昭和レトロ バイクさんぽ -2014年7月-
2014年7月のとある日、それは決行された。
私は突然無性に食べたくなるものがある。
いや、会いたくなるのだ。
*
朝早くに藤沢の自宅を出発。
横浜新道から首都高湾岸線に乗り、千鳥町で一般道へ。
県道を北東に向けてひた走り国道464号に合流。
北総線の印西牧の原駅付近から県道を経由して国道356号に出る。
利根川沿いを走り、途中、国道408号の長豊橋で利根川を渡り県道11号を川沿いに走り東へ向かう。
のどかな風景が広がる。
途中のどこかで左折し国道51号に入る予定だったが道を間違えてしまい、立体交差の国道51号をくぐり抜け、通り過ぎてしまった。
バイクにナビが付いてないので、たいていは道に迷うネコさんぽである。(テヘッ)
戻るのも面倒なので「全ての道はつながっている」と自分に言い聞かせてそのまま直進。
公園じみたところで停車し地図を確認。
周囲をよく見ると煉瓦造りの水門のような立派な建造物がある。
何やら信号機が付いている。
横利根閘門(よことねこうもん)と言い、重要文化財らしい。
(“こうもん”といっても私たちがいつも利用している門ではないので、お間違えなく)
閘門とは段差のある水路において、プールのように水を貯めて船舶を上下させて行き来させるものだ。
ヨーロッパの地方にありそうだが、日本に存在するとは思いもよらなかった。
しかもこの閘門、今でも現役だと言うから素晴らしいではないか。
道に迷ったおかげで新たな発見があった。
行き当たりばったりのネコさんぽの得意技だ。(偶然見つけただけじゃねーの)
春には桜も咲くとのこと。
閘門に興味のある方はお友達を誘って行くとよい。
(ちなみに肛門に出血のある方は横浜の松島病院に行くとよい)
友達を誘うときは「閘門を見に行こうよ!」と言ったら、「えっ!?」ってなるので、必ず「横利根閘門を見に行こうよ!」と言いましょう!
*
さて、閘門から横利根川を県道11号で北上し、国道51号に合流。
そこから300mほど走ると目的地に到着した。
ちょっと微妙な雰囲気。
プレハブのような建物に自動販売機がいくつか収まっている。
その中の一つが今回会いたかった“昭和のレトロ自販機”だ。
3台中で一番故障しているように見えるが稼働していたのはこの1台だけだ。
テレビにも結構出演しているらしい。
この自販機はホカホカのお弁当が買える自販機なのだ。
早速、コインを投入しボタンを押す。
大きく開いた取り出し口にゴトンと音がした。
弁当を取り出す。
蓋を外すと中には焼肉と昆布の佃煮とご飯。
(なかなか潔い盛りつけ!)
味はちょい濃いめでお茶と一緒に食すとよい。
量はそれほど多くはないので、若い人なら2~3個はいける。
いっぷくして休んでいると20分くらいの間に、家族連れや若者が“それ”を求めてやってくる。
地元では人気のスポットらしい。
茨城県稲敷市「あらいやオートコーナー」
*
「あらいやオートコーナー」から国道51号を南進すると巨大なカエルが顔を覗かせている。
とりあえず手を合わせて安全祈願。(無事帰る)
そして帰路に着いた。
*
のどかな田園風景が続く。
緑の田園にクロムメッキとワインレッドが映える。
帰路の途中、前回訪れた「オートパーラーシオヤ(成田市)」に寄り道。
蕎麦を注文(ボタンを押す)。
グルグル~しゃっしゃっしゃっ、ベコ、スコ、カポ。
出来上がり。
つゆまで美味しくいただいた。
*
「オートパーラーシオヤ」から県道79号を少し南下したところに神社がある。
森に囲まれた神社は日差しを遮り、夏の暑い日は涼をとれる。
花も涼しげである。
見上げると緑のステンドグラス
ニャンも涼を求めてやってきた。
私を見て出て行った。
「小御門神社」、身代わり・回復・学芸の神様らしい。
ちなみに“こおもん”ではなく“こみかど”と読む。
読者に叱られそうなので、この辺でお開きにしよう。
自販機も閘門も“いつまでも現役で活躍してほしい”と切に願うネコさんぽであった。
おしまい
* * *
RICOH PX & CB400SS
*
2014年7月のとある日、それは決行された。
私は突然無性に食べたくなるものがある。
いや、会いたくなるのだ。
