ジョンソンの後任を決める与党 保守党の党首選は来月5日だが、トラス外相が支持率でスナク前財務相を大幅にリードというから驚く。
大手調査会社ユーガブ調査の支持率はトラス氏が66%、スナク氏が34%。
物価高騰など経済問題での有権者の不満は相当なもので、財務省の推すスナク氏では減税もなく耐えられないという悲鳴だろう。
しかし保守党自体は支持率を低下させている。ユーガブ調査では労働党43%、保守党28%で15ポイントもの大差。
ジョンソンはお行儀が悪くモラルも怪しいが、ウクライナ侵略への対応は非常に心強いものだった。
日本やアメリカにとって、外交安全保障問題でのイギリスはフランスとドイツよりはるかに信頼できるパートナーだった。新政権になっても変わらないでほしい。