5月28日(木)、林業科2年生11名は島根森林管理署内の大江高山国有林(大田市祖式町)に出向き、木材生産の現場を見学しました。
森林管理署大田担当区の森林官さんに、現場の状況や搬出計画について、丁寧にご解説いただきました。
ハーベスタにより造材した丸太は、フォワーダと呼ばれる機械に積載され運ばれます。
こちらはフェラーバンチャーザウルスロボという機械で、路網開設において、支障木の伐採・集積など、一台で何役もこなす優れものです。奇しくも先日講義で動画を見たばかり。迫力ある現場の様子に、学生たちも熱心に見入っていました。
森林管理署では現在、地域の林業・木材産業の活性化を目指し、協定によるシステム販売の取り組みを進めておられます。取引材の規格や収支実績など、貴重なデータを元とした森林官さんの熱心な語り口に、皆真剣に耳を傾けていました。森林管理署の取組について知ることのできた有意義な一日でした。