本書は、森村さん、その膨大な大衆小説の作品群のなかから、数多くの人生訓を抽出した一冊だ。
退屈したとまでは言わないが、もっぱら「サラリーマン」を主たる読者層としてきたこともあって、時代錯誤の古臭いマッチョな価値観が目立ち、それがどうも気になった。
とはいえ、サラリーマン的処世術への批判は徹底しており、その点は共鳴できるところがあった。
残された時間を、どう生きるか。「人生の意味」を問い続ける森村文学、珠玉の一冊。
目次
1 老いを生き抜く力
2 「幸福」と「生きがい」をどう探すか
3 山はいのちを育む最高の場所
4 夫婦とは一体、何か
5 心が満たされる生き方
6 組織の中での「自分の居場所」の見つけ方
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