昨日の日本語教室で思ったこと。

2024-06-04 11:16:00 | 政治や社会のこと
昨日はMIFA(まちだ地域国際交流協会)の日本語教室。
町田・相模原周辺に在住する外国人の日本語学習をサポートする団体で、わたしは2016年から参加。月曜日クラスでイングランドから来たダニエル・スネイプス氏のお相手をしている。
依頼されて書いたダニエルとわたしの短文が”MiFAニュース春号“に掲載された。

読み返して思った。
そう。わたしは確かにここで、かれらとの交流を楽しみ、またかれらから学ばせてもらっている。ところで、現在岸田政権は外国人労働者の受け入れ拡大の取り組みを、国民的な議論もないまま加速させている。
具体的には、永住や家族帯同が認められる在留資格「特定技能2号」の対象の拡大。1次産業やサービス業など11分野の追加などだが。

これらの政策には、わたしは俄かには賛成できない。
低賃金労働力が欲しい業界、企業はこうした外国人労働者の受入拡大は歓迎だろうが、3%超の賃上げ実現しようかというときに大きなマイナス影響となる。
永住外国人の受入拡大は事実上の“移民政策”促進となる。
ここ数年世界各地で紛争が激化し、短期間に大量の移民が入ったヨーロッパの国々で何が起こっているか?
治安は確実に悪化。その国の文化、伝統、常識などと衝突、社会的大混乱が起こっているのが現実だ。
わたしは毎日BBC、CNN、米ABC、仏F2、ZDF独などを見るので、移民・難民問題が西側先進諸国にいかに深刻な事態になっているか知っている。

日本はそうならないでほしい。各政党、政治家諸氏には、この問題をよく考えてほしい。裏金問題ばかりやってる場合じゃない。国民的な議論を踏まえて方向性が決められなければならない。
在住外国人の方々と日本人の、わたしたちの活動もそのひとつだが、友好的で良好な関係、交流がやりづらい社会になってほしくない。
原稿を書いたのは2月だが、改めて読んでそんなことを思った。





















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