emitanの心にうつりゆくもの

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下町ロケット 第7話

2015-11-30 19:51:37 | 2015秋ドラマ
第7話 「反撃開始!! 町工場 vs 医療の野望」

佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)は、社員たちに新型人工弁「ガウディ」の開発に参加することを伝え、開発部から立花洋介(竹内涼真)、加納アキ(朝倉あき)、鈴木健児(堀井新太)の3人を、営業部からは江原(和田聰宏)をプロジェクトメンバーに選出する。
航平はメンバーらに「綺麗事だと笑われるかもしれない。だが、このガウディ計画は単なるビジネスじゃない。技術者として、そして社会の一員として、人の命を救うための果たすべき使命だと思っている。恐らく開発には膨大な時間を要するだろう。もし道に迷ったら、この使命を思い出してくれ。子供たちの笑顔と未来のために、力を合わせてこのプロジェクトを実現しよう」と声を掛ける。
ガウディ計画には3つの壁があり、それは現行の試作品では血栓ができやすい事、資金援助が十分ではない事、そして認可のためのPmea(独立行政法人 医療品医療器具総合機構)の事前面談をクリアしなければならない事だった。
航平らは真野賢作(山崎育三郎)から、ガウディ計画を進める北陸医科大学の心臓外科医・一村隼人(今田耕司)がかつてアジア医科大学心臓外科教授・貴船恒広(世良公則)の元にいて、元々コアハートは一村が発案したものだったが、貴船が自分の実績として発表してしまい、その後一村は福井に左遷された事を聞かされる。
人工弁開発はなかなか上手くいかず、航平は立花らに「失敗し続けるかもしれない。だけどな、独自のノウハウって奴は、そういう努力からしか生まれないんだ。スマートにやろうと思うなよ、泥臭くやるんだ。頭のいい奴はな、手を汚さずに綺麗にやろうとする。それじゃダメなんだ。ものを作るってのはな、頭じゃないんだよ。手と心だ」と言って鼓舞する。
その頃、貴船が北陸医科大学に行って一村を訪ね、人工弁開発を大手企業・日本クラインと共に一緒にやっていかないかと話すが、一村は「このプロジェクトは、自分の力で最後までやり抜く事に意義があると考えております。ガウディは私のアイディアです。コアハートのような事は、もう勘弁してください」と言って丁重に断る。
Pmeaには、貴船と懇意にしている専門員・滝川信二(篠井英介)がいて、貴船は一村との面談は気を付けるようにと忠告する。
Pmeaの第1回面談では、滝川は「審査の本質というのは、何を作るかと言う以前に、誰が作るかという事なんですよ」と、医療機器の開発社はしかるべき社会的基盤が無ければ生命を担う医療機器は扱えないのではないかというような事を言って、財務諸表を用意するなど出直すように言い渡す。
立花チームの開発はなかなか上手くいかず、行き詰った3人はガウディ計画の原点を探るために福井へ出張に行きたいと航平に伝えると、航平と技術開発部長・山崎光彦(安田顕)は3人を福井へ連れて行き、株式会社サクラダの社長・桜田章(石倉三郎)の元へまず会いに行く。
そこで航平は、桜田の顔色が悪いので2人きりになった時に尋ねると、サクラダの親会社である桜田経編がこれ以上進展がなければ支援を打ち切ると言ってきたため資金が半年しかない事を打ち明けられる。
航平たちは、次に北陸医科大学に行き、心臓疾患を抱える子供たちと触れ合い、11歳の高橋圭太のアメリカ製人工弁の置換手術に立ち会う。
手術成功後、立花は航平に「社長の言葉を思い出しました。圭太君のような子供たちを救う事、その子たちの苦しみや悲しみを取り去って上げる事、そのために私たちは戦っているんですよね。もう迷いません。ガウディは必ず私たちの手で完成させてみせます」と告げる。
Pmeaの第2回面談で、滝川は「医療機器というのは、ただ作ればいいというものではない。新しい医療機器を開発したら、それを世界に向けて売らなきゃならない。そのためには製造販売する認可というものが必要になります。その製造販売業の認可を持った大企業が大きなお金を管理し、臨床試験を実施し、最終的にはそれを申請しなければならない。あなた達の会社は、その認可をお持ちですか?そういう事が出来る大きな企業が後ろ盾にならなければ、そもそも医療機器というのは開発不可能なんですよ」と言って、貴船に相談するよう提案する。
すると航平は「でしたら、そういう企業を見つければよろしいんですね?ガウディの開発まで我々を支援してくれる認可を持ってるような大企業を見つければよろしいんですね?開発者にとって製品は子供と同じなんです。その子を託す、信頼できる相手・企業は、自分たちの手で見つけてみせますよ。思いのない所に技術の進歩はないと、私はそう信じています。そもそもこのPmeaは、医療開発を目指す企業の志を諦めさせるための組織ですか?それとも日本の医療の安全と発展のために手助けするための組織なんですか?どっちなんだよ?でしたら、どうかもう少しだけ私たちを信じて、力を貸していただけませんか?たとえ1%でも可能性が残ってるなら、私たちは諦めません!このガウディを完成できるのは、私たちしかいないんだ!」と発言して・・・


というような内容でした。

※私は原作を読んでいません。

今回も、前半はどうも悪い目つきの人が多くて、そのドアップが続くのに疲れました
ガウディチームも、桜田さんは資金不足でうなだれっぱなしだし、一村先生の実力もイマイチ伝わらなくて(爆)
でも、さすが航平!
貴船&日本クラインとズブズブの関係になっている(!?)滝川を、取りあえず論破することが出来たので、いちおう最後には観ている私もスカッとしました!
滝川は何とか貴船主導に持って行きたいようだけど、他の専門員の方々は「日本の医療の安全と発展のために手助けするための組織でありたい」という思いは持っているという事なのかな?

貴船&日本クラインだったら、事前面談でほとんど審査されずに、大企業というだけでスルーなのかしら??
佃製作所を飛び出した中里淳(高橋光臣)が、自分が携わる前のコアハートの部品のテストを行ったらエラーが出て壊れてしまったけど、そもそもその最初の部品は不完全で(それを椎名も知っていて)、中里に作らせるつもりで「中里の引き抜きありき」だったのかな?
でも、中里はあの2枚弁の設計者ではないですからね

椎名は何故、大手企業との契約を次々と勝ち取れるのでしょうね?
NASA帰りという事以外に、どんな実力があるのかしら?
アメリカ企業とのパイプがあるとか、そういうグローバルな付き合いが多いのでしょうかね?
それとも、日本クラインとか帝国重工といった大手企業の重役に、ピンポイントで賄賂を贈っているとか、そういう感じなのかしら?
そこら辺がもう少し描かれると、まだ観やすいと思うのですけどね~。

椎名は「交渉の席に着いた時には、既に勝負は決まっている。勝つべくして勝つ。それが私の経営方針です」と言っていたけど、
航平は「どうかもう少しだけ私たちを信じて、力を貸していただけませんか?たとえ1%でも可能性が残ってるなら、私たちは諦めません!」という事で、椎名とは真逆の感じですよね。
これから航平がどう立ち向かっていくのか・・・
早くスッキリしたいです
←web拍手です。
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※公式HP(こちら
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