emitanの心にうつりゆくもの

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捜査地図の女 第4話

2012-11-15 23:21:47 | 2012秋ドラマ
第4話 「秋の京都で生き返った女!!15年目の再会…姉妹の殺人トリック」

いつもあらすじを書いてから感想を書いているのですが、今回はあらすじを書きながら感想(青字)を書こうかなぁと。
でも、やっぱり無駄に長くなってしまったような


とうとうと流れてゆく川は、この街を訪れては去ってゆく旅人達にどこか似ています・・・

というナレーションで始まった今回。
ここで流れた
 ・四条大橋からの鴨川の景色
 ・賀茂川と高野川が合流する賀茂大橋の景色
2か月前に、実際に見たなぁと、ちょっと嬉しくなりました。


非番だった京都府警捜査一課の橘珠子(真矢みき)は、義理の息子・橘和輝(佐野岳)と電器屋の特売に行くが、すごい行列で、珠子は一番早くに来た客・野坂良枝(酒井美紀)に尋ねたところ、前日の夜9時から並んでいたとのこと。

・・・ここで珠子は既に事件関係者と「偶然」会っているのよね

そんな中、上柳橋で殺人事件が起きたと、電話で同僚に呼び出される。
被害者は松井田仁志(上杉祥三)で、元暴力団員、6年前架空請求詐欺の主犯格として逮捕、服役、先月出所したばかり。
衣服に白い馬の毛がついていたことから、京都市内で馬のいる場所を探したところ、ある乗馬クラブを訪れていたことを突き止める。
そこでは、厩務員・野坂正也(浅利陽介)が松井田に殴られており、姉の居場所を尋ねられて「15年前に死にました」と答えたところ殴られたという。
別の目撃証言から、松井田が正也のアパートも訪れていたことが分かり、そこに現れた女性に聞いたところ、その女性が姉・正枝であり、15年前に死んではいなかったことが分かる。
なぜ「死んだ」と言ったのかを正也に聞こうと乗馬クラブを再び訪ねると、正也はドラマ「暴れん坊侍」の馬の貸し出しに行っていると、正也の恋人・榎木瑞穂(遊井亮子)から教えてもらう。
そこには、瑞穂の兄・武弘(志村東吾)も勤めており、5年前にリストラで職を失っているところを正也がここの仕事を斡旋してくれたと言う。
良枝は、松井田と東京でかつて深い仲となっていて、松井田は架空請求詐欺で得たお金の一部を良枝に預けていたという話が出てくる。
松井田の靴底についていた腐葉土と苔は、京都では美月山にしか存在しないもので、殺害直前に付着したということも分かる。
良枝は事件当日、電器屋に夜9時から並んでいたが、9:30と10:30にトイレで席を立っており、いずれも5分程で戻ってきていた。

・・・ここで、良枝がサングラス&マスクで出掛けているのを観て「怪しいなぁ~」というか「入れ替え!?」なんて思ったんですよね。
ビンゴでした
まぁ、夜にあんなサングラスをかけるのは不自然ですよね


良枝がトイレと言って電器屋を離れたのは、瑞穂に1時間身代わりを頼み、電器屋から犯行現場まで自転車で移動したのではないかと考え、レンタサイクルの履歴を見ると、瑞穂がお金を払っていたことが分かる。
そこで、良枝に任意同行を求めて話を聞いたところ、自分が橋から突き落として殺したと話す。
瑞穂は、正也が松井田にお金をゆすられているのを気に病み、その元凶である良枝に直接相談してきたため、良枝が決着をつけたとのこと。
正也はここ数日ずっと念仏寺で寝泊りしていたとのことだったので、住職に正也について話を聞いたところ、正也の父は幼い頃に病死しており、母は念仏寺近くの親戚の家に良枝と正也を預けっぱなしで失踪し、良枝も15年前「正也を迎えに来る」と言い残して失踪していたという話を聞く。
正也が羅漢像の近くに正枝からの手紙を埋めたと聞き、珠子と成田慎平(石黒賢)が探していると、手紙の他に馬の蹄鉄が見つかる。
その馬の蹄鉄から、松井田の血と正也の指紋が検出される。

