最終話(第10話) 「すべての謎が明らかに!!仮面の妻との別離…涙の結末!」
家路久(木村拓哉)は妻・恵(上戸彩)から「仮面に見えるって、私が久さんに言った言葉。事故の前に。ずっと仮面をつけている人と暮らしている気がしてた」と教えてもらう。
翌日、出社する久に息子・良雄(橋來)は「またお母さんに内緒で遊園地行こうね」と言われる。
久は本城剛(田中圭)に呼び出され、事故前の恵がやつれていて、悩んでいて、泣き出したこともあった事を聞き、「人間そんな簡単に変われるもんじゃない。所詮今もいい旦那さんのフリをして恵を騙しているだけなんじゃないですか!?」と言われてしまう。
その頃恵は、久の元妻・香(水野美紀)の病室を訪ね、久との馴れ初めを話し出し、久が結婚前に「お金が無くなってきたってなったら、いきなり親戚とか急にコロッと変わっちゃって。その頃からかな、誰も信用できなくなったっていうか」と話してくれていたが、結婚してからはいつも忙しくて不機嫌で、自分とはお金目的で結婚したのではないかと疑うようになった事を打ち明ける。
すると香は「私にも絶対仮面被ってたんだと思う。でもあなたには包み隠さず話してた。きっと本当に甘えてたんだよ。怖いんだと思う。本当の顔を見るのも、見せるのも。怖いよね、飛び込むのは。それが生きてるって事でしょ」と声を掛ける。
久は、トランクルームに行って、その中にあったトレジャーボックスを開け、会社の不正データが入ったディスクと、良雄との親子関係を調べたDNA鑑定書を見つけ、記憶を取り戻す。
帰宅した久は恵に、事故前に恵に内緒で良雄とトレジャーランドに行って良雄からDNAを採取して口止めしていた事を打ち明け、「僕は本当に誰も信じない男だったみたいだ。本当は知ってたんだよね?DNA検査受けさせた事」と尋ねると、恵はカード明細で知ったのが決定打で茨城の単身赴任先に離婚届を送ったら、久が「やっぱり会って話させてくれないかな」と毎日電話をかけてくるようになっているうちに、久が事故に巻き込まれたのだった。
久は「もう本当に何も言い訳できないよ。バーレーンには僕一人で行ってくる」と言って、自宅の鍵を置いて出て行く。
久が医師・筑波良明(及川光博)の元を尋ねると、筑波は久がリハビリを受けていた時の映像を見せて、恵が腱鞘炎になりながらも懸命に久をマッサージしたり介助したりしていた事を伝え、「事故直後は回復は厳しいと思っていました。だけど奥さんは信じてた。いや、奥さんだけが信じていたんです、あなたの回復を。本当のあなたを!」と話す。
・・・あんな結婚生活の中でも、最後の最後に僕を信じてくれようとしていた恵の姿がそこにはあった。僕は今まで恵に何をしてやれたのだろう・・・
久は第十三営業部長・小机幸男(西田敏行)から、不正データの入ったディスクを社長・上王子悟史(沢村一樹)に渡せば、バーレーン行きは無くなって栄転できる事を言われ、上王子の元を訪ねる。
その頃、第十三営業部の部員たちに第一営業部・黒木仁(新井浩文)や小机は、損失隠しの一件には久が利用されていた事を話し、左遷は表向きは女性問題だったが、実際の所は嗅ぎ付かれた記者から遠ざけるためで、久は上王子に不正データの証拠を取引材料にして一刻も早く役員待遇で本社に復帰するように迫っていた所で事故に遭った事を話していた。
