見出し画像

本と音楽とねこと

Paul Potts,'One Chance'(2007)

 いやはや、掛け値なしですばらしい。
 聴かせどころをこころえたもっと巧いプロのオペラ歌手ならほかにたくさんいる。しかし、この歌声は、Paul Pottsにしか出せない。聴く者のこころにしみいるとても味わい深い歌声だ。
 全世界を陶酔させた'Britains Got Talent'での衝撃の「デビュー」。(←あまりにできすぎたカメラワークゆえやらせではないのかと疑ったほどだ。)その後、明らかになるこれまでの不遇の人生。そして、押しも押されぬ実力派の歌手として大成する。そのドラマティックな展開から、ハリウッドで映画化されることが決定しているそうだ。
 世界は「意味」をもとめている。実力と数々の不運。あきらめきれない夢とそれを格好の食い物にして物語化するうさんくさいショービジネス。その隙間からこの奇跡の音楽は生まれた。

ポール・ポッツ@wiki

Welcome - Paul Potts

 

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「音楽」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事