第9話 「8歳下の彼氏のため神様、女子力ください 限界主婦の家出」
最終話(第10話) 「バイオリン三銃士!今夜でお別れ…好きの先へ進む勇気!」
小暮也映子(波瑠)は大学生・加瀬理人(中川大志)と付き合うことになったのに、
也映子は、8歳差という年の差におびえ、
理人は、強気にいったり弱気になったり・・・。
也映子なんて、まだ29歳なんだからそんなに気にすることないのに!!と40代半ばの私からすると思ってしまうけど、
でも確かに8歳差というのは、だんだんと年を重ねるにつれて大きく出てくるかもしれないから、今のうちに十分に考えておくのは必要なのかもしれない・・・!?
いくら理人が先生・久住眞於(桜井ユキ)との初恋をこじらせて無菌状態とはいえ(笑)
「好きのその先が怖いです。
私、たぶんすぐ理人君に好きのその先を求めてしまうと思う。
でも、それは無理な話で、だってあなたはまだこれからの人な訳で・・・
バイオリンがあれば私たちは、バイオリンが好きなだけの気の合う二人でいられる。
お互いのことを気持ち軽くしてくれる人って思える。
そういう二人でいられる」
付き合ったばかりなのに也映子にどんどん拒否られる理人が、観ていて可哀想でした
落ち込み悩む理人に兄・侑人(鈴木伸之)が「時間と距離は空けちゃダメだよ」とアドバイスするのには、ちょっと笑ってしまいましたが、なかなか深い言葉でした。
北河幸恵(松下由樹)は、プツッと切れてしまってプチ家出
夫・弘章(小木博明)が「毎日大変そうだから協力してるつもりなんだけど。よくやってくれてると思うからさ、多実の受験のこともお母さんのことも。でも、あんま完璧にやろうとしなくてもいいんじゃないの?」
と言ったのまではいいのだけど、
「ちょっと見ててキツイよ」と続けて言ってしまったのは・・・
さすがに義母・由実子(夏樹陽子)が見かねて
「アンタね、これでね幸恵さんが明日一人で帰ってきてこのドアを自分で開けたらね、とてもじゃないけど取り返しがつかないんだよ!もうあんたはお父さんと一緒で・・・妻の一人くらいちゃんと大事にしなさい!」
と弘章に言ってくれて良かったです!
そんな家出を経た幸恵が也映子に掛けた言葉が、とても良かった!
「前に私、私たちの関係ってゆるいかもしれないけどいいものだと思うって言ったよね?
実際、人間愛では最強の3人だって思ってるよ。
也映子ちゃんと理人君と私の3人でずっと仲良く繋がってられたらいいなって、心から思ってる。
でもそれはね、私がもう辛くても投げ出したくても続けていかなきゃいけない関係を持ってるからなのよ。
あのプチ家出した日ね、家族が迎えに来て、夫に名前を呼ばれた時、『あぁ私、この日をまた思い出すんだ』って思ったの。
家族とか夫とか、キツくて全部投げ出したくなった時に、ギリギリ持ちこたえるための記憶が一つ増えたって思った。
嬉しかったよ、すごく。
でもね、その嬉しいと同じくらいに、キツイことがこの先にもまた絶対にある」
「也映子ちゃん、もしいいなって思ってもらえてるなら、ゆるくて優しい世界にとどまってちゃダメよ。
本当に大事な人とは、ゆるくて優しい世界のその先に行かなきゃ。
じゃなきゃ、深くは繋がれないんじゃないかな?」
それでも理人と先へ進むことに怖がる也映子に、理人が
「あ゛ぁーもう!めんどくせぇ!」と吐き捨てて抱きしめて
目の前で見てしまった幸恵と受付・庄野眞盛(永野宗典)が「あぁっ…」と低く呻いていたけど、私も同じ声を出していましたwww
若いって凄い!
「俺、あなたのためなら何とかするから、全部…」
わわわわわ!言われてみたいーーー!!(←スミマセンw)
そして、理人が也映子にキスをするけど、エレベータが1階に着いた音がしたら慌てて離れて、周りを確認する、というのは爆笑してしまいました
カッコいいだけでは終わらないのが、理人らしい
顛末を居酒屋で聞き、「ひやぁ~!!いやぁ~!!」と抑えた声で興奮する我らが幸恵さんも、とても良かったです!
