いっこうに止むことのないロシアのミサイル攻撃。それにより破壊され続けているウクライナ各地のインフラ、民家等々。そして失われていく人命。
こういう映像を見続けるうちに、プーチンやロシア軍への怒りは当然のことだが、むしろ彼らの存続を許しているロシア国民への怒り、もっと言えば憎悪が日増しに強くなっていく。
なぜ打倒しない? なぜ戦わない? なぜゼネストでもしないのか、沈黙しているのか等々。
そんななか、Nスペ「ロシアジャーナリストの闘い」を見て。
いつしかロシア国民へ怒りの矛先を向けていた自分を恥じた。
声を上げるだけで投獄される独裁政治の下で、暗黒社会の中で、生きることの恐怖や絶望を忘れていた、理解できていなかった。
プーチンを支持している人間もいるだろうが、大半の人々がウクライナ侵略をいいと思ってるわけがない。
自分たちが生き延びるために声をひそめている。でもそれでよしとしてるわけがない、何かしなければと思っているはずなのだ。
当たり前のことだけど、改めて、一般のロシアの人々を憎んではいけないと気づいた。
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