ロックンロールやブラックコンテンポラリーの最前線で活躍していたころのKenny G、そのサックスの調べはえもいわれぬくらいにすばらしかった。(【名盤】Kenny G,"Duotones"【紹介】参照。)その後、1990年代以降は、美しくはあるのだけれどもおとなしいスムーズジャズでしかなくなったKenny Gのサックスにやや物足りなさを感じていたわけだが、ボサノヴァのリズムに彩られた本作は、Antonio Carlos Jobimがもちろん好きなわたしの耳に、とても心地よかった。こんな熟成のあり方もあったのだな。
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