幸恵「バイオリン教室がなくなったら消えちゃうと思う?私たちの関係」
幸恵「最悪、二度と私たちが会わなくなっても、何かの拍子に私たち二度と会わなくなっても、それはそれでいいのよ。だって、大丈夫って思うもん、私。こことここは、あとまだ向こうで頑張ってる理人君とも、きっとずっと繋がってられるって思う。20年後も50年後も、あっ、50年後は私生きてないかもだけど、也映子ちゃんと理人君とは会えばきっとまた同じように笑って話せる気がする。そんな風に思える関係ができたってだけで、もう十分じゃない?ねっ?」
也映子「うん…でも会いますけどね!」
昨日最終回だった「同期のサクラ」にも言えると思うけど、こういう不思議な関係性っていうのが「同期」とか「同級生」にはあると私も思います。
私も、新卒で入った会社の同期数名と今でも年賀状のやりとりをしていますし、この前は20数年ぶりに大学時代のサークル仲間と会ったり、あとは10年前に札幌に住んでいた時に入っていたバドミントンサークル仲間4人でグループラインを今でも一年に数回だけだけどやっていたり・・・
しばらく会っていなくても、連絡を取ったらすぐに前と同じように話せる・・・
それだけ凝縮した共通の思い出や経験があるからなのでしょうか。
とても大事な仲間です
そんなこんなで也映子が
「大事にするのです、今を。今、目の前にいる人を。先のことなんか、どうでもいい」
「ただ思ってさえいればいいんだ。私たちはいつでも、いくつでも、前に進める」
という思いになることができて、本当に良かったです!!
それから1年後、眞於先生と庄野さんが結婚!
也映子と眞於先生は友達になって、で、眞於先生はバイオリンの先生に復帰したのですね!
眞於先生から庄野に交際を申し込んで、「たぶん私の方がすっごく好きだと思う」なんて!!
結婚式の二次会で教え子3人が弾くことになったそうだけど、私はそれを聞いた瞬間に「眞於先生の関係者って音楽のプロたちばかりなのでは?その人たちの前であの音でやるの!?」とドキドキしていたのですが、本人たちは当日にその事実に気づいたそうで
しかも、弾くはずだった「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、不倫の末に殺人事件に発展する泥沼愛憎劇の曲
ということで、結局バカの一つ覚え(by理人)の「G線上のアリア」www
3人の演奏前に眞於先生は
「確かに関係性はずっと先生と生徒でしたけど、でも、この3人が出会えていなかったら、今の私はいなかったと思います。なので、今日ここで弾いてくれるの、すっごく嬉しい。ありがとう」
と、せっかくいい言葉を掛けてくれたのに、
庄野さんは酔っぱらっていたのか
「ちなみにこの3人のグループ名は『バイオリン三銃士』だそうです。この場で演奏するなんて、本当に勇者だと思います!ホントに三銃士以上に勇者だと思います!では、早速弾いてもらいましょう、どうぞ!」
とハードルを上げまくり!!
でも、堂々とニコやかに演奏をしている3人の成長した姿に、私も眞於先生と同じくウルウルしてしまいました
そこから少し月日が経ち、也映子と理人はバイオリンを背負って街を歩き・・・
「私たち意外とバイオリン続けているなぁ~と思ってね」
「好きだからでしょ?好きだから続くんでしょ?何事も」
「そうだね。好きだからだ」
いい雰囲気で終わって、とても良かったです
也映子と理人がなかなかくっつかなくて、くっついてもなかなか上手くいかなくて、とてもヤキモキしたのですが(笑)、
幸恵と一緒に「キャーッ」「ワーッ!」「エッー!?」って騒ぐことができて、
理人のドS攻撃にキュンキュンしまくって、
とても楽しい3か月でした!!
俳優でない人がドラマに出るのは私は好きじゃないのですが、滝沢カレンちゃんとか小木博明さんがものすごくハマっていて良かったですし、
眞於先生と庄野さんのサイドストーリーも綺麗にハッピーエンドに繋がりましたし、
主の3人の家族たちもみんなキャラクターが立っていて楽しそうで、
全てのキャストが生き生きとしているドラマになっていて、とても良かったと思います!!
