BSワールドニュース5時の英BBC、6時独ZDF、7時仏F2。各国とも同じような内容のニュースを今日も流している。酷いものだ。
ロシア軍による各地の爆撃や戦車での侵攻。ボズネセンスクの市民が対戦車兵器でロシア軍戦車を破壊。爆撃により完全に破壊されたマリオポリ。各地で戦車侵入を阻むための橋の破壊。
一番心が痛んだのはZDFが流した虐殺映像。ロシア軍がセルゲイビッチ家族が車で避難するところをキエフ近郊の道路で襲い、狙撃兵は夫妻を射殺し、子供を拉致した。これを
ウクライナのドローンが撮影していたのだ。
まるで戦争映画で見たナチスが一般市民を虐殺するシーンだ。ロシア兵は既に7千人くらい戦死しているというから、もう狂っている。
収監中のナワヌルイに懲役9年を加算。これについてインタビューされたロシア国会議員は、ナワヌルイは政府を騙した、許せない、ロシアで収監されている政治犯は1人もいないと語る。
どれだけのウクライナ国民が殺されても、どれだけウクライナの街が破壊されても、アメリカも、EUその中心国のドイツ、フランスも、NATOも、これ以上の行動をおこさないのだろうか?
バイデン大統領は今週、NATOやG7の首脳会議に出席したあと、ウクライナの隣国ポーランドを訪れる。これについてサキ報道官は各国が軍事や人道支援、それに経済面での連携を確認する場になると語っている。
この状況を変えられる、何かできる国は、アメリカしかいないのだが、さあ?