久は上王子に「昔の僕は、一番安全だと思って妻のパソコンや子供のおもちゃ箱の中に極秘データを隠しているような、最低の父親でした。この一件を見過ごせば、また昔の家路久です。(家庭崩壊するぞと言う社長に対して)もう既に壊してたんです!僕は自分の事しか考えてなかった。妻の顔も息子の顔も見てなかったんです!自分自身で家庭を壊してたんです!だから、もう家族に恥ずかしい事だけはしたくないんです!」と言い放って社長室を出ていき、検察庁へ出頭して逮捕される。
第十三営業部の部員たちは、久が利用されていただけで無実である事を証明するべく奔走し、久は無実が晴らされて釈放される。
黒木は久に「私が彼らの側についたのは、上王子社長はもう持たないと思ったからです。素早く寝返るのが出世の秘訣、そう教わりましたよ、昔の家路さんに」と伝える。
久が小机にお礼の気持ちを伝えると、小机は「(夫婦が)分かり合えるなんてことないよ、そんなの。いくら夫婦なんて言っても、赤の他人なんだから。でも、分かり合えなくても許し合うってことは出来るんじゃないかな?」と声を掛ける。
・・・みんな幸せそうに見える。みんな帰る家があって、待っている人がいるかのように。さしたる根拠もないのに、みんな自分の居場所があると信じて生きている。そんなものは砂で作った城のようなものなのに、誰もがその事を忘れている。本当に僕は独りっきりになってしまったんだろうか・・・
自宅マンションが燃えている事に気づいた久は、恵がまだ室内に取り残されていると知り、消防隊の制止を振り切って部屋に向かい、倒れている恵を救出するが、爆発で飛ばされて意識を失う。
目が覚めて、別室で恵が寝ていると知った久は、怪我でまだ歩けないのに這いながら「僕は恵と一緒にいたいんです!恵のそばにいたいんです。彼女には酷い目ばかり遭わせてきたんです。だから、これからは何があっても彼女のそばにいたいんです。仮面に見えたっていい。恵じゃなきゃダメなんです!恵が心から笑ってくれるまで一緒にいたいんです。僕は恵と一緒に生きたいんですよ!」と叫んで必死で恵の病室まで行き、恵の無事を確認すると倒れ込む。
そんな久に恵は駆け寄り、久が恵の顔に触れると、恵の顔の仮面が次第に取れてきて、涙を流す恵の顔をやっと見る事ができ、久は恵の額にキスをして抱きしめる。
・・・こうしてまた新たな生活が始まった。愛する家族のいる所。そこが、そここそが僕の家なんだ・・・
というような内容でした。
まぁ、無難な所で・・・いい終わり方だったと思います。
久は、誰にも心を開かず人を疑ってばかりで、恵にも一瞬だけ心を開いたものの疑ってしまって、まるで仮面を被っているように生きていたけど、二度の事故によって恵の存在の大きさに気付いて、確信して、やっと幸せというもの、「愛」が分かった、というような感じなのかな?
不倫は、しちゃっていたけどね
(←それはなかった事に?
)
「ブラック・久」と「ホワイト・久」の対決!!
・・・ゴメンナサイ、ちょっと笑っちゃった
ああいう対決じゃなくて、「ホワイト・久」が一人で自問自答する形でも良かったような気もするけど、「ブラック・久」のシーンをもっと観たいとこれまでブログ上で書いていたので、(思ったのとはちょっと違ったけど)観ることが出来たのは良かったです。
「ブラック・久」と言っても、会社の大きな不正には関与していなかったのですね。
でも、恵のお父さんの会社に暴落した土地を転売していたのは、あれはどうなったのだろう?(←これもなかった事に?
)
最後の、火事の原因が何だったのかも気になるけど・・・。
というか、「恵を演じている彩ちゃん、大丈夫!?」って、そこにハラハラしてしまいましたが
彩ちゃん、無事に撮影が終わったようですが、どうか元気なお子さんが生まれますように!!