とても素敵な「恋と友情の物語」をありがとうございました!!
←web拍手です。
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小暮也映子(波瑠)は大学生・加瀬理人(中川大志)と付き合うことになったのに、
也映子は、8歳差という年の差におびえ、
理人は、強気にいったり弱気になったり・・・。
也映子なんて、まだ29歳なんだからそんなに気にすることないのに!!と40代半ばの私からすると思ってしまうけど、
でも確かに8歳差というのは、だんだんと年を重ねるにつれて大きく出てくるかもしれないから、今のうちに十分に考えておくのは必要なのかもしれない・・・!?
いくら理人が先生・久住眞於(桜井ユキ)との初恋をこじらせて無菌状態とはいえ(笑)
「好きのその先が怖いです。
私、たぶんすぐ理人君に好きのその先を求めてしまうと思う。
でも、それは無理な話で、だってあなたはまだこれからの人な訳で・・・
バイオリンがあれば私たちは、バイオリンが好きなだけの気の合う二人でいられる。
お互いのことを気持ち軽くしてくれる人って思える。
そういう二人でいられる」
付き合ったばかりなのに也映子にどんどん拒否られる理人が、観ていて可哀想でした
落ち込み悩む理人に兄・侑人(鈴木伸之)が「時間と距離は空けちゃダメだよ」とアドバイスするのには、ちょっと笑ってしまいましたが、なかなか深い言葉でした。
北河幸恵(松下由樹)は、プツッと切れてしまってプチ家出
夫・弘章(小木博明)が「毎日大変そうだから協力してるつもりなんだけど。よくやってくれてると思うからさ、多実の受験のこともお母さんのことも。でも、あんま完璧にやろうとしなくてもいいんじゃないの?」
と言ったのまではいいのだけど、
「ちょっと見ててキツイよ」と続けて言ってしまったのは・・・
さすがに義母・由実子(夏樹陽子)が見かねて
「アンタね、これでね幸恵さんが明日一人で帰ってきてこのドアを自分で開けたらね、とてもじゃないけど取り返しがつかないんだよ!もうあんたはお父さんと一緒で・・・妻の一人くらいちゃんと大事にしなさい!」
と弘章に言ってくれて良かったです!
そんな家出を経た幸恵が也映子に掛けた言葉が、とても良かった!
「前に私、私たちの関係ってゆるいかもしれないけどいいものだと思うって言ったよね?
実際、人間愛では最強の3人だって思ってるよ。
也映子ちゃんと理人君と私の3人でずっと仲良く繋がってられたらいいなって、心から思ってる。
でもそれはね、私がもう辛くても投げ出したくても続けていかなきゃいけない関係を持ってるからなのよ。
あのプチ家出した日ね、家族が迎えに来て、夫に名前を呼ばれた時、『あぁ私、この日をまた思い出すんだ』って思ったの。
家族とか夫とか、キツくて全部投げ出したくなった時に、ギリギリ持ちこたえるための記憶が一つ増えたって思った。
嬉しかったよ、すごく。
でもね、その嬉しいと同じくらいに、キツイことがこの先にもまた絶対にある」
「也映子ちゃん、もしいいなって思ってもらえてるなら、ゆるくて優しい世界にとどまってちゃダメよ。
本当に大事な人とは、ゆるくて優しい世界のその先に行かなきゃ。
じゃなきゃ、深くは繋がれないんじゃないかな?」
それでも理人と先へ進むことに怖がる也映子に、理人が
「あ゛ぁーもう!めんどくせぇ!」と吐き捨てて抱きしめて
目の前で見てしまった幸恵と受付・庄野眞盛(永野宗典)が「あぁっ…」と低く呻いていたけど、私も同じ声を出していましたwww
若いって凄い!
「俺、あなたのためなら何とかするから、全部…」
わわわわわ!言われてみたいーーー!!(←スミマセンw)
そして、理人が也映子にキスをするけど、エレベータが1階に着いた音がしたら慌てて離れて、周りを確認する、というのは爆笑してしまいました
カッコいいだけでは終わらないのが、理人らしい
顛末を居酒屋で聞き、「ひやぁ~!!いやぁ~!!」と抑えた声で興奮する我らが幸恵さんも、とても良かったです!
