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本と音楽とねこと

Emotion & Commotion

Jeff Beck,'Emotion & Commotion'(2010)

 一昨年来のライブで相性抜群だったJoss Stoneとの共演、オーケストラをバックに奏でる壮大な'Nessun Dorma'等、話題性にことかかぬアルバムだ。自らのギターの可能性を最大限に生かし切った楽曲で、最初から最後まで聴く者を飽きさせない。美しくスリリングな音の洪水に圧倒された。  

1960年代からギターという楽器の可能性を追求し続けている孤高の音楽家ジェフ・ベック。そして、65歳になった今もその姿勢は不変であることを証明したのが、この7年振りとなるニュー・アルバムだ。近年のバンド・メンバーであるタル・ウィルケンフェルド(ベース)、ヴィニー・カリウタ(ドラム)、ジェイソン・リベロ(キーボード)の3人を核としたアンサンブルの上をスペイシーなギター・サウンドが縦横無尽に舞う。ジョス・ストーンらをフィーチャーしたヴォーカル・トラックも聴きものだ。(ADLIB 2010年4月号)

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