スカイライン －征服ー

くあああーーーーーーーっ
最高っ！！！！！！

完全に「期待感」を裏切られた感じで、
よかった！！！（なんじゃ？？そりゃ）

そ、期待感というのは「Ｂ級」の期待感（笑）

ＳＦ超大作というのは、
危険な香りの映画。
何が危険かって　アクションがデンジャラス！・・とかでは
なくて、
何が言いたいのか？？あれは結局何だったのか？？？

・・と映画が終わったあと、虚脱感が
漂うこと（笑）

でも　逆にそのＢ級感が突き抜けていると
忘れたくても忘れられないマニアックな思い出になって
これがまたいい（笑）

その、怖れていたＢ級感は　覆され、
「見に行ってよかった！！」
夜中の博多を笑いながら　帰ることが出来たのである



舞台は、ロサンゼルス。
ジプシーは、映画が始まってすぐに、
景色を観ただけで　舞台がどこかを当てるのが好きで
今回も始まってすぐ　その特徴を
探しながら観てたら

あった　あった・・・！！ロサンゼルスだ！！！

宇宙人の地球侵略は
映画のネタとしては　昔からあったけど、
ＳＦ界に衝撃を与えた作品「インディペンデンス・デー」に
敬意を払ったのか？
映画の冒頭は、インディペンデンスデーで
最初にＵＦＯが爆撃するビルが、アップで写される・・・

あーーー！！
・・・これで「ロサンゼルス」だと即わかったジプシーであった♪

成功してロサンゼルスで
高級マンションに
住む親友のところに
ある日、ジェロッドと恋人のエレインが遊びに行く

パーティのあった夜、
熟睡する彼らのまぶたに
朝日よりも　あきらかに激しい光が・・・・・・・・



その吸いつけられるような光は
観たものを捕らえて離さない
皮膚や眼光の色が　みるみるうちに
変わっていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「人類吸引」と、邦題のサブタイトルに
あるように、まさに　みんな吸い込まれていく。

圧倒的な力の前に　人類はどうすることもできない



この映画の技術スタッフは、
「２０１２」「アバター」「インディペンデンスデー」などの
超スペシャリスト集団なので
映像には余念がない！！！ほんと、息つく暇ないくらい、
休みの時期がない！！！


技術は素晴らしい！！
・・・しかし　残念なのは、主人公たちに魅力がない（笑）
感情移入が出来ない、ドラマ不足（泣）

インディペンデンスデーは、離婚した妻を助ける夫や、
家族や近所の人たちから相手にされない酔っ払いの
おじさんがエイリアンに立ち向かっていったり。
２０１２もやはり、離婚した妻と夫の復縁・・・
（あの監督はその話が好きなのかな？？両方、同じ監督・・笑）

アバターも人間とナヴィ族への気持ちで
揺れ動く主人公の葛藤とか
あったんだけど・・・・。

周りの人に魅力がない点で言えば、
ホラー映画にカテゴリされるかも♪
ジェイソンにやられる、オバカな若者みたいな感じ？（笑）

ヒーローを作りたがるアメリカ映画が
「圧倒的な強さには　人類は太刀打ちできない」
「今は　救えるような魅力的な人間がいる星ではなくなった」とでも
言いたかったのかな？？？（それもありえるなあ）



でも、「ターミネーター１」も
そんな感じだったもんね
逃げ惑うだけで　サラとカイルの恋も
軽く描かれてたから、これはきっと　大作への序章なんだよ♪

マイケル・ビーン（ターミネーターのジョン・コナーの父とされる役）
みたいに顔が好みだったら
もっとはまってたかも（そこか！）

「エイリアン」という、２０年経っても色あせることない、
宇宙人ものは、
あまりにもすごいだけに、そのネタを誰もが
破ることが容易じゃない

やはり、まゆを作って子孫を培養するというネタは
「ミスト」にしろ、「第９地区」にしても
それをアレンジはしても、
新しい発想のエイリアンってなかなか作り出せないよね♪

今回は、そこ！！がポイント♪
ちょっと　違った風に考えたみたいよん（笑）

お！！がんばったやん！！！
ジプネエサン、クライマックスに　ウケまくり！！！
きゃははははは　


世界各地が写るのは、インディペンデンスデーからの
お約束♪

最後には、笑ってしまうけど、
でも、インディペンデンスデーを観て　憧れた若者が
ハリウッドに来て　がんばった映画なのかもね♪
（勝手に想像してる人・・・笑）

エイリアン好きにはいい映画です♪

帰りには　もちろん
スカイラインごっこをして帰ったジプシーであります♪


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　＠スカイライン　－征服ー（２０１１　米）

	スカイライン―征服 (リンダブックス)
	泰文堂