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『素人とプロの違い』

2020年12月21日 08時08分19秒 | 投資

 ある一流企業が一風変わった飲食店を出したとしましょう。

出店した時期や場所なども良かったようで、このお店は繁盛店となりました。

企業主は考えます「うん、なかなかイケル!この路線で次号店も出していこう。」

これは当然の考えです。成功を、さらに積み上げて企業の拡大を図ります。

そして2店舗、3店舗、5店舗、6,7,8,9、・・・ついには100店舗を持ち、

年商50億の 大型飲食店へと成長していきました。

 

うらやましいお話ですね。 ここで解説! なぜ、ここまでの成功を得られたのか?

 

「出店場所や時期、それに一風変わったところがよかったんじゃない?」

 

と、一言で簡単に表現してしまえばそれまでですが、実はそんな簡単なものじゃないのです。

彼らは「投資」をしてたからなのです。投資とは「余裕資金」で行うものと定義しましたね。

そして、「損失は小さく、利益は多きく」いわゆる「ロスカット」という手法を用いているのです。

 

 いくら始めの出店が成功したからと言って、出したお店のすべてが順調に利益を

のばすようなことはないことを彼らは常に知って入います。

 

1号、2号は成功しても、3号店でつまづくようであれば、3号店をすぐに切っていきます。

いわゆる「ロスカット」です。FXで言えば損切りと同じ行為をしているのです。

 そして利益の出る店舗を残して行き 、事業を拡大していくのです。

 

これが素人経営だとどうなるのか ?

 

コツコツ貯めた金と、国金や銀行から借りた資金で開設します。

今までの経験と技術にすべてを掛け、排水の陣で経営に挑むのです。

 

運悪く、思うように売上が伸びなければ大変です。

色々工夫し、なんとか売上を伸ばそうと必死の努力をするでしょう。

 

それでも経営が上手くいかなかったとしても簡単にお店をたたみません。

総資金のすべてが掛っているからです。

 

行き着くところの最後は「破たん」という簡単には再起できない状態となるでしょう。

これが「素人経営」です。 

 

何が違うかわかりますよね?

 

まず、余裕資金でやっていない。「背水の陣でバクチ紛い」

利益が出ていないのに利益が出ることを信じて撤退しない。「未練がましさがある」

資金がなくなるで、或いは無くなっても継続しようとする。「ヤケクソ経営をしてしまう」

成功なのか、失敗なのか見極める度量がない。「視野が狭いのと経験や勉強不足」

 

では、企業の場合はどうだったでしょう?

 

余裕資金で行っているので万が一の場合でも心配は要らない

成功を見届けたら徐々に拡大していく

上手く売上の伸びない所があれば、迷わずにすぐ切るので損失が膨らまない

様々な視野で判断しているため、成功の成否を見極め、正しい行動がとれる

ということです。 この続きは・・・・

 



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