがありましたら、時々このボタン(web拍手)を押していただけると嬉しいです。
押していただくだけでも励みになります。

※web拍手のコメントには原則としてコメントのお返ししないことにしました。
非公開コメントに対して、返す時にどの程度までこちらが書いてよいかが私にとっては難しくて・・・申し訳ありません。
web拍手コメントも、とても楽しく読ませていただいており、とても励みになっています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
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4 コメント

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Unknown (ひまわり)
2013-07-02 22:02:31
私も今期の優秀ドラマは空飛ぶでしたね。
(空井さんとリカはくっつくであろうと思っていたので
どきどきせずに見れました)
最終回はラストシンデレラが上かなとも思うけど。
ラストシンデレラ、30分拡大、それぞれのその後が
あったらもっとよかったかも。

もともと自衛隊フェチのひまわりは空飛ぶ広報室、
つまらなくても最後まで見る気満々でした。
空飛ぶは毎度毎度それぞれの隊員にスポットが当たっていて
広報室の掛け合いも絶妙でしたね。
両上司&片山一尉、柚木&槙、比嘉さん
どれもいい味出してました。
ラストの別居婚。空は繋がっている!の最後も
空井とリカらしい最後でした。

日曜日の夜、穏やかな気持ちで明日を迎えられるドラマでしたね。
返信する
>ひまわりさんへ (emi)
2013-07-03 14:04:12
ひまわりさん、こちらにもコメントありがとうございます!

最優秀作品、ご一緒でホッとしました。
(藤木さん作品を選ばなかったので、このブログにお立ち寄りいただいている藤木さんファンの方の反応が少し気になっていました。
でも、「空飛ぶ広報室」と「ラスシン」の両方を観ている方は、「空飛ぶ」を上にしている方が多い模様?)

ラスシンは、盛り上げ上手でしたよね。
私もかなり盛り上がりながら、ドキドキしながら最終回を観ていました。
確かに、最後の10分あたりまで結論(広斗エンド)を引っ張らずに、もう少し早く広斗エンドを見せて、それぞれのその後があっても良かったかもしれませんね。
「あのあと、あの人たち本当に幸せになったの!?」と思ってしまいます(^_^;)

その点、「空飛ぶ広報室」は、エンドはある程度予想できたため、私もゆったりと見守ることが出来ました。
隊員の描き方も丁寧でしたし、キャストがみな素晴らしいキャラクターでしたよね。
「空は繋がっている!」・・・素敵なエンディングでした♪

夏ドラマも、何本か感想を書く予定でいますので、もしひまわりさんがご覧になるドラマと一緒の物がありましたら、またお立ち寄りいただけると嬉しいです。
こんなブログですが、これからもよろしくお願いいたします!
返信する
お疲れでした~♪ (まこ)
2013-07-06 14:45:12
8本もご覧になられてたんですねー!
その数ある作品の中での空飛ぶの受賞、うれしいデス♪

ほんとこのドラマは初回から楽しかった~!
お堅い職場にも関わらず、広報室の楽しそうな雰囲気に
一気にヤラれてしまいましたわー。
と、おふざけシーンも満載ながらも皆職務には必死に
取り組んでた様子に好感♪
ハッピーエンドで終わった事にも大満足でしたわー。
それを毎回あーだこーだとemiさんと語り合えたのも
楽しかった!

そして、見てはないけどフジッキーさまの受賞も
うれしいです♪
そうなんですよねー。彼のキャラはとっても魅力的だったのに
どうしても篠原さん演じるヒロインのキャラに馴染めなかったあたし…

次クールはフジッキーさまはお休みかな?
夏は種市先輩と堺さまで目の保養(笑)
今後もよろしく~~~!!!
返信する
>まこさんへ (emi)
2013-07-06 21:07:00
まこさん、コメントありがとうございます!

結局8本見ちゃいました(笑)
でも「空飛ぶ…」が断トツだったような気がします。
それ以外の作品も悪くはなくて、そこそこ面白かったのですけど、「素晴らしかった」という所まではいかなかったかも、です。

>おふざけシーンも満載ながらも皆職務には必死に
>取り組んでた様子に好感♪
そうでしたね~!
ああいう「ふざけたシーン」ってのは、一歩間違うと「職務怠慢」にも見られかねないけど、このドラマではそういうことはなく、あの職場の雰囲気の良さや団結力といったものがしっかり現れていて、とても良かったと思います。
おふざけシーンと本来の職務とのメリハリがしっかりできていて、とても楽しかったですよね♪
私も、まこさんとこのドラマでたくさんお話が出来て楽しかったです!
ありがとうございました!!

うふふ、フジッキー様を助演にしてしまいました
ほんとハマリ役だったんですよ~♪
でも、まこさんが視聴をリタイアした理由も何となく分かります。
私も「吾郎ちゃんが出ているけど、○○が嫌いだからこのドラマは観ない」ということがありますし。
イライラしてストーリー自体に入り込めないのが一番辛いので、そういう時は無理に観ない方が良いと思います(笑)
夏ドラマは、フジッキー様はお休みのようです。

ずぶん、種市先輩に期待大です!
堺様は、力強い役のようですね~。
日曜の夜にスカッとさせてもらえるような内容だったら嬉しいなぁ~。
これからもまたよろしくお願いします(^O^)/
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