市電がくまなく走っている長崎の町。
夜は長崎の郷土料理を堪能しました
これも翌日の仕事の資料のためです。
卓袱(しっぽく)料理といって和華蘭の要素が満載のお料理です。
一番初めに出てくるのが尾鰭(おひれ)というお椀です。
これは「頭から尻尾まで」鯛を一尾使っておもてなしの気持ちを表しているそうです。
お出汁がとてもお上品で優しい味でした。
盛り合わせ。
お造りと続きます。
おもてなしをしてくださる側の手間を考えて
卓袱料理ではお皿は二枚まで。お造りのときのお醤油は使う分だけ。
最後はつまでお醤油を綺麗に拭き取って、また取り皿として使うそうです。
※所説あるとは思いますが、私がお店のお姉さんに教えてもらったことをご紹介してます。
これは揚げ物です。
びっくりするくらいおいしい!!
ハトシというエビのすり身などをパンにはさんだ揚げ物がありますが
これはエビではなく・・・なんだっけ。でもクリーミーでとてもおいしかったのだけは覚えています。
そしてお肉料理は角煮。
お食事としてご飯とお漬物が出て、
水菓子はゼリー寄せ。
もうおしまい、という意味でお汁粉が出て終了です。
もう一回行きたい、食べたい。
帰り道にそんな思いが頭に浮かびました。
この知識はしっかりと翌日に生かされ
名古屋に戻る前には長崎ちゃんぽんを堪能しました。
今回の出張はとても勉強になりました。
他地域で司会をすることの難しさ、自分の未熟さや至らない点を見つめなおすことができました。
そして「チームを組む」ということの素晴らしさも。
今まであまり考えたことなかったのですが、一つのショーを作り上げるとき
司会者一人の力では何ともなりません。
撮影するカメラマンの動き、映像さんの撮影の邪魔をしていないか、メイクさんが主役を時間内に仕上げてくれるか。
ディレクターと息があっているか、ほしいタイミングでBGMが流れるか。
どのセクションも大事です。
呼吸をするように当たり前にそこにいる仲間。
その仲間が一生懸命プレッシャーに負けないように頑張っているから、
表に立つ私が負けるわけにいかないという責任感と緊張感。
足が震えるほどの緊張感と終った時には涙が溢れて止まらなくなるくらいの安堵。
そんな充実した時間を過ごさせていただきました。
今回、ご一緒させていただいた皆様に心から感謝しています。
そして私にこんな素晴らしい機会を与えてくださったことにも。
もっと成長できるよう頑張ります!