emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

大恋愛~僕を忘れる君と 第9話

2018-12-11 16:02:48 | 2018秋ドラマ
第9話 「この毎日は奇跡だ!妻を笑わせることが僕の仕事」

濃厚なラス前で、前半に間宮尚(戸田恵梨香)母・薫(草刈民代)井原侑市(松岡昌宏)が急展開になったことを忘れてしまうくらいの、終盤の怒濤の展開で・・・
尚と間宮真司(ムロツヨシ)の息子・恵一は、そうなんですよね・・・侑市にとっては義理の孫なんですよね!!
尚のことが好きだった侑市だけど、薫とも大人のカッコいい男女に見える侑市の幅の広さに、前半は感服しました(笑)
松岡君、凄い!
草刈さんのウエディングドレス姿も、お綺麗でしたし。

侑市の「どうしますか?あっちがリビングで、こっちベットルームです」には引きそうになりましたが(爆)、
「目が覚めたからこうなったんだ。見合いをして、好きでもないけどバランスのいい相手見つけて無難に生きてくなんて、そんなの…。それに、僕は薫先生が好きだ。年は関係ないよ」
「僕と結婚してください・・・医師同士としても理解し合えますし、何より僕が安心して心解放できるのは、薫先生しかいないです」
「おふくろが思い描いているような息子にはなれなかったけど、これがもっとも自分らしい生き方だと思ってる」
「僕と一緒に並んで生きてください。お願いします」
というセリフの数々には、キュンとしてしまいました


さて、本編の方ですが、
尚が妊娠して、出産して、「もう一度、第一章から」の文庫版が100万部突破し、一軒家に引っ越しし、恵一が3歳になったところまで描かれていましたが・・・
自分が妊娠していることも時々忘れてしまったり、
息子がいないことは分かっても、その原因が自分にあることが分かっていないなど、
とても悲しい現実が描かれていて、とても辛いな~と思いながら観ていました。

でも、見つかった恵一が尚に「勝手にいなくなってゴメンナサイ」と言ったことで、自分が息子を見失って大騒ぎになっていたことに気づいたのかな・・・?
認知症を知らせるカードも、スマホも、財布(?)も、結婚指輪も、手がかりになるものを置いていき、
「しんじさま ありがとうございました。 尚」
という書き置きを残して出て行ってしまった尚・・・
いい人に保護してもらえているといいのですが・・・。
認知症の方が電車等に乗ってしまうと想像を超えた移動をしている場合もあると時々聞きます。
愛する夫と息子を置いて尚が何を思って去っていったのか、そして無事に戻ってくるのか、とても気になります!

編集者・水野明美(木南晴夏)は尚に「奥様は生きてるだけで先生の創作の源なんです。大切な、大切なやる気の元なんです」と言っていて、その時の尚には届いていたけど、今の尚はもう覚えていないのかな・・・
でも、忘れてしまう尚のために真司は小説で書き残していた面もあると思うので、どこかで尚がその小説を読んで、真司と恵一のことを思い出す瞬間があるといいなぁ。。。


真司の元バイト先の先輩・木村明男(富澤たけし)が、今回もグッとくることを言っていましたね。
「あの人は、本物のアゲマンだな。何かで読んだけど、本物は自分を滅ぼしながら男を上げるんだってよ。自分を滅ぼすくらいだから、押し上げるパワーも半端ない訳よ。世界に羽ばたいた天才の陰には、必ずひっそりと滅んでいった女がいるらしいぜ」
「間宮は昔から二枚目よ。心の二枚目」
尚は滅びずに、また真司と恵一の元に戻ってきてほしい!それだけを願っています。
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1~3話 第4話 第5話 第6話 第7~8話
※公式HP(こちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昭和元禄 落語心中 第9話 | トップ | ハラスメントゲーム 最終話 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。