emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

大奥~誕生 第4話

2012-11-03 00:27:34 | 2012秋ドラマ
第4話 「実らない果実、忍び寄る毒蛇」

万里小路有功(堺雅人)が大奥に入ってから一年。
有功は大奥の男たちを相手に講義をして外の世界を教え、家光(多部未華子)も有功との話を通じて見識が深まり、政について積極的に考えるようになっていった。
そんな家光に対して稲葉正勝(平山浩行)は「そのご聡明さ、亡きお父上様に良う似ておられます」と言うが、家光は「嬉しゅうない。わしはどうせ将軍ではない。しかし、そなたとこうして政について話すのは、よい退屈しのぎになる。わしもそなたも本来この世にいてはならぬ者同士。この大奥で無聊をかこっているのだから」と寂しげに話す。
有功と家光の仲は深まり、海を見たことがない家光は「わしが世継ぎを産みさえすれば、わしもそなたも用済みになるのであろう?(大奥を出られた時は)真っ直ぐに海へ行こう」と約束をする。
家光は、有功の心が自分から離れていかないか不安になり、しきりに自分の事を嫌いになっていないか尋ねるが、有功は「あなたさまが好きや」と何度も優しく語りかける。
しかし、家光にご懐妊の気配が無いため、春日局(麻生祐未)は「それでは何の意味もないのじゃ。何のための有功か」と怒り、お世継ぎのための次なる手を考え始める。
正勝が死んだとされる日から7年が経ち、母の春日局は7回忌のために実家を訪れる。
正勝の妻・雪(南沢奈央)は、春日局に「正勝さまは真に亡くなられたのでござりまするか。私にはどうしても正勝さまが生きておられると…」と話し始めるが、春日局は雪の頬をビシッと叩いて「お立場をわきまえられよ」とだけ告げて帰っていく。
春日局は、江戸の市中より、次の胤として町人の捨蔵(窪田正孝)を呼び寄せようと画策。
有功は春日局に呼ばれて部屋に行くと、春日局に「今日まで上様のお相手、誠にご苦労様でした」と言われて、胤が無いのだからもう家光の寝所には行かないようにと言われる。
有功は、家光の事を道具としてしか見ていないと怒り、「こないにしてまで血を繋げたとして、その後に何が待っていると言うのです。そうまでして守らねばならぬ徳川家とは、あなたにとって一体何なのですか?」と尋ねると、春日局は「それは、戦の無い平和な世の事です」と言い放つ。
有功は家光に、もう寝所を共にできないと告げると、家光は「お前は痛くもかゆくもない。他の男になぶられるのは、わしの方だけじゃ!わしの体だけがいつも汚される。辱められる。春日に逆らえば、この身が危ないと思うたか!ふぬけは死んでしまえばいい!」と泣き叫ぶ。
「殺してください」と言う有功に、家光は「うそじゃ、死んではいや。どんなに酷い男でも有功が好き・・・」と言って泣き、「(自分にこれからも子ができなかったら)わしと一緒に死んでくれるな?徳川と一緒に滅びてくれるな?」と問いかける。
そんな家光に、有功は「はい」と答え・・・


というような内容でした。

ラブラブ有功&家光でしたが、お世継ぎの兆しが無く・・・再び春日局が暗躍
春日局は、もはや元気のよい男子(+風貌が良い)であれば、血筋などは関係はないという感じでしょうか。
「徳川を守るため=戦の無い世を続ける」という強い強ーーーい意志により、家光の心などどうでも良いのでしょうね。

そんな春日に選ばれた捨蔵を演じているのは、窪田正孝君。
大河「平清盛」では、清盛の長男(重盛)ながらも実に繊細で、いつ倒れてもおかしくない位の苦労人を演じているのですが、このドラマでは真逆の役でビックリ!
でも、この役もすごく似合っているような気がします。
遊んでいる感じ、怖い春日局を目の前にしてオドオドしてしまう様子が、実に良かったです。
家光とどうなるのかなぁ・・・

有功は、もう何年も大奥に缶詰めになった人々に、そして家光に、大奥の外の世界の事を教えてあげて、たくさんの人に光を与えることで存在意義を見出していたようですが。。。
人望も集めていて、ただの「お小姓」なら素晴らしい存在だったのでしょうけど。
でも、本当の使命は、お世継ぎを誕生させることなので・・・
春日局に告げられた後の有功の表情は、絶望感がとても出ていました
そして、それを上回るかのように、多部ちゃん演じる家光の泣き叫ぶ言葉の数々・・・
やっぱり家光が一番可哀想かな・・・
こんなにとっかえひっかえ男が変わるなんて・・・ね。

「有功と家光」は強い絆で結ばれているようですが、そこに捨蔵がどう関わって来るのか。
というか、春日局がどう圧力を加えていくのか!?
想像ができないデス
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月で閲覧数が多い記事 | トップ | グランプリシリーズ 中国大会 »

コメントを投稿