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トッカン 特別国税徴収官 第5話

2012-08-16 12:32:27 | 2012夏ドラマ
第5話 「親友が結婚詐欺に?美人教師を差し押さえ 貢いだ金を取り戻せ」

特別国税徴収官(通称「トッカン」)・鏡雅愛(北村有起哉)の元に、亡くなった父所有のマンションを売った時の譲渡所得税・約504万円を36歳独身女性が滞納している案件が回ってくる。
その女性は、桑原演美(小島聖)。高校で音楽教師をしており、上席徴収官・鍋島木綿子(鈴木砂羽)の高校時代からの友人だった。
鍋島は鏡に手伝わせてほしいと申し出て、まずは友人として桑原に会い、桑原は翌日に給料が入った時に分納すると話す。
しかし、翌日に桑原から鍋島に「親戚が入院してお金が必要になったから分納できない」という電話が入ったため、鍋島は桑原を尾行。
桑原が音楽の生演奏をするダイニングレストランに入っていったので、徴収官・釜池亨(笠原秀幸)が内偵をすると、桑原は中西武彦(鈴木一真)にお金の入った封筒を渡しているのを目撃する。
翌日、鍋島と鏡と新米徴収官・鈴宮深樹(井上真央)が桑原の元へ行き問い詰めると、桑原はマンションを売ったお金2,000万円と私学共済からの借入金500万円等の併せて約3,000万円を、借用書無しに中西に貸していると言う。
中西からプロのバイオリニストを育てる教室を作ろうと持ちかけられ、テナント料や講師代、楽器代等でお金がかかるからと言われ、結婚の約束も取り交わした上で、桑原はお金を貸し続けていたのだった。
鏡は、給料を差し押さえたら職を失うかもしれないとして、桑原が愛用している「公売にかければ400万円位になる」バイオリンを差し押さえる。
桑原に絶交された鍋島のためにどうしたらよいか、鈴宮は同期の査察官・南部千紗(木南晴夏)に相談すると、「バイオリン教室に男がお金を使っていないことを証明すればよいのでは」と言われ、翌日鈴宮は鍋島に「バイオリン教室の事を確かめよう」と呼びかけ、二人は中西のお金の流れを調べ始める。
すると、中西の自家用車のローンや従業員の給与の支払いが滞っており、鏡は「数字ばかりにこだわるな、想像しろ。税金は人間の素顔を映し出す鏡だ」とアドバイス。
「プラハ音響」に500万円の入金があったため、鈴宮はその会社に電話をして尋ねると、バイオリニストである妻にレコーディングスタジオを作るための入金だと言われる。
その頃桑原も、中西が実は別の女性と結婚していることを週刊誌記事で知り、中西に問い詰めると「距離を置こう」と言われてしまう。
桑原は、勤めていた高校に辞表を提出し、ガス中毒による自殺を図るが、駆けつけた鍋島に助け出される。
桑原の部屋から、中西へお金をいくら渡していたかを記入した日記を発見した鏡は、中西から滞納金を回収することとする。
国税徴収法第39条の「第2次納税義務」により、中西に桑原の滞納金を支払う義務があるとして、中西が経営するダイニングレストランに置いてあるものを差し押さえていき、鈴宮は「あなたは(桑原)演美さんから、お金じゃ買えないものまで奪ったんです」と言い捨て・・・


というような話でした。

前回(こちら)の感想で
「オリンピックで2週間休みのせいか、予告編がなかったけど、一気に変わったりして!?という期待がちょっと(笑)」
と書いたのだけど、一気に変わることは無く(苦笑)
まぁ、でも話の内容は良かったと思いますよ。

鍋島&桑原の、36歳独身女性が結婚を焦る気持ちと友情が、上手く描かれていて。
約3,000万円を貸しているのに、借用書が無いことはビックリでしたが、キッチリ日記には書いていて良かったですね。
借用書が作れなくても、金銭を渡したと言う事実を日記やメモにはしっかり残しておくべき、ということで。
もっとも、私は「他人にお金は貸すな」と祖母に口を酸っぱく小さい頃から言われていたので、私は大金(1万円以上 笑)を人に貸したことはないですけどね。

「友情」ということで、鈴宮が、前回ひどく騙された相沢芽夢(美波)とヨリを戻しそうな雰囲気に。
鍋島が言っていた「腐れ縁かなぁ、理屈じゃないのよね、女同士って」っていうことなのかな?
芽夢が再登場、ということで、これからはどういう役割をしていくんでしょうね?
鈴宮と南部の「同期コンビ」も、少しだけ仲良くなってきたみたいだけど。

あとは、異動してきた徴収官・錨喜理子(星野真里)が、これから何か関わってきそうですね。

今回は鏡の「数字ばかりにこだわるな、想像しろ」という言葉が、私の印象に一番残りました。
税金関係の仕事はしたことはないけど、数字を分析する仕事をしたことがあり、「そうだよなぁ~」と思い出しました。
数字の動きを眺めていると、けっこう想像が膨らんで面白いんですよ(笑)


ということで(?)、オリンピック休みの前と後では、期待しているほどの変化は無かったのですが(鈴宮は少ーーーしだけ明るくなったかもしれないけど)、本ドラマは話の内容は夏ドラマの中で一番しっかりしているのかも・・・とは思ってきました。
でも、見せ方がねぇ・・・
テレビ画面を節電仕様で暗めに設定しているので、室内のシーンは本当に暗く見えちゃうんですよね。。。
かと言って、明るくして観るのも違うし。
せめて、笑えたりホッコリできるシーンは、もう少しメリハリを付けて明るく見せてほしいな~と思ったりします。
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2 コメント

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こんにちわんわん (ルル)
2012-08-17 13:24:50
>一気に変わることは無く(苦笑)
まぁ、でも話の内容は良かったと思いますよ。

うんうん!同感デス。
ぐー子はあれだけど
話は良かったですよね。

>鏡の「数字ばかりにこだわるな、想像しろ」という言葉が、私の印象に一番残りました。

お金の使い道とか
ルーズな人とか
人間生が見えますよね。
貸した金はあげたと思え
なんて言葉も言われてますが
実際 ワタシ自身
ある人に千円(少額ですが)を貸した事が
あるのですが
戻ってきませんでした。
借りた方は千円ぐらい?と
思ったのかもですが
これ、金額の問題じゃないんですよね。

そんな経験からすると
このドラマ 描き方によっては
すっごく面白くなるのにな~と
思ってるのですが
勿体無いですね~。
返信する
>ルルさんへ (emi)
2012-08-17 20:30:17
ルルさん、コメントありがとうございます!

>お金の使い道とかルーズな人とか
>人間性が見えますよね。

そうですよね~、浪費癖のある人って、注意しても繰り返していますよね(^_^;)
バイト先とか職場で、何年かに1度、お金にだらしない人を見たことがあったけど、上司や先輩に怒られた時は謝るけど、またやってしまっていました。
私は、近づかないようにするしかないかなぁ~と思って、距離を取っていました。

>このドラマ 描き方によってはすっごく面白くなるのにな~と思ってるのですが
>勿体無いですね~。

そうそう!そうなんですよ!!
話の見せ方と、主人公のキャラクターで変わると思うのですけどね。
主人公の方が、1年前「太陽の陽子さん」と連呼されていたので、それと真逆なキャラクターはやっぱり・・・。
怒られて「グーーー」と言っちゃうところは、別に良いのですけど(ニックネームがぐー子だけに)。
少しずつでも変わると良いなぁ、と思っています。
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