emitanの心にうつりゆくもの

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BG~身辺警護人~(2020) 最終話まで観終わりました

2020-07-31 16:26:33 | 2020春夏ドラマ
毎回の感想は書いていませんでしたが、ここ数か月の記事の中で「BGが今期で一番好き」と書いていました。
週末は色々とあって記事を書く時間がなくて…
週初めのドラマだったら毎回の感想を書けたと思うのですが、とても楽しく観ていました!!

2018年の前シリーズでは、キャストが豪華すぎて「斎藤工君や菜々緒ちゃんに大した見せ場がなくて残念」とブログに感想を書いていたのですが、
本シリーズでは二人の活躍もしっかり描かれていて、メチャメチャカッコ良くて見応えがありました!
まさか二人が交際していた→破局したというのにはビックリしましたが(笑)
そんな複雑な雰囲気も出しながら、島崎警備とKICKS CORP.の話が上手く行き来していたので、ストーリーに厚みがあって良かったです。

前シリーズでは「限界のある民間警備会社のルールの中で、どう依頼人を護るか」ということが描かれていて、けっこう「限界」「制限」というものが前面に出ていたと思うのですが、
本シリーズでは島崎章(木村拓哉)が個人で警備会社を立ち上げたことによって、リミッターが外れて、他の民間警備会社ではなしえない警護をしていき、警護以外の依頼人の心にまで踏み込んでいる点で深みがあって見応えがありました。
そして最後には命懸けの警護となり、命と警護について「どちらが大事か」ということも描かれていて…。

「高梨!お前俺に聞いたよな?何でボディガードなんかに必死になれるのかって。
 たぶん、人を信じられるかどうか問われてるからじゃないかな。
 毎回色んな依頼人に会って、いやが応でも人を信じることに全力を傾ける、たとえ敵対する人間でも…。
 信じて護る。
 今の依頼人を護ることが、その人の未来を護ることになる、それが俺たちの仕事なんじゃないの?」
「(依頼人が)嘘かどうかなんて分かんないよ。
 だから信じてみるしかないんだよ!
 じゃなかったら、護るのに命なんて懸けらんないだろ」

島崎のような人がもし家族だったら私は全力で止めますが
もし私が依頼人で、島崎のような人が警護してくれるのなら、もう神のようにあがめてしまうだろうなぁ・・・。


自ら危険な目に遭おうとするのを止める警護とか、社内セクハラ&パワハラから護るとか、立ち退きを迫られているカレー屋を護るとか、かなり変わった依頼内容で毎回面白かったですし、
20年間引きこもっていた人の外出を警護するといった現在の社会問題とリンクした内容も入っていて、そういう題材選びの新鮮さに感服もしました。
そして、それぞれにリアリティを感じたのは、主演の木村君とバディの斎藤工君を始めとするキャスト&ゲストキャストの迫真の演技が際だっていたからこそ!
みなさんハマリ役だったと思います!

本シリーズからレギュラーの整形外科医・笠松多佳子(市川実日子)の存在も、とても良かったです!
サバサバした笠松の雰囲気が島崎にとって心地よいというのが随所に伝わってきて、分かりにくいようで分かりやすい島崎の恋心を観ているのも楽しかったです。
最後に笠松は島崎に「あなたみたいな人を一生縛ることはできない。好きにして。ただし、死なないように」と絶妙の言葉を掛けていましたね
これからもいい関係性が続いていくのだろうな・・・と思える、とてもいいシーンでした

息子・瞬(田中奏生)も、年頃の男の子感が出ていて良かったです
面と向かって父親と話はなかなかできないけど、父親の心情は即座に感じ取って、笠松先生や高梨雅也(斎藤工)に聞きに行ったりして(笑)
役と共に田中奏生君の成長も感じられて、微笑ましく観ていました


7話で終わってしまったのは勿体なくて、もっともっと観たかったのですが、
たぶん続編はあると思うので(笑)、続編のお知らせを心待ちにしたいと思います!

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