
自分が高校二年生の頃この本に出会っていたら、間違いなく理系の大学に進学していたでしょうね。
文章もそれほど難しくなく、ライトノベルを読むような感覚で読み進めることができるので,
高校生に読んでもらいたい本ですね。
ただ、値段がネックかも(文庫本で1100円)
・ドア泥棒は誰だ
"人は皆。物事を「本当に理解する」ことによって学ばず、例えば丸暗記のようなほかの方法で学んでいるのだろうか?これでは知識など、すぐ吹っ飛んでしまう壊れ物ではないか"(P45より)
うーん、耳の痛い話で・・・・。
私もそういう傾向にあるので、"「本当に理解する」" ―学んだ知識を、現実に照らし合わせてみるー を実践していきたいです。
そういえば、丸暗記といえば、高校の地歴の授業、あれはひどかったですね。
世界史が好きな私(世界史だけは学年で常にトップだった)からみても、何でそんなことまでおぼえないといけないの?と疑問に感じたことが何度あったことやら。
というよりですね、"暗記力"を試すような試験問題が多すぎ。
理想を言えば、ある命題(例えば共和制ローマ末期の軍事改革について)を与えて、それについて文章を書くといったテストのほうが、歴史の理解も深まるし、文章を書く能力もついて一石二鳥なのではないかと思いますがね?
地歴の勉強方法については南堂さんのページの"総合学習'(2005年1月30日付け)"を参照してください。
私は、"南堂さん"が提唱している勉強法を実践していない人が多いことことのほうが不思議なんですがね。
これこそ、地歴を勉強する最も効率の良い方法では?
教科書を全部暗記していたのでは時間がいくらあっても足りませんし。