回顧と夢想 (1) Turn to Right
年末年始に江藤淳の「保守とはなにか」読んでいて、1995年阪神大震災で明らかになったことがあるというくだりに様々な思いが込み上げた。 先ずは当然村山内閣のお粗末な危機管理能力...
回顧と夢想(10)1972年の出来事の映像は記憶の中にない
1972年のことを書いてみたい。その年3月私は家を出て東京西荻窪のアパートで生活を始めた...
回顧と夢想(9)所得倍増計画と日本列島改造論
沢木耕太郎は「危機の宰相」で池田隼人が所得倍増を掲げて総理となった時代、1960年から東...
回顧と夢想(8)60年安保のことは知らなかった
20歳になるころ私は日米安保条約の何たるかは知らなかったが、安保があるからアメリカのベ...
回顧と夢想(7)吉本隆明をめぐる断章ー2
吉本隆明全集6巻「憂国の文学者たちに」は二十歳前後に読んだはずだが。 吉本はこう書いている。 ...
回顧と夢想(6)吉本隆明をめぐる断章ー1
きょう私の回顧・夢想は吉本隆明に向かった。 呉の高校を卒業した私は、西荻窪の下宿で吉本隆明、小田実らを読んでいたから。 ...
回顧と夢想(5)民放連最優秀ドキュメントを見て思ったこと
日本民間放送連盟賞テレビ教養番組部門の最優秀賞を受賞したドキュメンタリーを見た。「三...
回顧と夢想(4)宇井純の公害原論や民青のともだち
ある日、高校2年のとき同じクラスになった川崎くんから呉湾の汚染の調査に誘われた。宇井純...
回顧と夢想(3)中学生、高校生となって
回顧と夢想を1953年からなどと書いたが、理解したいのは私がいつから政治や社会のことをあれ...
回顧と夢想(2)1953年からはじめたい
私の回顧或いは夢想はやはり1953年からはじめたい。私が生まれた1953年とはどんな時代だっ...