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本と音楽とねこと

「宅老所よりあい」解体新書

豊田謙二・黒木邦弘,2009,『「宅老所よりあい」解体新書』雲母書房 (¥1,890)'11.5.2

 福岡・地行の浄土真宗寺院を借りてはじまった「宅老所よりあい」事業。長住の「第2宅老所よりあい」ともども、その先駆的なソーシャルワーク、コミュニティワーク実践の歩みを記録した、資料的価値の高い一冊だ。
 ソーシャルワークの一般理論と「宅老所よりあい」の実践をすりあわせる試行もあるが、表現の質がもう少し高ければうまくいっていただろうのに、惜しいことだ。

目次
第1章 宅老所よりあいの理念
第2章 若年アルツハイマー症の女性
第3章 地域が動く
第4章 宅老所よりあいの記録とミーティング
第5章 宅老所よりあいに関わる人たち
第6章 家族介護の応援団―地域の中で

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コメント一覧

親と子
 まあ、親子、夫婦、きょうだい間には、いろいろ面倒なことがありますよね。
 わたしも、虐待、溺愛を繰り返し、過保護、過干渉であり続けてきた両親とは、たとえ要介護状態であっても、可能な限り関わりたくありません。
 家族、親族と絶縁しても、なんとか生きていける環境を創っていきたいものです。
naoko.s
すみません。
何を言えば、良いのかも。に訂正。
それから、殺したかったのは、
病んだ母を受け入れなかった父です。

母への思い、法的措置をとったまま
死に別れた父への思いは、一生の枷と
なりました。

ごめんなさい。また、震災の時のように
なっていますね。お元気で。
naoko.s
当事者
家族として、あの地域では、ダークで。

NHKの地域番組の特集でも、そのことは避けていただいたり、地域新聞のある年の正月の一面になった記事でも匿名にしていただいたりしながら、私は逃げてきました。たぶん、先生はまだ、遠隔地におられたか・・・

そのお陰で、きょうだいから、縁を切られずに
すんでおります。

もし、題材になるなら、提供します。私のライフコースについては、教育社会学のFさんが、題材にするそうですけれど。

少し、元気になりました。改めて、ありがとうございます。



お久しぶり
落ち着いたら、手記でも書いたらいかがですか。
当事者家族による貴重な記録になるかもしれませんよ。
naoko.s
そして・・・
2012.11月、母は逝きました。
先週、四十九日を無事終えました。
沢山のことが整理できないでおります。
どこに、何を言えば言いのかも。
私は、親を殺さずにすみました。
TKさん、私は、どうすればいいのでしょう・・・
ってか、生きるだけですけど。
お母さま
そうだったんですか。驚きです。知りませんでした。
富山型デイケアにしろ、この宅老所よりあいにしろ、志のある福祉のプロだからこそなしえた事業ですよね。
遠い夢なんでしょうが、すべての大規模施設が解体され、小学校区に一つずつ包括的な小規模事業所が整備されることを望みます。
naoko.s
こんにちわ
ブログで見かけて、久しぶりにこの書を手にとって
みました。2章の主人公である母も今年の秋には75歳になります。

その章については細かいことですが、「48歳の時にあと5年と言われた」のではないしなあ・・・と笑ってしまいました。母は、バリバリに活躍していましたから。どこかで、自らはアルツハイマーではないかしらと懸念しつつ。(知人の精神科医を尋ねて、仮面うつだよと笑い飛ばされていたのです。素人の母の自己診断の方があたっていました。)

今津日赤にて53歳の時に、「お母様は、アルツハイマー病のようです。4.5年前に発病していた可能性があります。(年齢が若いせいか)早くて三年、長くても10年でしょう。」と言われました。母は、待合室でした。このことを、よりあいの10年記念冊子に書きましたら、このこと以外のことも、勝手に一人歩きしていて、ちょっと確認してくれたらなあと思うこともあります。

何はともあれ、診断から22年たちました。宅老所よりあい、そしてそれを取り巻く方々のお陰で生きております。

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