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本と音楽とねこと

ひきこもりの国

マイケル・ジーレンジガー (河野純治訳),2007,『ひきこもりの国』光文社.(11.14.2018)

 文字どおりの「ひきこもり」の事例紹介にはじまり、議論は比較文化の次元に発展し、日本社会自体が世界の「ひきこもり」であることを実例をとおして明らかにする。
 分析はときに鋭く、的を得た指摘も多いが、事実誤認も散見される。とくに、韓国社会の民度が日本社会より高いかのような記述は、噴飯ものだ。2002年ワールドカップサッカー大会における、韓国人の露骨な他民族への差別、侮蔑行為について、ジーレンジガーはなにも知らないのだろうか。

目次
自分の奥深くに突き刺さった矢
絶対孤独感
長いトンネル
表の人格と裏の自己
日本の三変人
漂流する日本社会
精神の「鉄の三角形」
ブランド崇拝
子宮のストライキ
結婚できない男たち
命綱からの転落
日本を乗り越えた韓国の改革
新たな価値体系を生み出した韓国
ひきこもりの国と面倒見のいいおじさんの国
一筋の光

100万人の若者を自閉させるこの国の悲劇。衝撃の分析!日本の「風邪」が治らない本当の理由。

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