・・・そんな感じかなぁ。
別に悪いドラマじゃなかったし、序盤は特にドキドキしながら見ていたのですが、中盤からはだんだんそれほどドキドキしないで、淡々とドラマを見守っていた、という感じでした。
木村君の熱演には、すごく引き込まれていましたけどね
数々の涙の演技には、ググッときました。
ドロドロ展開になるかと思ったけど、思ったよりはサッパリ終わったような気もして、そこも良かったような、でも少し物足りなかったような・・・。
木曜の夜10時のNHK「LIFE!」を生で観るために木9は家事を猛烈な勢いでしていて、このドラマは毎回翌日に録画で視聴していたのですが、ほとんどの回を金曜にしっかり視聴して感想を書いていたので、たぶん今期では好きなドラマだったのかな、と思います。
(最後は歯切れの悪い感想で、申し訳ありませんでした
)
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
家路久(木村拓哉)は妻・恵(上戸彩)から「仮面に見えるって、私が久さんに言った言葉。事故の前に。ずっと仮面をつけている人と暮らしている気がしてた」と教えてもらう。
翌日、出社する久に息子・良雄(橋來)は「またお母さんに内緒で遊園地行こうね」と言われる。
久は本城剛(田中圭)に呼び出され、事故前の恵がやつれていて、悩んでいて、泣き出したこともあった事を聞き、「人間そんな簡単に変われるもんじゃない。所詮今もいい旦那さんのフリをして恵を騙しているだけなんじゃないですか!?」と言われてしまう。
その頃恵は、久の元妻・香(水野美紀)の病室を訪ね、久との馴れ初めを話し出し、久が結婚前に「お金が無くなってきたってなったら、いきなり親戚とか急にコロッと変わっちゃって。その頃からかな、誰も信用できなくなったっていうか」と話してくれていたが、結婚してからはいつも忙しくて不機嫌で、自分とはお金目的で結婚したのではないかと疑うようになった事を打ち明ける。
すると香は「私にも絶対仮面被ってたんだと思う。でもあなたには包み隠さず話してた。きっと本当に甘えてたんだよ。怖いんだと思う。本当の顔を見るのも、見せるのも。怖いよね、飛び込むのは。それが生きてるって事でしょ」と声を掛ける。
久は、トランクルームに行って、その中にあったトレジャーボックスを開け、会社の不正データが入ったディスクと、良雄との親子関係を調べたDNA鑑定書を見つけ、記憶を取り戻す。
帰宅した久は恵に、事故前に恵に内緒で良雄とトレジャーランドに行って良雄からDNAを採取して口止めしていた事を打ち明け、「僕は本当に誰も信じない男だったみたいだ。本当は知ってたんだよね?DNA検査受けさせた事」と尋ねると、恵はカード明細で知ったのが決定打で茨城の単身赴任先に離婚届を送ったら、久が「やっぱり会って話させてくれないかな」と毎日電話をかけてくるようになっているうちに、久が事故に巻き込まれたのだった。
久は「もう本当に何も言い訳できないよ。バーレーンには僕一人で行ってくる」と言って、自宅の鍵を置いて出て行く。
久が医師・筑波良明(及川光博)の元を尋ねると、筑波は久がリハビリを受けていた時の映像を見せて、恵が腱鞘炎になりながらも懸命に久をマッサージしたり介助したりしていた事を伝え、「事故直後は回復は厳しいと思っていました。だけど奥さんは信じてた。いや、奥さんだけが信じていたんです、あなたの回復を。本当のあなたを!」と話す。
・・・あんな結婚生活の中でも、最後の最後に僕を信じてくれようとしていた恵の姿がそこにはあった。僕は今まで恵に何をしてやれたのだろう・・・
久は第十三営業部長・小机幸男(西田敏行)から、不正データの入ったディスクを社長・上王子悟史(沢村一樹)に渡せば、バーレーン行きは無くなって栄転できる事を言われ、上王子の元を訪ねる。
その頃、第十三営業部の部員たちに第一営業部・黒木仁(新井浩文)や小机は、損失隠しの一件には久が利用されていた事を話し、左遷は表向きは女性問題だったが、実際の所は嗅ぎ付かれた記者から遠ざけるためで、久は上王子に不正データの証拠を取引材料にして一刻も早く役員待遇で本社に復帰するように迫っていた所で事故に遭った事を話していた。
久は上王子に「昔の僕は、一番安全だと思って妻のパソコンや子供のおもちゃ箱の中に極秘データを隠しているような、最低の父親でした。この一件を見過ごせば、また昔の家路久です。(家庭崩壊するぞと言う社長に対して)もう既に壊してたんです!僕は自分の事しか考えてなかった。妻の顔も息子の顔も見てなかったんです!自分自身で家庭を壊してたんです!だから、もう家族に恥ずかしい事だけはしたくないんです!」と言い放って社長室を出ていき、検察庁へ出頭して逮捕される。
