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ミッション・リストラ?クルーズさん、契約打ち切り

トム・クルーズ@Wikipedia
トム・クルーズが失読症(Dyslexia、学習障害の一つ)をもち、それを「サイエントロジー」の創始者ロン・ハバードが説く学習法で克服したらしいことは広く知られている。しかし、先天的な障害自体が消失することはない。数々の「奇行」も、この障害によるものではないだろうか。

ミッション・リストラ?クルーズさん、契約打ち切り
 【ロサンゼルス=古沢由紀子】米人気俳優トム・クルーズさん(44)の最近の“奇行”が目に余るとして、米映画会社大手のパラマウント・ピクチャーズが14年間に及んだクルーズさん側との契約を打ち切ることが22日、明らかになった。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が伝えた。
 同紙によるとパラマウント側は、クルーズさんが新興宗教「サイエントロジー」に傾倒し、その教えにもとづき精神医学を激しく攻撃していることや、テレビ番組で女優ケイティ・ホームズさん(27)との婚約について問われ度を越したはしゃぎ方をするなど、とっぴな言動を問題視。映画の観客動員に影響し、好感度調査でも人気が急落しているとして、クルーズさんの製作会社との契約打ち切りを決めた。
 パラマウントの親会社会長は同紙の取材に、「最近の彼の行動は容認しがたい」と語った。クルーズさんの事務所は「別の会社から資金提供を受ける」と説明している。
 クルーズさんは米国を代表する人気俳優で、パラマウントでは出世作の「トップガン」や「ミッション・インポッシブル」シリーズなど多くのヒット作があり、最近はプロデューサーも務めていた。
(2006年8月23日12時2分 読売新聞)

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