*
長良橋の袂(たもと)にある宿へ到着したのは午後4時半ごろだった。
この日お世話になる“今夜の我が家”、長良川温泉 長良川観光ホテル「石金」さん。
対岸の山の上に城のような建物が小さく見えている。
猛暑に加え迷走による焦りとか冷や汗とか、いろんな汗で体中びっしょり。
チェックインしてひとまず休憩。
日の入りにはまだ時間があるため風呂で一旦汗を流した。
バイクは風を切って走るから夏は涼しいと思うなかれ。
安全のため常に長袖のジャケット(最低でもウインドブレーカー)に長ズボンを着用する。
転倒時に身体への被害を少なくするのと、日焼け防止のためである。
又、夏であっても標高の高い場所などは風も冷たく以外に体温を奪われてしまうのだ。
5時半くらいに外出した。
陽は西へ傾いているが空は明るい。
長良川に架かる長良橋(ストレートな名称・・)を渡る。
対岸の船着き場には鵜飼の観光屋形船が準備中。
料理人らしき男性はいっぷく中。
ちょっとかわいい水門。
キャラクター風のロボットに見えるが意図したものなのか・・。
もしかして・・ネコ?
写真を撮りながらの”ながら散歩”のため、宿から30分ほどかかって岐阜公園についた。
金華山のふもとにある岐阜公園は信長の居館があったとされている。
織田信長についての発掘調査の状況や金華山と岐阜公園の総合的な案内所「信長楽市」。
入場無料なので入ってみよう。
閉まっていた。(トホホ)
信長と天下布武
(心なき者による印版部分への落書きが残念である)
ふもとから山頂付近までロープウェーで約3分。
(突然のタイムスリップ申し訳ない、ゴンドラの写真を撮り忘れた)
ちなみに夏季は22:30まで営業している。
ロープウェーを降りて少し歩くと階段が現れる。
おっ、見えてきたぞ。
城に到着。近くで見ても小さな城だ。
(大きく見えるように写したが・・)
(金華山山頂の脾)
城へ打ち入る前に資料館を見学。
見学時間も約3分。展示物はそう多くない。
城は樹木で覆われている。
いよいよ城に打ち入りだ。
意外とスッキリした天守。
だが目的は内部ではない。
見よ!この天守からの眺望。
なんだか天下をとった気持ちになり、“天下布武!”
・・と小声で叫ぶ。
日が沈むのを待った。
徐々に陽が傾く。
“平成9年改修”と刻まれている。
360度下界を見渡せる岐阜城。
(北東を望む)
そして陽が沈む。
水墨画のような風景。
長良川を一艘の舟が進む。
(夕焼け)
辺りは薄暗くなり街に明りが灯りはじめ、屋形船も出動!
岐阜市街夜景
(南方を望む)
(東南)
北西に位置するスタジアムが沸いていた。
サッカーの試合があるようだ。
ここから応援するのは不可能に近い。
(言われなくてもわかる)
すこし霞んでいるが、なかなかの夜景ではないか。(西方)
右へ(北西)
更に右へ(北東)
また更に右へ(東南)
最近は”360度パノラマ”が撮れるデジカメやスマホもあるようだが、流行に流されないのが吾輩の身上である。(その時に決めた)
突然花火が上がった。
見下ろす花火は初めてである。
天守の警備員さんが「あれは鵜飼の始まりの狼煙ですよ」と教えてくれた。
夏とは言え山頂は風が冷たくなってきたので、そろそろ下山しよう。
腹が空いたので山頂レストラン「ポンシェル」でディナー。
名物の「信長どて丼」をいただく。
この“どて丼”なる食べ物は岐阜市で開催されたご当地B級グルメフェスティバルでグランプリを獲得したとのこと。
豚のホルモンと牛すじを味噌で煮込んだものをご飯にのせてある。
甘辛の味噌が白いご飯に良く合う逸品だ。
岐阜に来たら味わってみるべし。
トイレからも夜景が楽しめる。
トイレで用を足しながら、岐阜の夜景を見下ろし「天下布武!!」
・・と小声で叫ぶ。
(トイレからの夜景)
“もし便器の向こうが透明だったら”などと想像してはいけない。
そこにはただ、“浅黒”&“もじゃもじゃ”の変態おじさんが、プルプルしているだけである。(苦笑)
再びロープウェーに乗りこみ、下界に下りた。
(麓の乗り場)
*
岐阜公園の北西に、長良川の水運を利用して賑わい栄えた川港の古い街並みが今も残っている。
湊町・玉井町・元浜町の三町を通称「川原町」と言い、格子戸の日本家屋が軒を連ねる。
現在でも伝統工芸の「岐阜うちわ」を製造販売している店などがある。
(少し陽炎な光を漏らす格子が美しい)
“川原町”を後にし長良川に架かる長良橋(マジにストレートな名称・・)を再び渡る。
鵜飼観光の屋形船が続々と帰港する。
“今夜の我が家”が光り輝き出迎える。
風呂で汗を流し、BEER缶をあおり床に就いた。
おやすみなさい。
Zzz・・。
つづく
(まだ続きがあんのかよっ!)