第十三営業部の部員たちは、久が利用されていただけで無実である事を証明するべく奔走し、久は無実が晴らされて釈放される。
黒木は久に「私が彼らの側についたのは、上王子社長はもう持たないと思ったからです。素早く寝返るのが出世の秘訣、そう教わりましたよ、昔の家路さんに」と伝える。
久が小机にお礼の気持ちを伝えると、小机は「(夫婦が)分かり合えるなんてことないよ、そんなの。いくら夫婦なんて言っても、赤の他人なんだから。でも、分かり合えなくても許し合うってことは出来るんじゃないかな?」と声を掛ける。
・・・みんな幸せそうに見える。みんな帰る家があって、待っている人がいるかのように。さしたる根拠もないのに、みんな自分の居場所があると信じて生きている。そんなものは砂で作った城のようなものなのに、誰もがその事を忘れている。本当に僕は独りっきりになってしまったんだろうか・・・
自宅マンションが燃えている事に気づいた久は、恵がまだ室内に取り残されていると知り、消防隊の制止を振り切って部屋に向かい、倒れている恵を救出するが、爆発で飛ばされて意識を失う。
目が覚めて、別室で恵が寝ていると知った久は、怪我でまだ歩けないのに這いながら「僕は恵と一緒にいたいんです!恵のそばにいたいんです。彼女には酷い目ばかり遭わせてきたんです。だから、これからは何があっても彼女のそばにいたいんです。仮面に見えたっていい。恵じゃなきゃダメなんです!恵が心から笑ってくれるまで一緒にいたいんです。僕は恵と一緒に生きたいんですよ!」と叫んで必死で恵の病室まで行き、恵の無事を確認すると倒れ込む。
そんな久に恵は駆け寄り、久が恵の顔に触れると、恵の顔の仮面が次第に取れてきて、涙を流す恵の顔をやっと見る事ができ、久は恵の額にキスをして抱きしめる。
・・・こうしてまた新たな生活が始まった。愛する家族のいる所。そこが、そここそが僕の家なんだ・・・
というような内容でした。
まぁ、無難な所で・・・いい終わり方だったと思います。
久は、誰にも心を開かず人を疑ってばかりで、恵にも一瞬だけ心を開いたものの疑ってしまって、まるで仮面を被っているように生きていたけど、二度の事故によって恵の存在の大きさに気付いて、確信して、やっと幸せというもの、「愛」が分かった、というような感じなのかな?
不倫は、しちゃっていたけどね
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「ブラック・久」と「ホワイト・久」の対決!!
・・・ゴメンナサイ、ちょっと笑っちゃった
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「ブラック・久」と言っても、会社の大きな不正には関与していなかったのですね。
でも、恵のお父さんの会社に暴落した土地を転売していたのは、あれはどうなったのだろう?(←これもなかった事に?
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最後の、火事の原因が何だったのかも気になるけど・・・。
というか、「恵を演じている彩ちゃん、大丈夫!?」って、そこにハラハラしてしまいましたが
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彩ちゃん、無事に撮影が終わったようですが、どうか元気なお子さんが生まれますように!!
・・・そんな感じかなぁ。
別に悪いドラマじゃなかったし、序盤は特にドキドキしながら見ていたのですが、中盤からはだんだんそれほどドキドキしないで、淡々とドラマを見守っていた、という感じでした。
木村君の熱演には、すごく引き込まれていましたけどね
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数々の涙の演技には、ググッときました。
ドロドロ展開になるかと思ったけど、思ったよりはサッパリ終わったような気もして、そこも良かったような、でも少し物足りなかったような・・・。
木曜の夜10時のNHK「LIFE!」を生で観るために木9は家事を猛烈な勢いでしていて、このドラマは毎回翌日に録画で視聴していたのですが、ほとんどの回を金曜にしっかり視聴して感想を書いていたので、たぶん今期では好きなドラマだったのかな、と思います。
(最後は歯切れの悪い感想で、申し訳ありませんでした
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※これまでの感想
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