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本と音楽とねこと

オードリー・タン 自由への手紙

クーリエ・ジャポン編集チーム編,2020,オードリー・タン 自由への手紙,講談社.(1.29.2021)

 中学校を中退したあと、プログラマーとして活躍し、台湾、蔡英文政権の閣僚となったオードリー・タン。
 中高校生にも楽に読める体裁で、わたしには物足りなく感じたが、本書を読むまで、タンがトランスジェンダー(MtF)とは知らなかった。
 タンが天才であることはまちがいないが、学校になじめず中学校を中退しても独学で高度のプログラムを手がけ、「性別違和」を克服しホルモン療法で男性から女性に転換した人生のありようは、リベラルな思想ともども若い人たちを鼓舞してくれるにちがいない。

常識・ジェンダー・家族制度・格差・お金・仕事…。誰かが決めた「正しさ」には、もう、合わせなくていい。台湾の最年少デジタル大臣が日本の若き世代に贈る、あなたが新しい社会をつくるための17通の手紙。

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