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本と音楽とねこと

新版 構築主義の社会学

平英美・中河伸俊,2006,『新版 構築主義の社会学─実在論争を超えて』世界思想社(¥2,415)08.6.30

 好評だった旧版を改編した新版。
 構築主義論争のポイントをおさえるのに最適。また、構築主義の現実への応用可能性についての示唆に富む。

<目次>
1 事例研究編
クレイム申し立てのなかのレトリック―行方不明になった子どもという問題の構築
DSM‐3における心的外傷後ストレス障害(PTSD)―診断と疾病の政治学における事例
ストーカー行為の自然史―関係についての非対称な認識の展開過程
「推定無罪」と科学知識の社会学―成員の達成としての実在論VS.懐疑論
2 理論編
オントロジカル・ゲリマンダリング―社会問題をめぐる説明の解剖学
構築主義論争の帰結―記述主義の呪縛を解くために
システム論的臨床社会学と構築主義
フィールド研究の倫理とエスノメソドロジー―社会リアリティの変化と社会理解ループの変化
構築主義アプローチの到達点―エンピリカルな見地からの課題と展望)

執筆者のお一人、矢原隆行氏よりご献本いただきました。ありがとうございました。紹介が遅くなり申し訳ありません。

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