電脳東京雑記(仮)

大煩悩人の世迷言

今年三度目の東京湾フグ釣り

2015-09-13 23:49:44 | 釣り・魚
今日は約半年ぶりの東京湾フグ釣りに挑戦です。

今日はいつもの船宿(浦安・吉野屋)さんに5時前に到着、受付を済ませて、朝食や昼食の買い出しに出かけました。また、船宿さんに6時前に戻り、同行のN師匠と合流しました。

今日のフグ船は、定刻の7時頃の出船でした。また、お客さんは総勢で10数人で、2隻目も出船しました。

8時半頃、最初のポイントに到着して、釣り開始。何度か誘っていると、N師匠の竿にショウサイフグが釣れました。私も負けずと誘っていると、サバフグとサバが釣れました。

この後、何度かポイントを移動するものの魚はかからず、時刻は10時半頃となりました。そして、天気も晴れからどんよりと曇ってきました。そうした中、富津観音が見られるポイントに到着。ここで、N師匠が20cmオーバーのヒガンフグを釣りました。私も負けじとヒガンフグが来ることを祈りつつ誘っていると、20cm位のヒガンフグとショウサイフグが釣れました。

何とかヒガンフグは釣れたものの、N師匠のヒガンフグよりも小さく、大きいやつをと思っていたその時、地球を釣ったかのような重さを感じました。しかし、リールの糸を巻いてみると巻けるのでそのまま巻いてあげると、30cmをはるかに超える大きなヒガンフグを上げることが出来ました。



ヒガンフグは2013年11月の初挑戦以来、2013年の三回の釣行はすべて30cmオーバーのデカブツが釣れたのですが、この年の最後を機に、大物は釣れませんでした(そもそも、昨年の序盤前回も、フグ自体、釣れませんでしたが(涙))。そんな中で、久々の大物(約35cm)のヒガンフグが釣れて、とてもうれしかったです。



大物のヒガンフグが釣れて、テンションは上がったのですが天気は崩れ、時より雨が降って来ました。時々、波・風に強い時がありつつも、次なるフグを狙ったのですが、カットウのエサは取られるばかりで、たまに胴突きにかかるとギマばかりという時間がありました。

それでも何とかあきらめずに誘っていると、サイズダウンしたものの、ヒガンフグが釣れ、最後の最後にはサブフグが釣れました(釣れたサブフグを外していると、船長さんから沖上がりのアナウンスがありました)。



結局、今日の私の釣果は、フグが7尾(ヒガンフグが3尾、ショウサイフグが1尾、サバフグが3尾)で、ゲストは5尾(サバが1尾、ギマが3尾、ホウボウが1尾)でした。また、同行のN師匠の釣果は、フグが9尾(ヒガンフグが2尾、ショウサイフグが5尾、サバフグが2尾)で、ゲストはギマが2尾でした。

(画像は左手前から、サバフグ、ショウサイフグ、ヒガンフグです)



16時頃、船宿さんに帰還して、フグの毒の部位を取ってもらって、持ち帰りました。また、帰宅後はサバ等を下しました。そして、今晩の肴には、サバの半身とサバフグ・ショウサイフグを1尾ずつ、塩焼きにしてみました。



また、ギマは1尾、お刺身と肝を添えたタタキを作ってみました。塩焼きの魚は想像通りの旨さで、ギマの刺身も美味しかったのですが、ギマは肝と一緒に頂く方が美味しかったですね。

ギマはフグ目の魚で、カワハギとも親戚の魚です。また、肝の旨さは、カワハギの肝に近いですね。
(ギマはベトベトの粘液と、かたい角、そしてザラザラの皮と、旨い魚ではあるのですが、捌くのは面倒な魚ですね)



今日の釣りは天気の崩れや、大型のフグが釣れたり、アタリがあってもエサだけ取られたりと、面白い事も厳しい事も沢山あり過ぎましたが、今までのフグ釣りの中では一番楽しく、悔しく、また釣りに行きたいと思う、そんな一日でした。
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