先日、1998年式「プログレ」を定期点検に出したところ、エンジンオイルの滲みがあるとのことで、いったんは修理に出すことにしていた。その際、頼みもしないのに、「SAI」の見積書を渡された。そういや、昨年の車検の際は「プリウス」への買い換えを勧められたっけ。
3年ごとにマイナーチェンジ、6年ごとにフルモデルチェンジを繰り返し、顧客に頻繁に買い換えを促す、この国の貧困な使い捨て自動車文化はなにも変わっていない。
営業、うぜえ。
翌日、なにげにボルボのサイトを見てたら、わりと近くのディーラーに、2年落ちで走行距離が短い(約1万2千キロ)S40を見つけた。速攻で試乗し、「長く乗ることを前提にきっちり点検、整備していく。新型車のセールスはしない。」との言質をとって、購入することにした。
心配なのは故障のリスクだ。しかし、わたしは、日産車(「プリメーラ」)で高速道路走行中に一度、トヨタ車(「プログレ」)で踏切通過中に数度、エンストを経験したことがある。もちろん、点検、整備はきっちり行っていた。だから、ちまたの、日本車の故障のリスクはとりわけ低いなどという評価は、はなっから信じていない。
決め手となったのは↓の統計。
2010年米国自動車初期品質調査(IQS)
部品調達もグローバル化している現在、たいした初期品質の格差もなくなってきているのだろう。
外国車は、メンテにカネがかかるのが難点だが、いいものを大切に長く使うという価値観に日本車はなじまないのかもしれない。見切りを付けてせいせいした。
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