Citrix XenApp XenDesktop & Etc

Citrix製品についてあれやこれやと

FirefoxとXenAppとCitrix API hooks

2018年05月04日 | XenAppのこと
公開アプリケーションや公開デスクトップで利用するアプリケーションとしてFirefoxはよく利用されます。
一部、認証機関(証明書)の管理がInternet ExplorerやChromeとは異なっており管理が面倒な
点もあるのですがやはりよく利用されています。

Windows Server 2012でFlashを利用するにはOS標準で用意されている機能を有効にすれば
利用できますが、Firefoxでは、別途Flashのプラグインをインストールする必要があります。
最近、このコンポーネントをアップデートした際にFlashが利用されているサイトを表示するとFirefoxが
クラッシュしてしまう問題が発生しました。
Firefoxが「応答なし」となっていたので事象を確認するとプラグインで利用されているplugin-container.exeが
再起動を繰り返しています。
アプリケーションがクラッシュする時に作成されるプロセスダンプを確認すると、スタックトレース内にCitrix API hooksの
プロセスが問題で再起動を繰り返しているようでした。

CTX107825としてメーカでは対応方法を公開していますので今回は次のレジストリを追加することで対応しました。

キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CtxHook
名前:ExcludedImageNames
種類:REG_SZ
値:plugin-container.exe

アプリケーションが正常に起動せず、クラッシュダンプを出力している場合には中身を確認し、スタックトレースないに
Citrix API hooksのプロセスが関連していそうな場合にはこのキーで回避できるケースが多々あります。




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