本と音楽とねこと

コロナ後の世界、コロナ後の世界を語る

 この手の本に、あまり期待してはいけない。
 ことに、信頼性の高い内外の情報を摂取してきた人は、がっかりするだろう。さまざまな学問領域で高い評価を受けてきた人々も、新型コロナウィルスに関しては、わたしたちと同じ「素人」なのだから。
 ウィルス(禍)についての新たな知見を得られるものではないが、コロナ禍を機に、生命、環境、政治、経済等にわたって、筆者たちとともに思索してみるのは有益な経験だ。

大野和基編,2020,コロナ後の世界,文藝春秋.(8.12.2020)

目次
第1章 独裁国家はパンデミックに強いのか
第2章 AIで人類はレジリエントになれる
第3章 ロックダウンで生まれた新しい働き方
第4章 認知バイアスが感染症対策を遅らせた
第5章 新型コロナで強力になったGAFA
第6章 景気回復はスウッシュ型になる

新型コロナウイルスが国境を超えて蔓延する中、現代最高峰の知性六人に緊急インタビュー。世界と日本の行く末について問うた。このパンデミックは人類の歴史にどんな影響を及ぼすのか。これから我々はどんな未来に立ち向かうのか。世界史的、文明史的観点から大胆に予測する。


朝日新聞社編,2020,コロナ後の世界を語る──現代の知性たちの視線,朝日新聞出版.(8.12.2020)

目次
第1章:人間とは 生命とは
第2章:歴史と国家
第3章:社会を問う
第4章:暮らしと文化という希望

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