いよいよトランプの就任が迫ってきたので、積んだままだった「ジョン・ボルトン回顧録」を開いて三分の一まで読んだところだが。
ボブ・ウッドワードの「FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実」よりもずっとトランプ政権の内実が伝わってくる。
ボルトン自身だけでなく、ケリー首席補佐官、マティス国防長官、ポンペイオ国務長官らがトランプにどう対応していたかが、実にリアルに生々しく描かれているのだ。
1期目の早い時期に、ティラーソンの無能ぶりや政府高官の手口を直ぐに見抜いていたのだから、トランプ2.0は完全な政治主導となるだろう。
イーロンマスクによる行革、ウクライナと中東での戦争への対処、移民難民対策、対中国外交などで、来週からいったい何がはじまるのだろう。