あまりに陳腐でベタなギャグの連続に笑うに笑えないかもしれない。 思うに、たけしは、映画というクールなメディアのそれゆえの陳腐さに辟易してんじゃないか。映画監督・たけしだけでなく、映画という表現形式そのものをも唾棄し解体している作品のようにも思えた。