『不平等社会日本』以降に書かれた論文、エッセイを収録。
階層論から情報社会論、サブカル論まで、カバーされている領域が広く、けっこう楽しんで読めた。職業威信スコアへの懐疑など、ベタな階層論にはない良識がひかる。
目次
1 大衆憎悪社会
2 階層の閉域 言葉の閉域
3 00年代の格差ゲーム
4 暴力の現在形
5 横断されるメディア
6 不平等から格差へ
『不平等社会日本』で、一億総中流の時代の終焉を論じ、大反響を呼んだ著者が、相前後して各紙誌に発表した論考を集成。00年代の日本を覆う漠たるイメージに、犀利な言葉がかたちを与え、私たち自身の「欲望の現在形」をうつしだす。
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