千葉大学の教員を中心とする研究グループによる論文集。
園芸療法からまちづくり、低炭素排出社会、脱生産主義的福祉社会の構想に至るまで、多様なテーマが俎上に載せられている。
長期的な社会構想としての「持続可能な福祉社会」のビジョンが遠望できる好著だ。
「ケアと自然の融合」「持続可能性と社会的公正の両立」をめざして。これまで縦割りだった「環境」と「福祉」の二分野を総合的な視座のもとに統合し、日本・世界がめざすべき新たな社会のビジョンを構想する。国内のみならずドイツやオランダなどの政策・事例も紹介され、問題解決のための魅力的なアイデアが、第一線で活躍する研究者らによって提示される。
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