・・・成田が、えんまの顔をした羅漢像に興味を持って顔を近づけたら、凶器の馬の蹄鉄を見つけるなんて・・・
ちょっと偶然過ぎないか!?なんてね。
珠子が手紙を探した理由も、いまいちよく分からなかったのですが
ここら辺の展開は、少し強引過ぎたかなぁと。


松井田の靴から見つかった土の場所・美月山で聞き込みを行った山之内文雄(宇梶剛士)は、松木田の目撃情報は無く、ドラマ「暴れん坊侍」のロケが見れただけだと話す。
それを聞いた珠子は閃き「地図は生きている!」と叫ぶ。
松井田に付いていた美月山の土は、「暴れん坊侍」で使われていた馬が落としたもので、松井田は殺される直前に乗馬クラブを訪れてその土を踏んでいたのだった。

・・・ここで「暴れん坊侍」のロケと美月山が繋がるんですね(笑)
そして、珠子の定番のセリフ「地図は生きている!」は、ここで使われました。
叫び声と共に
4話までくると、大体「あぁ!ここで珠子が大声を出すぞ!」というタイミングが分かってきて、「地図は生きている!」を聞くと我が家では爆笑します


松井田は、5年前まで傷害罪で刑務所にいた武弘と刑務所時代に一緒で、乗馬クラブで再会し、服役したことを妹・瑞穂にバラすと脅され、その口封じのために殺したというものだった。
正也は、武弘が松井田に脅されているのを知っていて、血の付いた蹄鉄が乗馬クラブにあるのを見て、それを黙って念仏寺に持ち帰り、羅漢像の裏に隠したのだった。
珠子は正也に、良枝が正也の小さい頃の夢だった「自分の家に住むこと」を叶えることができるまで帰らないことを決めていたが、お金が貯まらなかったために京都へ戻ることができなかったのだと話し、
「旅は家を出た時から始まり、家に帰った時に終わると言います。
 でも良枝さんには帰る家がありません。彼女の帰る場所は、あなたです。
 あなたがお姉さんの帰る場所なんです。
 お姉さんの20年にも及ぶ長い旅、そろそろ終わりにさせてあげません?」
と語りかけると、正也は「姉ちゃん、帰って来いよ。おかえり。」と声を掛け・・・(終わり)

・・・武弘が松井田とムショ仲間だったなんて・・・何だかこれも偶然すぎですよね。
伏線の回収をしているようには見えるけど、伏線の回収と言うには偶然が重なり過ぎている感が否めませんでした
まぁ、松井田はムショから出てもとんでもないヤツだったのですが。
でも、なぜ良枝は松井田と深い仲になっちゃったのかしら??
(良枝演じる酒井美紀さんが、どうしても知的で清楚なイメージがあるので、水商売をしていて元暴力団員と深い仲になるようには・・・お金の為だったのかなぁ??)

地図が出てくることで、分かりやすいっちゃあ分かりやすいんですけどね~。
珠子は、相変わらず面白いのですが。
少し中だるみ感がある回だったような気がします

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2 コメント

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>ルルさんへ (emi)
2012-11-20 20:29:45
ルルさん、こちらにもコメントありがとうございます!

ルルさんは、犯人は兄だと読めていたんですね!
私は、その場面では気づきませんでした

>色々と偶然が重なり過ぎて解せなかったです~。

ですよね~。
事件関係者が少なくて分かりやすいのがこのドラマの良い所なのですが、こう偶然が重なり過ぎるのも・・・。
刑務所に入るような事件を起こしていたら、親族の誰かは必ず知っていて、そこから聞きそうなものですよね(^_^;)
あと、偶然の出会いが多すぎて、「京都って、そんなに小さい街だったっけ?」と思ってしまいそうになるけど・・・。

次回は楽しく観れると良いですね~
返信する
Unknown (ルル)
2012-11-20 11:17:31
>・・・成田が、えんまの顔をした羅漢像に興味を持って顔を近づけたら、凶器の馬

うんうん!ワタシも思いましたよ!
瑞穂が兄に
私達、隠し事はな台詞を言った時
兄役(笑)の表情が妙な笑いをしてたので
犯人はこいつだ(笑)とは思いましたが

兄は刑務所に居た事を
妹に隠しきれるもんかな?とか
色々と偶然が重なり過ぎて
解せなかったです~。

で感想もパスしちゃいました

来週は面白いといいですね。
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