雇用(制度)と社会保障制度の推移、変遷と現状とが詳述されており、問題の全体像を的確に把握するにはとてもよい本だと思う。
民主党政権や厚生労働省の施策への批判が手厳しいが、一々至極もっともな指摘であり、立法、行政の責任者には、しっかり傾聴していただきたいものだ。
目次
序章 「年越し派遣村」から民主党政権へ
第1章 加速する雇用・社会保障の危機
第2章 雇用保障・社会保障の仕組み
第3章 雇用崩壊はなぜ生じたのか
第4章 社会保障はどう発展してきたか
第5章 社会保障はどのようにして機能不全に陥ったのか
第6章 これからの雇用・社会保障はどうなるのか
終章 雇用崩壊・社会保障危機への処方箋
雇用の崩壊と社会保障の危機―。これは今や国民の最大関心事と言ってよいだろう。人間らしい暮らしができなくなるような、現在の日本の雇用・社会保障の危機はなぜ生じたのか。これから社会保障制度はどうなるのか。雇用保障・社会保障を再構築するための課題と処方箋。
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