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朝早くに藤沢の自宅を出発。
横浜新道から首都高湾岸線に乗り、千鳥町で一般道へ。
県道を北東に向けてひた走り国道464号に合流。
北総線の印西牧の原駅付近から県道を経由して国道356号に出る。
利根川沿いを走り、途中、国道408号の長豊橋で利根川を渡り県道11号を川沿いに走り東へ向かう。
のどかな風景が広がる。
途中のどこかで左折し国道51号に入る予定だったが道を間違えてしまい、立体交差の国道51号をくぐり抜け、通り過ぎてしまった。
バイクにナビが付いてないので、たいていは道に迷うネコさんぽである。(テヘッ)
戻るのも面倒なので「全ての道はつながっている」と自分に言い聞かせてそのまま直進。
公園じみたところで停車し地図を確認。
周囲をよく見ると煉瓦造りの水門のような立派な建造物がある。
何やら信号機が付いている。
横利根閘門(よことねこうもん)と言い、重要文化財らしい。
(“こうもん”といっても私たちがいつも利用している門ではないので、お間違えなく)
閘門とは段差のある水路において、プールのように水を貯めて船舶を上下させて行き来させるものだ。
ヨーロッパの地方にありそうだが、日本に存在するとは思いもよらなかった。
しかもこの閘門、今でも現役だと言うから素晴らしいではないか。
道に迷ったおかげで新たな発見があった。
行き当たりばったりのネコさんぽの得意技だ。(偶然見つけただけじゃねーの)
春には桜も咲くとのこと。
閘門に興味のある方はお友達を誘って行くとよい。
(ちなみに肛門に出血のある方は横浜の松島病院に行くとよい)
友達を誘うときは「閘門を見に行こうよ!」と言ったら、「えっ!?」ってなるので、必ず「横利根閘門を見に行こうよ!」と言いましょう!
*
さて、閘門から横利根川を県道11号で北上し、国道51号に合流。
そこから300mほど走ると目的地に到着した。
ちょっと微妙な雰囲気。
プレハブのような建物に自動販売機がいくつか収まっている。
その中の一つが今回会いたかった“昭和のレトロ自販機”だ。
3台中で一番故障しているように見えるが稼働していたのはこの1台だけだ。
テレビにも結構出演しているらしい。
この自販機はホカホカのお弁当が買える自販機なのだ。
早速、コインを投入しボタンを押す。
大きく開いた取り出し口にゴトンと音がした。
弁当を取り出す。
蓋を外すと中には焼肉と昆布の佃煮とご飯。
(なかなか潔い盛りつけ!)
味はちょい濃いめでお茶と一緒に食すとよい。
量はそれほど多くはないので、若い人なら2~3個はいける。
いっぷくして休んでいると20分くらいの間に、家族連れや若者が“それ”を求めてやってくる。
地元では人気のスポットらしい。
茨城県稲敷市「あらいやオートコーナー」
*
「あらいやオートコーナー」から国道51号を南進すると巨大なカエルが顔を覗かせている。
とりあえず手を合わせて安全祈願。(無事帰る)
そして帰路に着いた。
*
のどかな田園風景が続く。
緑の田園にクロムメッキとワインレッドが映える。
帰路の途中、前回訪れた「オートパーラーシオヤ(成田市)」に寄り道。
蕎麦を注文(ボタンを押す)。
グルグル~しゃっしゃっしゃっ、ベコ、スコ、カポ。
出来上がり。
つゆまで美味しくいただいた。
*
「オートパーラーシオヤ」から県道79号を少し南下したところに神社がある。
森に囲まれた神社は日差しを遮り、夏の暑い日は涼をとれる。
花も涼しげである。
見上げると緑のステンドグラス
ニャンも涼を求めてやってきた。
私を見て出て行った。
「小御門神社」、身代わり・回復・学芸の神様らしい。
ちなみに“こおもん”ではなく“こみかど”と読む。
読者に叱られそうなので、この辺でお開きにしよう。
自販機も閘門も“いつまでも現役で活躍してほしい”と切に願うネコさんぽであった。
おしまい
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RICOH PX & CB400SS
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