・・・社会保障の制度設計において価値中立的な視点をつらぬくのが困難なことをふまえ、持続可能な、「公平」と「平等」とのバランスのとれた制度を構想する。障害者自立支援法施行、介護保険制度改正前に書かれた本だが、示唆に富む観点、提言はいまでもじゅうぶんに参考になる。
かつてのような右肩上がりの成長が見込めない現在、もはや、旧来のままでは立ち行かなくなった社会保障制度。その中で、なんとかみなが「納得できる」制度を作るにはどうしたらいいのか。年金・医療・子育て、と従来バラバラに論じられがちの諸論点を、「身の丈」「安心感のある」「公平性」「わかりやすさ」という四つのポイントで、一貫した観点からまとめて考え直し、錯綜した問題の整理と、将来へ向けての具体的な処方箋を提示する。(「BOOK」データベースより)
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