幸恵「バイオリン教室がなくなったら消えちゃうと思う?私たちの関係」
幸恵「最悪、二度と私たちが会わなくなっても、何かの拍子に私たち二度と会わなくなっても、それはそれでいいのよ。だって、大丈夫って思うもん、私。こことここは、あとまだ向こうで頑張ってる理人君とも、きっとずっと繋がってられるって思う。20年後も50年後も、あっ、50年後は私生きてないかもだけど、也映子ちゃんと理人君とは会えばきっとまた同じように笑って話せる気がする。そんな風に思える関係ができたってだけで、もう十分じゃない?ねっ?」
也映子「うん…でも会いますけどね!」
昨日最終回だった「同期のサクラ」にも言えると思うけど、こういう不思議な関係性っていうのが「同期」とか「同級生」にはあると私も思います。
私も、新卒で入った会社の同期数名と今でも年賀状のやりとりをしていますし、この前は20数年ぶりに大学時代のサークル仲間と会ったり、あとは10年前に札幌に住んでいた時に入っていたバドミントンサークル仲間4人でグループラインを今でも一年に数回だけだけどやっていたり・・・
しばらく会っていなくても、連絡を取ったらすぐに前と同じように話せる・・・
それだけ凝縮した共通の思い出や経験があるからなのでしょうか。
とても大事な仲間です
そんなこんなで也映子が
「大事にするのです、今を。今、目の前にいる人を。先のことなんか、どうでもいい」
「ただ思ってさえいればいいんだ。私たちはいつでも、いくつでも、前に進める」
という思いになることができて、本当に良かったです!!
それから1年後、眞於先生と庄野さんが結婚!
也映子と眞於先生は友達になって、で、眞於先生はバイオリンの先生に復帰したのですね!
眞於先生から庄野に交際を申し込んで、「たぶん私の方がすっごく好きだと思う」なんて!!
結婚式の二次会で教え子3人が弾くことになったそうだけど、私はそれを聞いた瞬間に「眞於先生の関係者って音楽のプロたちばかりなのでは?その人たちの前であの音でやるの!?」とドキドキしていたのですが、本人たちは当日にその事実に気づいたそうで
しかも、弾くはずだった「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、不倫の末に殺人事件に発展する泥沼愛憎劇の曲
ということで、結局バカの一つ覚え(by理人)の「G線上のアリア」www
3人の演奏前に眞於先生は
「確かに関係性はずっと先生と生徒でしたけど、でも、この3人が出会えていなかったら、今の私はいなかったと思います。なので、今日ここで弾いてくれるの、すっごく嬉しい。ありがとう」
と、せっかくいい言葉を掛けてくれたのに、
庄野さんは酔っぱらっていたのか
「ちなみにこの3人のグループ名は『バイオリン三銃士』だそうです。この場で演奏するなんて、本当に勇者だと思います!ホントに三銃士以上に勇者だと思います!では、早速弾いてもらいましょう、どうぞ!」
とハードルを上げまくり!!
でも、堂々とニコやかに演奏をしている3人の成長した姿に、私も眞於先生と同じくウルウルしてしまいました
そこから少し月日が経ち、也映子と理人はバイオリンを背負って街を歩き・・・
「私たち意外とバイオリン続けているなぁ~と思ってね」
「好きだからでしょ?好きだから続くんでしょ?何事も」
「そうだね。好きだからだ」
いい雰囲気で終わって、とても良かったです
也映子と理人がなかなかくっつかなくて、くっついてもなかなか上手くいかなくて、とてもヤキモキしたのですが(笑)、
幸恵と一緒に「キャーッ」「ワーッ!」「エッー!?」って騒ぐことができて、
理人のドS攻撃にキュンキュンしまくって、
とても楽しい3か月でした!!
俳優でない人がドラマに出るのは私は好きじゃないのですが、滝沢カレンちゃんとか小木博明さんがものすごくハマっていて良かったですし、
眞於先生と庄野さんのサイドストーリーも綺麗にハッピーエンドに繋がりましたし、
主の3人の家族たちもみんなキャラクターが立っていて楽しそうで、
全てのキャストが生き生きとしているドラマになっていて、とても良かったと思います!!
とても素敵な「恋と友情の物語」をありがとうございました!!
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