* * *
文/写真:ネコさんぽ
バイク :CB400SS
カメラ :CANON G16
N04C(スマホ)
*
長良橋の袂(たもと)にある宿へ到着したのは午後4時半ごろだった。
この日お世話になる“今夜の我が家”、長良川温泉 長良川観光ホテル「石金」さん。
対岸の山の上に城のような建物が小さく見えている。
猛暑に加え迷走による焦りとか冷や汗とか、いろんな汗で体中びっしょり。
チェックインしてひとまず休憩。
日の入りにはまだ時間があるため風呂で一旦汗を流した。
バイクは風を切って走るから夏は涼しいと思うなかれ。
安全のため常に長袖のジャケット(最低でもウインドブレーカー)に長ズボンを着用する。
転倒時に身体への被害を少なくするのと、日焼け防止のためである。
又、夏であっても標高の高い場所などは風も冷たく以外に体温を奪われてしまうのだ。
5時半くらいに外出した。
陽は西へ傾いているが空は明るい。
長良川に架かる長良橋(ストレートな名称・・)を渡る。
対岸の船着き場には鵜飼の観光屋形船が準備中。
料理人らしき男性はいっぷく中。
ちょっとかわいい水門。
キャラクター風のロボットに見えるが意図したものなのか・・。
もしかして・・ネコ?
写真を撮りながらの”ながら散歩”のため、宿から30分ほどかかって岐阜公園についた。
金華山のふもとにある岐阜公園は信長の居館があったとされている。
織田信長についての発掘調査の状況や金華山と岐阜公園の総合的な案内所「信長楽市」。
入場無料なので入ってみよう。
閉まっていた。(トホホ)
信長と天下布武
(心なき者による印版部分への落書きが残念である)
ふもとから山頂付近までロープウェーで約3分。
(突然のタイムスリップ申し訳ない、ゴンドラの写真を撮り忘れた)
ちなみに夏季は22:30まで営業している。
ロープウェーを降りて少し歩くと階段が現れる。
おっ、見えてきたぞ。
城に到着。近くで見ても小さな城だ。
(大きく見えるように写したが・・)
(金華山山頂の脾)
城へ打ち入る前に資料館を見学。
見学時間も約3分。展示物はそう多くない。
城は樹木で覆われている。
いよいよ城に打ち入りだ。
意外とスッキリした天守。
だが目的は内部ではない。
見よ!この天守からの眺望。
なんだか天下をとった気持ちになり、“天下布武!”
・・と小声で叫ぶ。
日が沈むのを待った。
徐々に陽が傾く。
“平成9年改修”と刻まれている。
360度下界を見渡せる岐阜城。
(北東を望む)
そして陽が沈む。
水墨画のような風景。
長良川を一艘の舟が進む。
(夕焼け)
辺りは薄暗くなり街に明りが灯りはじめ、屋形船も出動!
岐阜市街夜景
(南方を望む)
(東南)
北西に位置するスタジアムが沸いていた。
サッカーの試合があるようだ。
ここから応援するのは不可能に近い。
(言われなくてもわかる)
すこし霞んでいるが、なかなかの夜景ではないか。(西方)
右へ(北西)
更に右へ(北東)
また更に右へ(東南)
最近は”360度パノラマ”が撮れるデジカメやスマホもあるようだが、流行に流されないのが吾輩の身上である。(その時に決めた)
突然花火が上がった。
見下ろす花火は初めてである。
天守の警備員さんが「あれは鵜飼の始まりの狼煙ですよ」と教えてくれた。
夏とは言え山頂は風が冷たくなってきたので、そろそろ下山しよう。
腹が空いたので山頂レストラン「ポンシェル」でディナー。
名物の「信長どて丼」をいただく。
この“どて丼”なる食べ物は岐阜市で開催されたご当地B級グルメフェスティバルでグランプリを獲得したとのこと。
豚のホルモンと牛すじを味噌で煮込んだものをご飯にのせてある。
甘辛の味噌が白いご飯に良く合う逸品だ。
岐阜に来たら味わってみるべし。
トイレからも夜景が楽しめる。
トイレで用を足しながら、岐阜の夜景を見下ろし「天下布武!!」
・・と小声で叫ぶ。
(トイレからの夜景)
“もし便器の向こうが透明だったら”などと想像してはいけない。
そこにはただ、“浅黒”&“もじゃもじゃ”の変態おじさんが、プルプルしているだけである。(苦笑)
再びロープウェーに乗りこみ、下界に下りた。
(麓の乗り場)
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岐阜公園の北西に、長良川の水運を利用して賑わい栄えた川港の古い街並みが今も残っている。
湊町・玉井町・元浜町の三町を通称「川原町」と言い、格子戸の日本家屋が軒を連ねる。
現在でも伝統工芸の「岐阜うちわ」を製造販売している店などがある。
(少し陽炎な光を漏らす格子が美しい)
“川原町”を後にし長良川に架かる長良橋(マジにストレートな名称・・)を再び渡る。
鵜飼観光の屋形船が続々と帰港する。
“今夜の我が家”が光り輝き出迎える。
風呂で汗を流し、BEER缶をあおり床に就いた。
おやすみなさい。
Zzz・・。
つづく
(まだ続きがあんのかよっ!)
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文/写真:ネコさんぽ
バイク :CB400SS
カメラ :CANON G16
N04C(スマホ)
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