実生苗を生産する場合には、種子を苗床に播いて発芽させますが、
目標数量の実生苗を得るためには、播種する種子の発芽率等を事前に把握しておく
必要があります。
ということで、今回の実習は、スギ・ヒノキ・クロマツの種子について、
次の項目を測定(換算)・計算するととも、恒温器を使用した発芽試験を行い、
この試験結果に基づき発芽率等を求めます。
①1,000粒当たりの重量
②容積重(1㍑当たりの重量)
③1kg当たりの粒数
④容積当たりの粒数(1㍑当たり粒数)
⑤純度(純量率)の算出
純度(純量率)=夾雑物等の混ざりものを除いた正常な種子の割合のこと
恒温器による発芽試験については、概ね次のような手順で試験の準備をしました。
●供試用種子の殺菌
●シャーレに濾紙を2重に敷き、蒸留水で湿らせる
●シャーレ1個につき、正常と思われる種子100粒を濾紙の上に重ならないように
並べる
●シャーレの蓋をして恒温器内に静置する
試験は28日間実施し、毎日、発芽状況を確認して記録していきます。
この試験結果をもとに「発芽率」や「発芽勢」を計算する予定です。
《参考》
発芽率=発芽力のある種子数の供試粒数に対する割合
発芽勢=発芽試験中における一定期間内に発芽した種子の割合
発芽率の数値が同じ場合は、発芽勢の値が大きいものほど勢いのある良い種子
が多く含まれていることになる
目標数量の実生苗を得るためには、播種する種子の発芽率等を事前に把握しておく
必要があります。
ということで、今回の実習は、スギ・ヒノキ・クロマツの種子について、
次の項目を測定(換算)・計算するととも、恒温器を使用した発芽試験を行い、
この試験結果に基づき発芽率等を求めます。
①1,000粒当たりの重量
②容積重(1㍑当たりの重量)
③1kg当たりの粒数
④容積当たりの粒数(1㍑当たり粒数)
⑤純度(純量率)の算出
純度(純量率)=夾雑物等の混ざりものを除いた正常な種子の割合のこと
恒温器による発芽試験については、概ね次のような手順で試験の準備をしました。
●供試用種子の殺菌
●シャーレに濾紙を2重に敷き、蒸留水で湿らせる
●シャーレ1個につき、正常と思われる種子100粒を濾紙の上に重ならないように
並べる
●シャーレの蓋をして恒温器内に静置する
試験は28日間実施し、毎日、発芽状況を確認して記録していきます。
この試験結果をもとに「発芽率」や「発芽勢」を計算する予定です。
《参考》
発芽率=発芽力のある種子数の供試粒数に対する割合
発芽勢=発芽試験中における一定期間内に発芽した種子の割合
発芽率の数値が同じ場合は、発芽勢の値が大きいものほど勢いのある良い種子
が多く含まれていることになる