キ印ぞろいのお茶の会の冒険/The Adventure of the Mad Tea-Party (1934)
"THE ADVENTURES OF ELLERY QUEEN" (1934)
『江戸川乱歩編世界短編傑作集4』(創元推理文庫)に収録。井上勇訳
☆その他の邦訳
*いかれ帽子屋のお茶会(集英社文庫『世界の名探偵コレクション7/10』鎌田三平訳)
*マッド・ティー・パーティー(嶋中文庫『神の灯』大久保康雄訳)
☆事件
エラリイが招待された邸に着くと、そこでは『不思議の国のアリス』の一場面のリハーサルが行われていた。明日が邸の主人の一人息子の誕生日で、そのパーティーで芝居を上演することになっているのだ。アリス役を演じているのは本職の女優、その他は邸の主人夫婦と友人が演じている。ところがその夜、邸の主人が「気違い帽子屋」の衣装のまま失踪してしまう。
☆登場人物リスト
リチャード・オーエン・・・「気違い帽子屋」の扮装で失踪した男
ローラ・・・オーエンの妻
マンスフィールド夫人・・・ローラの母
ジョナサン・・・お坊ちゃま
エミイ・ウィローズ・・・「アリス」を演じる女優
ポール・ガードナー・・・建築家
カロリン・・・ポールの妻
ミラン・・・オーエン家の運転手
モード・・・召使い
ノートン・・・警察署長
デ・ヴェア・・・性格俳優
ヴェリー・・・部長刑事
エラリイ・クイーン・・・探偵
☆コメント
短編集“THE ADVENTURES OF ELLERY QUEEN”(1934)に収録されている作品。
ダネイとリーがそれぞれ「エラリイ・クイーン」と「バーナビー・ロス」を演じながら講演の旅を続けていたころ、ひまつぶしに入った劇場で偶然観た『不思議の国のアリス』の芝居がきっかけで生れたという作品。そのせいか、なにからなにまで芝居がかっていて、「いよいよ、ますます奇妙きてれつだわ」という作品になっています。「フェアプレイ」についての皮肉な見解まで飛び出すほどの、クイーン得意技炸裂の名品。
"THE ADVENTURES OF ELLERY QUEEN" (1934)
『江戸川乱歩編世界短編傑作集4』(創元推理文庫)に収録。井上勇訳
☆その他の邦訳
*いかれ帽子屋のお茶会(集英社文庫『世界の名探偵コレクション7/10』鎌田三平訳)
*マッド・ティー・パーティー(嶋中文庫『神の灯』大久保康雄訳)
☆事件
エラリイが招待された邸に着くと、そこでは『不思議の国のアリス』の一場面のリハーサルが行われていた。明日が邸の主人の一人息子の誕生日で、そのパーティーで芝居を上演することになっているのだ。アリス役を演じているのは本職の女優、その他は邸の主人夫婦と友人が演じている。ところがその夜、邸の主人が「気違い帽子屋」の衣装のまま失踪してしまう。
☆登場人物リスト
リチャード・オーエン・・・「気違い帽子屋」の扮装で失踪した男
ローラ・・・オーエンの妻
マンスフィールド夫人・・・ローラの母
ジョナサン・・・お坊ちゃま
エミイ・ウィローズ・・・「アリス」を演じる女優
ポール・ガードナー・・・建築家
カロリン・・・ポールの妻
ミラン・・・オーエン家の運転手
モード・・・召使い
ノートン・・・警察署長
デ・ヴェア・・・性格俳優
ヴェリー・・・部長刑事
エラリイ・クイーン・・・探偵
☆コメント
短編集“THE ADVENTURES OF ELLERY QUEEN”(1934)に収録されている作品。
ダネイとリーがそれぞれ「エラリイ・クイーン」と「バーナビー・ロス」を演じながら講演の旅を続けていたころ、ひまつぶしに入った劇場で偶然観た『不思議の国のアリス』の芝居がきっかけで生れたという作品。そのせいか、なにからなにまで芝居がかっていて、「いよいよ、ますます奇妙きてれつだわ」という作品になっています。「フェアプレイ」についての皮肉な見解まで飛び出すほどの、クイーン得意技炸裂の名品。
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