電脳東京雑記(仮)

大煩悩人の世迷言

2023年トラフグチャレンジ Vol.4 -うねりの海の向こうには-(2023年3月24日)

2023-03-25 11:54:05 | 釣り・魚
一昨日(3月23日、木曜日)は日帰り出張で、昨日は釣行予定ありませんでしたが、翌日(25日、土曜)の天気予報が悪かったので急遽有休取って行きました。とはいえ、この日もあまり天候はよくない予報で、前日・前々日の高釣果の割りにはお客さんは少なく、4時半前に船宿さんに着いても連釣の方々を除けば釣り座はほとんど空いていて、左舷の後ろから2番目を確保し受付を1番で済ませました。こうして、いつもの様に朝食と昼食の買い出しを済ませて、乗船後に準備をしていると2隻出しになるという事で、2号船(通常は烏賊船)の右舷一番後ろ・オオドモの釣り座に移動する事にしました。

※今回のタックルは前回と同じく、喰わせカットウ竿に小型電動リール、そして25号オモリのトラフグカットウ仕掛けでした。



7時前に桟橋を出たトラフグ船の2隻でしたが、ポイントに向かう途中、強いうねりに遭遇して、時より大きな揺れがあり、いつもよりもゆっくり時間を掛けてポイントに向かいました(大きな揺れを感じましたが、外房や相模湾を経験した私的には、そこまでではありませんでしたが、船酔いされた方もいらっしゃいました)。こうして、なんとか9時過ぎに最初のポイントに到着すると直ぐに、左舷のオオドモの方がヒットして、船中第一号の本命・トラフグを釣り上げました。また、2流し目には今度は私の前の方がヒットして、本命を釣り上げました。

※今回の釣り方は一旦、仕掛けを海底まで落とすとすぐに1~2m巻き上げた後、そこから5m位までの上を探る指示でした。また、水深は80m前後でした。



周りの方々が速攻でヒットしたのに対して、私の方は1度アタリがありましたが、アワセが上手く合わず、エサをかじられただけでした。そして、やはり気持ち的に少し焦っていたのか、いつもよりもエサ交換に手間取っていると船長さんから「焦らなくても時間はまだあるよ」とアドバイスを受けて、平常に戻ったような気がしました。それでも、その後はしばらくはアタリがなく、開始から1時間が経過しようとしていたその時、竿先にコンコンというアタリが出ました。そこでアワセを入れてみましたがヒットしませんでしたので、竿先を下げて再びのアタリに備えているとまたアタリが出てアワセると、今度はしっかりヒットしたのを感じて電動リールのスイッチをONにしました。今回は電動の巻きスピードは最速にして、船長さんには何度か海面までの深さを伝えていると、20mを切った頃でタモ入れの準備していただき、最後にすくって頂きました。こうして、この日初めて型を見られた本命・トラフグは40cm位ありました。



なんとか1尾釣れてオデコを脱出して気は楽になりましたが、その後もアタリはずっと遠のいたまま1時間以上経過しました。うーん、このまま1尾で終わるのかな?との思いも出て来ていた頃、何か違和感が出て、糸ふけも出てオモリが落ちなくなったので、オマツリでもしたのかなと思い巻き上げを始めると、今度は重みと引きを感じたのでヒットを確信しました。しかし、その重み事態は軽く、水面近くでも軽トラ級の姿を確認しましたので、最後は抜き上げました。



この日は爆発的な連発というのはほとんど見られませんでしたが、時よりデカい、デカいという声も何度か上がりました。そんな中、今度は贅沢に大きいサイズが来いと願っていました。しかし、世の中そんなに甘くなく、また1時間以上アタリが出ないままでいました。そして、時刻もお昼近くなって来たそんな時に不意にゴツ、ゴツとアタリが出て慎重に合わせるとヒットしました。そこで電動リールのスイッチをONにしたのですが、何と電動リールが竿から外れてしまいヤバい状況になりました。しかし、そこは冷静にリールを可能な限り竿にのせて巻き上げを待ち、最後の10mは手巻きしてタモ入れして頂きました。何とかバラす事もなく釣り上げた3尾目でしたが、笑いそうになる位の大物でした(50㎝位)。



何とか3尾目を釣り上げた午後は集中力が低下したのか、オマツリを連発。一度、変なムードになるとそのまま抜け出せずにいいところのないまま13時半の沖上がりの時刻を迎えました。



結局、今回の釣果は53・43・29㎝の本命・トラフグが3尾のみでした。また、2隻出しで多くの方が本命を釣り上げる事が出来ましたが、ゼロだった方もいらっしゃいました。



※今回は一旦、狙いの棚(深さ)まで仕掛けを持っていくと待ちで、誘い入れはほとんど入れませんでした。また、結果的には4打数3安打(4回のアタリの内、3回ヒット)でしたが、もう少しアタリの回数を増やしたかったですね。そして、やはり、そのためには、ちゃんとした底取りのテクニックを習得しないといけないのだと実感しました。

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