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Citrix製品についてあれやこれやと

子供向けパソコンのこと

2017年01月29日 | なんとなく気になること

そろそろ息子にもパソコンに慣れてもらおうかと。
自分が使っているパソコンに子供用のアカウントを作成して使わせるのも
手かなと思いましたが「C:\Users\Public\Desktop」には今までインストールした
アプリがずらりと並んでいたり、仕事で使ったりするアイコンが表示されていたりと
整理するのが一苦労。
スタートメニューに表示されている共通のアプリケーションだけなら
非管理者向けのポリシーで制御できるのですがWindows7のエディションによっては
利用に制限があったりと色々難点が。

ちなみに、Windows7Pro以上ならコマンドプロンプトよりMMCを起動して
[スナップインの追加]->[グループポリシーオブジェクト]->[非管理者]を設定して
Usersグループにだけポリシーで制御できます。

最近のパソコンは、2世代ぐらい前のサーバー程度の性能があり、OSも64Bitが標準に
なりつつある今日、多くのメモリを搭載しています。
そこで候補に挙がったのが仮想上にOSをインストールして環境を作ること。
私が普段利用しているパソコンも16Gのメモリを搭載しているので1つぐらい仮想OSを
起動させても問題ない構成。
パソコン上で仮想環境を構築する際に利用するソフトの候補は2種類ありVMware Playerと
Virtual Box。仕事では検証用にどちらのソフトも使っているのですがパフォーマンスは
VMwareの方が上のような気も。
そこで非商用目的では無償で利用できるVMware Playerをインストールして環境を作る
事に。
次に子供に使わせるOSをどれにするか。MicrosoftのOSは評価環境用として90日間は
利用でき、回数制限はあるのですが、試用期間を数回まではリセットでき、実質1年
以上は利用できます。Windows7の試用期間を色々と調べていたところ、無制限で
試用期間を伸ばす方法が公開されていたのには驚きです。
新たにOSを購入するのも少々もったいない気がするので教育目的のアプリが組み込まれた
Linux(edubuntu)が公開されていることに気づきました。
どうせマウスと少しキーボードが打てればOKなのでOSはこれを選択。
セットアップしてみたのですが、なかなか良くできたOSで、ライセンスもフリーなことから
セットアップさえクリアしまえばMicrosoftのOSを買わなくても十分利用できそうです。

今回の環境としては、次のような感じ。
1.子供用のアカウントをWindows7上で作成し、スタートアップにバッチファイルを組み込んで
  自動で起動するように設定
2.仮想OSを終了するとWindowsからもログオフするように設定してWindows7は利用できないように。

VMware Playerを全画面で起動すると上にツールバーが表示されます。これがあるとパフォーマンスが
やや低下するので%userprofile%\appdata\roaming\vmwareに保存されているpreferences.iniに
pref.vmplayer.fullscreen.nobar = "TRUE" を追加するとツールバーが表示されなくなります。



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